ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-03

[米ドル円]期末の動きに注目

(米ドル円日足)


東京市場でドル円は110円01銭まで下落。日経平均株価が大幅安となったことからリスク回避の円買いが先行。ブレグジットへの懸念やトルコ信用不安を背景としたものだが、110円にはオプション絡みの買いも観測され反発。
米長期金利の上昇もあり欧州からNY市場にかけて上昇が続いた。
NY株式市場も米中閣僚協議の進展期待から三指数ともに上昇するとリスクオンの円安が進みドル円はこの日の高値となる110円83銭まで上昇。
今日の東京市場でもNYの流れを引き継ぎ底堅い動きが予想される。
今日は日本の機関投資家なども含め期末のところが多いことから新たなポジションメイクが入る可能性がある。
日足チャートを見ても今年に入りドル円は上昇トレンドが継続。一目の雲の上限がサポートとなっており110円前半は買い場とみる。

ドル円予想レンジ: 111円20銭(BB中心、61.8%)~110円30銭(雲の上限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]離脱期限超えで反発も

(ポンド円日足)


首相辞任覚悟で臨んだ離脱代替案採決も支持を得られなかったことでポンド売りが加速。
ヘッジファンド勢などの売りも見られポンドは対ドル対円で下落。
ほぼ安値圏での引けとなった。
今日は3回目の採決が実施されるが合意に至る可能性が非常に低い。
3月29日から2週間延期されたものの本来ブレグジット期限ということから、この日を超えたところで新たな動きが強まる可能性が高い。
144円付近はこのひと月の間に何度かサポートされたレベルでもあり意識される。
昨日の離脱案が承認されなかったことで売りが強まったことで目先のポンド売りは一巡した観もある。
一旦は144円付近で買いを入れておき、143円70銭付近で損切りを置く。

ポンド円予想レンジ:146円30銭(BB中心、50%)~143円70銭(3月11日安値)

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[米ドルカナダドル]加GDPに注目

(米ドルカナダドル日足)


FRBの緩和姿勢が示されてからもドルカナダは上昇が続いている。BOCも同様に金融緩和政策へと舵取りを変えてきたこともあり昨日もカナダドル売りが強まった。
昨日はトランプ大統領が原油価格は高すぎると発言したものの原油価格は底堅い動きで推移している。
1.34ミドル付近は今月前半にも何度か上値が抑えられたレベルでもありボリンジャーバンドの上限も位置するなど強いレジスタンスとして意識される。
今日のNY時間にはカナダの1月GDPが発表される。前回の1.1%から1.3%に上昇すると予想される。
天井を確認したところでドルカナダの売りを出してみる。

ドルカナダ予想レンジ:1.3470(BB上限)~ 1.3370(BB中心、38.2%)

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[全般]ハードブレグジット懸念とNY株高

英議会がメイ首相の離脱案に代わる選択肢投票を行ったが全て過半数には届かず改めてハードブレグジットへの懸念が拡大。ポンド安がクロス円全般を押し下げるとドル高円高の動きが強まった。一方、NY株式市場は米中協議の進展などから堅調な地合いとなったことで円安の動きも強まりドル円は底堅い動きとなった。
昨日の東京市場の早朝にポンドの下げが加速。英議会で8つの示唆的投票の集計結果はいずれの離脱代替案も過半数の支持を得られなかった。メイ首相は承認されれば辞任する考えを表明したものの、説得には至らなかったことで手詰まり感がポンド売りを促した。
また、トルコの信用不安の拡大から日経平均株価が大幅安となりドル円は110円01銭まで下落した。しかし、110円には纏まった買いが観測され上昇に。米長期金利の上昇からドル買いの動きもありユーロやポンドの売りが続いた。
NY市場が始まったところで米10-12月期GDPが予想を下回ったものの市場への影響は限定的となった。また、その後発表された2月住宅販売保留指数も予想を下回り、前月も下方修正されたことから株式市場の売りを誘った。しかし、既に金利が低下していることから今後住宅市場の下支えとなるとの見方もあり為替市場ではドル売りに繋がらなかった。
寧ろ米中閣僚協議の進展を好感し株式市場は三指数ともに堅調な地合いで推移。
米長期金利も下げ止まりから上昇となったことからドル円は110円83銭まで上昇。
今日は週末で月末、そして日本の期末ということから慎重な動きになるか、或いは新たなポジションメイクの動きがみられるか注目される。
欧州ではブレグジットの期限を迎えることでポンドが波乱含みの展開が予想され、各相場に影響を与える可能性もある。
ただ、米国発により各国の緩和姿勢が打ち出され市場全体が落ち着きを取り戻してきたことで円安の流れは継続するとみる。
一方で、市場は米金利引き下げを織り込み始めるなどドルの上値も重いことからドル円は狭いレンジ内での動きが予想される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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