ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-03

[米ドル円]過度な警戒感後退

(米ドル円時間足)


先週末のNY市場で株価が急落したことで週明け東京市場でもリスクオフの円高が先行。
ドル円は109円71銭まで下落。その後も110円を挟んで狭いレンジ内でのもみあいが続いた。
結局先週末からドル円は109円70銭手前で三回跳ね返されたことで目先の底値を確認した可能性が高い。
NY株式市場もダウが小幅プラスで引けるなどパニック的な下げは見られなかった。
逆イールドも解消され、トランプ大統領のロシア疑惑もピークを越えたことで市場には過度な悲観的な見方が後退。安心感が広がり始めている。
109円70銭下に損切りを入れながら押し目買いを狙いたい。

ドル円予想レンジ: 110円30銭(38.2%)~109円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ドイツ経済指標改善で買い戻し

(ユーロ米ドル日足)


先週末に発表されたドイツPMIが予想を下回り世界的な景気減速懸念からNY株式市場の急落のきっかけを作った。
昨日発表されたドイツの3月IFO景況指数が99.6と予想の98.5を上回ったことで過度な景気減速懸念が後退。先週末急落したユーロの買い戻しがみられた。
NY市場では米長期金利が低下したことから更にユーロ買いが進みこの日の高値となる1.1331まで上昇。ほぼ高値圏での引けとなった。
180日移動平均線を見ると依然として下降トレンドが継続。
先週から急落したユーロのショートカバーが一巡すれば再び下落に転じるとみる。

ユーロドル予想レンジ: 1.1360(50%)~1.1300

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[豪ドル米ドル]買い戻し一巡で再び

(豪ドル米ドル日足)


週明け東京市場では日経平均や上海総合指数が軟調な地合いで始まると豪ドルも0.7066まで下落。しかし、先週末に売られ過ぎた反動の買いが入ると豪ドルは反転。欧州からNY市場にかけて殆ど戻しなく一本調子の買いが続いた。
米長期金利が低下したことも豪ドルの底を押し上げた。
ボリンジャーバンドの中心線は緩やかな下落が続いているもののバンドの幅は横這いで推移。
米国FRBは緩和姿勢を示したことで急速に米長期金利が低下し、昨日は一時2.3%台を付けた。これは年2回の利下げを市場が織り込んできたことを示すものだ。
やや急速に低下したことでそろそろ反発に転じる可能性もあるが目先は豪ドルの買いの勢いが残る。
バンドの上限に近づいたところでは売りを出しておきたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7150(61.8%)~0.7090(BB中心)

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[全般]NY株価と米経済指標の動きに注目

先週末に大幅安となったNY株式市場は一先ず落ち着きを取り戻した。米長短金利差が逆転したことで広がったリセッション懸念に対する過度な反応も見られなかった。暫く米経済の動向を見極めようと市場は様子見姿勢が強まった。
週明け東京市場は前週末のNY株式市場の急落を受け日経平均株価が大きく下落。上海総合指数も下落に転じるとドル円は一時NYで付けた安値109円75銭を下回る109円71銭まで下落した。
欧州市場ではメイ首相の離脱協定案に対する本採決を巡りポンドが一喜一憂。方向感がみられず上下に振らされる動きが目立った。
また、先週末にNY株価下落のきっかけとなったドイツの経済指標ではこの日発表された3月IFO景況指数が予想を上回ったことからユーロは上昇。市場には安心感が広がりドル円も底堅い動きとなった。
NY市場では先週末に急落した株式の流れを継いで軟調な地合いで始まると円買いで始まったもののその後株価は反発。ドル円やクロス円も上昇。
しかし、その後米長期金利が低下したことで再びドル売りが強まるとドル円は109円75銭まで下落した。
しかし、米短期金利が長期金利以上に低下したことでイールドカーブのスティープ化が進みNYダウはプラスに転じた。
トランプ大統領のロシア疑惑も証拠不十分で罪が認定されなかったことで目先の不透明感は後退。
一先ずNY株式市場は先週のようなパニック状態から落ち着きを取り戻しドル円も目先底値を付けた可能性が高いとみる。
今日のNY時間には米住宅着工件数やケースシラー住宅価格、そして消費者信頼感指数などが発表される。
これらの結果がNY株式市場へどう反応するかで市場のセンチメントが好転したかどうかを見極めたい。

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