ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-03

[米ドル円]出遅れたリスクオンの円安

(米ドル円時間足)


FOMC会合でドル円は111円ミドルから一円下の110円ミドルまで下落。東京市場が休場ということもありこの日のアジア市場でドル円は上値の重い展開が続いた。
欧州市場ではポンドやユーロのクロス円の売りが入りこの日の安値となる110円30銭を付けた。しかし、その後はドル買い戻しの動きが強まり反発。NY市場ではこの日発表された米製造業景気指数が予想を上回った事を機に上昇に転じた。
111円付近は半値戻しにあたることから一先ずその手前の110円96銭で上値が抑えられた。
休み明け東京市場では株価上昇の動きを反映し111円台を試す展開も予想される。
ただ、FRBのハト派色を背景にドルの上値も限定的とみておりフィボナッチ61.8%戻しの111円20銭付近が戻り高値として意識される。

ドル円予想レンジ: 111円20銭(61.8%)~110円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]離脱時期を巡り不透明感広がる

(ポンド米ドル日足)


メイ首相は前日に6月末まで離脱期日延期をEU側に要請。しかし、昨日EU高官が「EU27か国は5月22日までと主張」と、23日を超える離脱延期を認めなかった。
更にユンケル委員長は「メイ首相は英議会の承認を得る必要がある」など、議会の離脱協定案承認を条件に出した。これを受け、市場は合意無き離脱の可能性が高まったとの見方からポンド売りが強まった。
この日はBOE政策会合が開かれたがブレグジットを巡り金融政策が左右されることが示された。結果的に市場の反応は見られず、金融政策もブレグジット次第となった。
一先ずボリンジャーバンドの下限で下げ止まった。ダブルトップのネックラインとなる1.2970を下回らなかったことで寧ろダブルボトムを形成した可能性もある。
合意無き離脱は最終的に回避されるとの期待もありポンド買い再開。

ポンドドル予想レンジ:1.3240(61.8%)~1.3000(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[カナダドル円]原油価格の上昇で

(カナダドル円日足)

CAD_JPY_20190322_hiashi.jpg

FOMC会合直前に83円82銭まで買いが進んだものの、発表後カナダ円は一気に83円前半まで下落。一旦は買い戻しも見られたがアジア市場が始まると再び売りが強まり83円を割り込んだ。NY市場ではボリンジャーバンドの下限となる82円74銭まで下落したものの下げ止まった。
原油価格が1バレル60ドル台に回復したこともありこの近辺ではカナダドルの買い戻しの動きも見られた。
今日のNY時間にはカナダの小売売上やCPIが発表される。双方前回よりも改善されると予想されており、結果通りであれば週末要因もあり買い戻しが強まるとみている。
ボリンジャーバンドの中心線は依然上昇トレンドを継続。
逆張りのボリンジャーバンドだけに、下限付近では買いを入れておきたい。

カナダ円予想レンジ:83円40銭(50%)~82円80銭

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[全般]FOMCの反動

未明に開かれたFOMCのハト派寄りの結果を受けドルが急落したが一晩経てば大きく反発。NY株式市場は三指数ともに大きく上昇したものの円安には反応しにくくドル円の上昇は他の主要通貨に比べて限定的となった。
昨日のアジア市場は日本が休場ということもありドル円やクロス円は全般に小動き。一方、豪ドルやNZドル等のオセアニア通貨は活発な取引がみられた。
欧州市場ではユーロやポンドが下落してスタート。FOMCの結果を受け大きく上昇した反動とみられた。最初はクロス円の売りが先行しドル円もこの日の安値となる110円30銭まで下落。しかし、その後はドル買いの動きが強まりドル円も反発。
ポンドは英国の離脱期限延長を巡りEU側が難色を示したことから下げ幅を拡大。一時ドル円も攣られ安となる場面も見られた。
NY市場が始まったところで3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が13.7と予想の4.5を大きく上回るとドル買いに反応。ドル円もこの発表を機に上昇に転じた。
FRBは米景気を背景に緩和姿勢を示した一方で、景気指数の結果を見るとハト派寄りに傾き過ぎたとの見方もあったようだ。
NY株式市場は前日金融株中心に下落したもののこの日は三指数ともに大幅高となった。
リスクオンの円安はそれ程見られなかったもののドル買い戻しの動きがドル円を押し上げる格好となった。
休み明けの東京市場では株価は上昇して始まると予想されドル円も底堅い動きが期待される。しかし、年内利上げの可能性がなくなったことでドルの上値は当面抑えられることから上値も限定的。
ただ、米経済指標には反応しやすくなっている。
今日のNY時間に発表される米PMIや住宅関連指標の結果次第では週末ということもあり一段のドル買い戻しを促すきっかけになりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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