ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-03

[米ドル円]FOMCで下振れと反発

(米ドル円日足)

USD_JPY_20190320_hiashi.jpg

明日の未明に開かれるFOMC会合では金利見通しとパウエル議長記者会見に注目が集まる。
金利見通しではこれまでの年2回の利上げが1回に引き下げられるとの見方が多く既に織り込み済み。
もし、利上げが0回であれば一時的にドル売りに動く可能性が高い。ただ、パウエル議長が景気判断を国内ではなく海外への影響を懸念するようならドル売りも限定的とみる。
明日は東京市場は休場となるため一時的にドル円の売りが強まり上昇チャネルの下限を下回り一時的に111円を割り込む可能性もある。
しかし、NY市場では金融緩和姿勢が改めて示されるとの見方が広がれば株式市場は上昇しドル円は反発に転じ112円台も視野に入る。

ドル円予想レンジ: 112円20銭(BB上限、76.4%)~110円90銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]EU首脳会談で離脱延期に前向き

(ポンド米ドル日足)


21-22日に開かれるEU首脳会議では英国に条件付きの離脱延期を提示する計画であることが伝わると延期期待が高まりポンドは上昇。1.3313を付けたものの直ぐに失速。
BBCがメイ首相は29日設定の離脱期限を6月末まで延長するとともに離脱を最大2年間先送りする選択肢を求める書簡を19日までにトゥスク大統領に送付するとの報道が伝わった。一方、フランス当局者は離脱延期はいかなる要請も明確な理由が必要との考えを示した。離脱協定案の採決が実施されない場合には合意無き離脱になることを意味すると語ったことから不透明感が漂う中でポンドは上値の重い展開となった。
最終的に延期となれば一先ずその間はポンド売り材料は後退することから上値を再度試す展開を予想する。
上値目途としては13日に付けた高値1.3387やボリンジャーバンドの上限が位置する1.3380付近がレジスタンスとして意識される。

ポンドドル予想レンジ:1.3380(BB上限)~1.3220(38.2%)

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[豪ドル米ドル]FOMC後一段の下値を

(豪ドル米ドル日足)


昨日の東京時間に発表された豪州10-12月期住宅価格指数は-2.4%と予想の-2.0%を下回った。改めて住宅市場の低迷が示されたことで豪ドル売りに反応。しかし、同時に公表されたRBA議事要旨では「短期的に政策金利を変更する根拠はない」「金利はある時点で引き上げか引き下げとなるのが妥当」との内容が示された。市場は年内2回の利下げの見通しが示されていたこともあり豪ドル買いで反応。結果的に豪ドルは買いが優勢となった。しかし、買いは続かず欧米市場にかけて再び豪ドルは下落に転じた。
ボリンジャーバンドの中心を終値ベースで若干だが下回ったことで豪ドルの上値の重さが確認された。
明日の未明にはFOMC会合が開かれるが予想通りの結果となれば米ドル買い戻しの動きが強まり、豪ドルは一段の下値を試す展開が予想される。

豪ドルドル予想レンジ:0.7120~0.7050(61.8%)

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[全般]FOMCと日本の祝日

昨日も前日に引き続きFOMC会合やEU首脳会談を控え株や為替市場では様子見姿勢が継続。ドル円は111円前半からミドルでのレンジのもみ合いが続いている。
昨日の東京市場では日経平均株価が下落して始まるとドル円も111円16銭まで売られるなど上値の重い展開が続いた。また、この日は豪州経済指標などで豪ドルを中心とした動きが目立った。
欧州市場ではブレグジットに関する要人発言が英国や欧州から聞かれたが反応は限定的となった。
市場は21-22日のEU首脳会議やFOMC会合を控え様子見姿勢が広がった。
NY市場が始まると長期金利が上昇し株式市場の先物が買われたことを背景にドルが全面高。ドル円はこの日の高値となる111円47銭を付けた。
しかし、その後「中国側の抵抗で米中貿易交渉が後退していることを懸念」といった一部米政府高官発言が伝わるとドル円で売りが強まったがすぐに買い戻された。
トランプ大統領が「中国との通商交渉はとても順調」と発言。また、ムニューシン財務長官とライトハイザーUSTR代表が来週北京を訪問することを好感。
いずれにしても各市場は大きな方向感が出にくく動意が乏しい。
明日未明に開かれるFOMC会合では中立金利や利上げ回数に市場の注目が集まる。
金利見通しがこれまでの年2回の利上げから1回になるとの見方を市場は既に織り込んでいる。もし、これが0回になれば一時的にドル売りに動くとみる。
明日は日本が祝日となるため発表以降は市場の流動性が低下することもあり一方向に動きやすくなっている。
いずれにしてもFOMC発表前はポジションをできるだけ軽くしておきたい。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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