[米ドル円]過度なドル安による反転も

本日未明に開かれたFOMC会合では年内金利見通し中央値が従来の利上げ回数を2回からゼロへ。バランスシート縮小も年内終了を5月から減速し9月に終了することを表明。予想以上にハト派的な内容となったことで事実上利上げ終了との見方が市場に広がりドルは全面安。NYダウも下落したことから円買いの動きも重なりドル円は111円55銭から一気に110円53銭まで1円下落。日本が祝日ということもあり薄商いの中で過度に反応した観もある。
欧州市場ではドル安の流れが続く可能性もあるがNY市場から明日の東京市場にかけて買い戻しの動きが強まるとみている。
金利見通しに関して市場の一部では利下げも想定していたこともあり、それ程ハト派ともいえない。
ボリンジャーバンドの下限でもありフィボナッチ38.2%戻しとなる110円40銭付近では買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ: 111円20銭~110円40銭(BB下限、38.2%)
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[ポンド米ドル]EU首脳会議とBOE政策会合

メイ首相はEUに対して3月29日の離脱期限を6月末まで延期する要請を提出した。
本日から始まるEU首脳会議では離脱延期をどうするかについて協議される。
ユンケルEU委員長は5月24日から26日までのEU議会選に参加するなら延期を受け入れる姿勢を示した。しかし、メイ首相は昨日の欧州時間に「英国は欧州議会選挙に参加すべきでない」と主張。今回の首脳会議で離脱時期延期を見送る可能性もあり、そうなればポンド売りが一段と強まる可能性もある。
今日はロンドン時間にBOE政策会合が開かれる。
ブレグジットを巡り景気には慎重な姿勢が示される可能性が高く、ポンドが売られやすい地合いの中で投機的な売りを誘う可能性もある。
ポンドドル予想レンジ:1.3250~1.3120(61.8%)
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[豪ドル米ドル]米金利低下で豪ドル買い

東京市場が始まったところでブロックRBA総裁補佐は「RBAは銀行に行き過ぎた引き締めは行わないように促している」「銀行のクレジットの厳格さよりもローンの低需要が住宅価格には重要」などと発言。これを受け豪ドルは0.7058まで下落した。その後はFOMC会合を控え買い戻しが入り0.71ドル台を回復。
その後FOMC会合では予想以上にハト派色の強い結果となったことで米長期金利は急低下。ドル売りが強まり豪ドルは0.7150まで上昇した。その後は利食い売りに押されたものの金利差拡大による豪ドル上昇幅は広がった。
ボリンジャーバンドの上限でありフィボナッチ61.8%戻しとなる0.7180付近がレジスタンスとして意識される。
豪ドルドル予想レンジ:0.7180(BB上限、61.8%)~0.7100
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[全般]ハト派的なFOMCで利上げ終了
東京市場ではFOMC会合を控え慎重な始まりとなったが21日祝日を前にポジション調整のドル買い円売りの動きも見られた。
欧州市場では英国のEU離脱期限延期を巡り不透明感が広がる中でポンドは上値の重い展開で始まった。しかし、FOMCを控えていることもあり全般に緩慢な値動きが続いた。
注目のFOMC会合では政策金利は予想通り2.25%から2.5%を据え置き。
声明文では「米経済活動の拡大は昨年第4四半期の堅調なペースから減速した」「先行きの政策金利の調整には慎重姿勢を維持し利上げを我慢できる」とした。
金利見通しは年内利上げ回数の中央値が従来の2回からゼロ回になった。また、バランスシートの縮小については5月からペースを減速し9月に終了すると表明。19年成長率も従来の2.3%から2.1%に引き下げられた。
市場の予想を上回るハト派色が強かったことでドルは全面安。市場では事実上利上げは終了したとの見方も広がり米長期金利は2.52%と約1年2か月ぶりの低水準となった。
パウエルFRB議長は「9月以降のデータによると成長は予想以上に減速」「欧州や中国では成長が鈍化」「英国のEU離脱問題はリスク」など悲観的な見方を示したこともありNYダウは大きく下落して引けた。
緩和姿勢は株価にとって好材料ではあるが景気見通しへの不安が上値を抑えた格好だ。
結果的にドル安と円高が進みドル円は111円ミドルから110円ミドルまで1円余り下落。
ただ、他の主要通貨も対ドルで買いが進んだことでポンド円以外のクロス円に変化は見られなかった。
日本が祝日のため市場の流動性が低下する中でのドル売りとなったことから、欧米市場ではその反動が最終的に入るとみている。
ただ、最初はドル安の流れが継続する可能性もあり余り突っ込み過ぎて底値近辺の売りには注意したい。
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