[カナダドル円]好調なカナダ経済指標と原油価格

昨日のNY時間に発表されたカナダの2月貿易赤字額が予想を下回ったことを受けカナダドルは上昇。その後原油価格や米国株の小幅な下落などからカナダ売りが強まり終値では往って来いとなった。
市場全体に膠着状態が続く中でカナダ円などの資源国通貨に市場の注目が集まりやすくなっている。
本日発表されるカナダの小売売上は前月から大きく改善されると予想される。
ここにきて市場は経済指標に素直に反応し始めていることもありカナダ円の買いが強まる可能性が高いとみる。
目先の上値目途としてはボリンジャーバンドの上限でありフィボナッチ50.0%戻しとなる84円50銭付近。
カナダ円予想レンジ: 84円50銭(BB上限、50.0%)~83円70銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル円]豪州雇用統計に注目

前日に公開されたRBA議事要旨では予想以上にハト派的な内容となったことで豪ドル円は79円後半まで下落。しかし、その後は再び買いが強まり下落前のレベルまで押し上げられた。
昨日発表された中国GDPが4四半期ぶりに減速に歯止めが掛かったことから豪ドル買いが一気に強まり80円71銭まで上昇。
その後NY市場で80円18銭まで押し戻されたが下値では買いが待ち構えているなど底堅さがみられる。
中国景気の回復が確認されたことでこれまでの年内利下げ観測が後退。
世界的な緩和姿勢を背景に堅調な株式市場によるリスクオンの動きが豪ドル円の買いを促す。
今日発表の豪州3月雇用統計の結果次第で今年最高値を更新する可能性が高いとみる。
豪ドル円予想レンジ:80円80銭(BB上限)~79円60銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]イースター控え短期筋中心の動き
昨日の東京市場が明けたところでドル円の纏まった買いが入り今年最高値となる112円16銭を付けた。この日発表された日本の貿易収支が予想を上回った事もあり短期筋がドル円の纏まった買いを出したと思われる。しかし、高値を更新した後は利食い売りなどが散見され結局往って来い。
また、この日は中国の小売売上や1-3月期GDPが好調な結果を示したことで豪ドルが一気に上昇。しかし、一日を通してみると上昇前のレベルに押し戻されるなど往って来い。
ユーロやポンドも日中を通してみると殆ど前日の終値と変わらず、全般に動意が乏しかった。
中国GDPが4四半期ぶりに減速から抜け出したことで景気への懸念が後退。市場全体に安心感が広がるなど、市場の注目度は結局中国経済に集まっていることを示すものだ。
米中貿易交渉では29日に交渉を再開し5月下旬の合意を目指すとの米紙報道も市場は好感。
楽観的なムードに変化はみられず、リスクオンの動きは今後も継続するとみる。
ただ、週末のイースター休暇を控え徐々に市場の流動性が低下する中で突発的な動きには注意したい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]膠着状態継続

TAG交渉の結果が本日中に明らかになるが、為替条項が盛り込まれるとすればドル円の売りを誘うことになりそうだ。ただ、これまで為替介入を行っているわけではなく、現行の為替水準には問題がないとなれば一時的なドル売りとなる。
交渉が続く中で本来既に円買いが進んでもおかしくはなく、おそらく市場は既にそれらを織り込んでいるとみる。
下値目途としては38.2%戻しの111円60銭。勢いがつけばボリンジャーバンドの中心線となる111円20銭。
押し目買いのチャンスを狙いたい。
ドル円予想レンジ:112円20銭(BB上限)~111円60銭(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]ECB予測正確性への懐疑

欧州時間にユーロは下落に転じた。
ドイツの4月ZEW景況感が予想を上回った事でユーロ買いでスタートした欧州市場だが、その後すぐに下落に転じた。
ECB理事会内で経済予測モデルの正確性を疑問視するとの報道に反応。
2019年後半に成長が持ち直すとの見通しに楽観的過ぎると懐疑的な意見が出たことがユーロ売りを誘った。
その後NY市場で米長期金利が上昇したことからユーロ売りが一層強まった。
1.1270付近はボリンジャーバンドの中心線やフィボナッチ38.2%戻しでもあり強いサポートとして意識される。
このレベルを下抜けるようなら1.1240付近までの下落も視野に入る。
しかし、週末にはイースター休暇を控え下値も限定的とみており、その買い戻しのチャンスを狙いたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1320~1.1270(BB中心、38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル円]RBA議事要旨と中国GDP

東京時間に発表されたRBA議事要旨ではハト派的な内容となったことで豪ドルは下落に転じた。
「インフレが低水準を維持し失業率が上がれば利下げは適切」「利下げが適切となるシナリオについて議論している」「近い将来利上げが必要となるシナリオの可能性が低い」などと予想以上にハト派的となっていた。
しかし、一方で、中国経済への警戒感は後退。昨日の上海総合指数も大幅高となった。
今日は中国1-3月期GDPが発表されるが、市場は前回の1.5%から1.4%に下方修正されると予想。予想通りであれば豪ドルの動きは限定的となりそうだ。ただ、中国政府の刺激策などから景気への過度な警戒感は既に後退。石油などコモディティ価格も堅調な地合いとなっており、もし予想を上回るようなら豪ドル買いに反応してくるとみる。
上値はボリンジャーバンドの上限でありフィボナッチ61.8%戻しとなる80円60銭がレジスタンスを上抜くか注目。
豪ドル円予想レンジ:80円60銭(BB上限、61.8%)~79円60銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]中国GDPとTAGに注目
昨日の東京市場でドル円は112円を挟んでの小幅な値動きが続く中で豪ドルが下落。
この日発表されたRBA議事要旨が予想以上にハト派的との見方が広がり売りが進んだ。
一方、上海総合指数が今日発表のGDPへの期待の高まりから大幅高となったことで市場には安心感が広がった。
欧州市場ではユーロ売りが先行。ECB理事会内での経済予測モデルの正確性を疑問視するとの報道でユーロは対ドルだけではなく対豪ドルでも散見。結果、豪ドルの買い戻しが強まり往って来いとなった。ポンドも英与野党協議が行き詰まっているとの報道もあり売りが強まった。
NY市場ではこの日発表された3月鉱工業生産が予想を下回ったことでドルが下落する場面も見られた。しかし、好調な米企業決算を受けNYダウは半年ぶりの高値を更新。米長期金利も上昇したことでドルが上昇。
しかし、ドル円はTAG交渉で円高圧力への警戒感もあり112円を挟んだ小幅な動きにとどまった。
中国の景気回復期待は依然として続いており、予想通りであれば一段のリスクオンが強まるとみている。
TAG交渉では通常既に円買いが進んでいてもおかしくはないが、それだけドル円の買い意欲が強いことを示すものとみる。
為替条項が含まれる内容となっても下値は限定的とみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]TAGへの懸念から慎重姿勢

週明けからドル円は先週の流れを継いで買いが先行。112円09銭まで上昇したものの買いが続かず利益確定の売りも入り111円台に押し戻された。
今年最高値となる112円13銭が意識されたとみられる。また、昨日から始まったTAG交渉による円高圧力への警戒感もあり112円台では慎重な動きとなっている。
ただ、TAGも既に昨年9月に発表された共同声明を大きく逸脱することはないとみられる。
一時的に円高に振れる場面があれば買いのチャンスとみる。下値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しの111円60銭。もし、勢いがつけばボリンジャーバンドの中心線が位置する111円10銭付近が意識される。
ドル円予想レンジ:112円20銭(BB上限)~111円 60銭(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]底値の堅さを確認後に再び

週明けのシドニー市場からユーロは堅調な地合いでスタート。
先週末のポジション調整とみられるユーロ売りが入り1.1295付近で引けたものの、週明けには再び上昇。欧州市場では1.1320まで上昇したものの先週の高値1.1323には届かず失速。
NY市場では1.13ドルを割り込む場面も見られたが、下値も先週のNY終値までは届かずに下げ止まった。
ボリンジャーバンドの中心線となる1.1270付近の底堅さを確認すれば再びユーロ買いの動きが強まるとみている。
ただ、EUと米国との通商交渉が近く開始されることもあり上値も限定的となるだろう。
目先は1.1270手前で押し目買いのチャンスを狙いたい。
ユーロドル予想レンジ:1.1320~1.1270(BB中心、38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル円]高値圏で調整の動き

先週末発表された中国貿易収支が好調な中国経済を示したことで市場の不安は後退。
RBA副総裁も労働市場の強さなどからそこそこの経済成長を見込む発言などもあり利下げ観測も後退。豪ドル買いの勢いが今後強まるとみている。
ただ、週末に急速に上昇しボリンジャーバンドの上限で上値を抑えられたことで一先ず調整の動きが入りやすい。時間調整であればこのまま80円前半でのもみ合いが続くとみる。
或いは値幅調整が入るとすれば上昇前の79円60銭付近が強いサポートとなる。
豪ドル円予想レンジ:80円60銭(BB上限、38.2%)~79円60銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]様子見姿勢強く市場全般に小動き
週明け東京市場では先週末のリスクオンの動きが継続しドル円は112円台に乗せて始まった。しかし、日米物品貿易協定を控え円高懸念も燻る中で利益確定の売りが散見。ドル円は111円台後半に押し戻された。しかし、同時にユーロやポンドの買い戻しも入りクロス円は寧ろ底堅い動きとなった。
欧州市場でもユーロやポンドは底堅い動きで始まったが全般に東京と同様に様子見姿勢が強く為替や株の動きは限定的となった。
NY市場が始まったところで4月のNY連銀製造業景況指数が10.1と予想の6.7を上回るとドル買いが先行。NY株式市場も小幅上昇して始まるとドル円は再び112円台に乗せた。
しかし、その後は債券や株式市場でも利益確定の売りなどから金利や株価も小幅下落となったことでドル円も伸び悩んだ。
結果的に各市場全般に小幅な調整の動きが目立つなど、週末のイースター休暇を控え積極的なポジションメークは見られなかった。
本日も特に目立った材料がなく、動意の乏しい動きが続くとみられる。
全般には先週からの楽観的なセンチメントを背景に株価の上昇やそれに伴う円安が進みやすい地合いが続くとみる。
ただ、日米物品貿易協定(TAG)では日本に対して為替や自動車関税といった圧力をかけてくるとの見方が燻る。
しかし、実際に圧力をかけてきたとしてもドル円への影響は90年代の時とは異なり既に構造は変化している。
寧ろ、ドル円やクロス円が下落するのであれば買いのチャンスとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]リスクオンの円安継続

ハードブレグジット懸念が一先ず後退する中で中国貿易黒字額が予想を上回り米経済指標が好調な結果を示す中で日米欧の株式市場が上昇。リスクオンの円安の動きがドル安を上回りドル円はNY市場で112円台に上昇。そのまま高値圏での引けとなった。
FRBの利上げ停止や米中貿易協議の進展により過度な景気減速への懸念が後退。今週も円安の流れが継続とみる。
ただ、週初から始まる日米通商協議TAGでは日本の自動車輸出や為替への圧力がかかるとみられ一時的に円高に振れる可能性がある。
しかし、これまで何度か同様な動きがあってもドル円は寧ろ底堅さを確認して上昇することが多くみられた。
これまで円高材料が多く、円安への出遅れ観が漂う中で今週のドル円は一段の上昇が見込める。
押し目のチャンスがあれば拾っておきたい。
上値目途としては112円20銭付近にはボリンジャーバンドの上限が位置することから一旦は売りが並ぶとみる。
このレジスタンスを上抜けするようなら113円の台替わりを試す展開を予想する。
今週のドル円予想レンジ:112円90銭(76.4%)~111円30銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ円/ユーロ米ドル]ECB緩和政策姿勢も一巡


英国のEU離脱期限が延長され目先のハードブレグジット懸念や、中国の景気減速懸念が後退したことでユーロ買いが先行。リスクオンの動きも重なりユーロ円の買いが欧州市場で散見された。対ドルでもこれまで上値が抑えられていた38.2%戻しとなる1.1290付近を上抜けしたこともユーロ買いを加速させた。
先週のECB理事会ではドラギ総裁が改めてハト派的な姿勢を見せたことでユーロ売りが強まったものの下値も限定的となるなど市場は大分織り込んだとみてよい。
今週はドイツのZEWやユーロ圏HICPといった重要指標が発表される。予想を上回る結果となれば過度な悲観的な見方が後退しユーロ買いが一層強まるとみる。
上値のメドは3月4日に付けた高値127円50銭からフィボナッチ50%戻しとなる127円80銭付近が意識される。
今週のユーロ円予想レンジ:127円80銭 (50%)~125円50銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル円]上限ブレイクで買い継続

先週末に発表された中国の3月貿易収支は326.4億ドルと予想の70.5億ドルを大きく上回った事で中国景気減速懸念が後退。中国経済の影響を大きく受けやすい豪ドルにとってはプラス材料となった。中国景気減速懸念などから年内2回利下げするとの市場の見方が後退。前日にはデベルRBA副総裁の「労働市場は驚くほど好調だ」との発言などもあり豪ドル円は上昇。今年最高値となる79円84銭を上抜き80円48銭まで上昇した。
ハードブレグジットの回避や米中貿易協議進展への期待。そして世界的な緩和政策による株価の上昇などからリスク通貨とみられる豪ドル円の買いが一段と高まるとみる。
16日にはRBA議事要旨が公開され、17日には中国GDPも発表。
今の豪ドル円はポジティブ材料に反応しやすい状況だけに、この発表を機に一段の上値を試す展開が予想される。
今週の豪ドル円予想レンジ:82円00銭(BB上限、38.2%)~79円60銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]リスクオン相場で円安継続
先週末に発表された中国3月貿易収支は326.4億ドルと予想の70.5億ドルを上回った。対米輸出もマイナス9%と減少したことで市場の景気減速懸念が後退。前日に発表された米3月PPIや新規失業保険申請件数が好調な結果を示したこともあり市場には安心感が広がり日経株価は上昇。ハードブレグジット懸念も後退したことなども重なりリスクオンの円安が進行。ドル円は111円後半まで上昇。中国経済の影響を大きく受ける豪ドルもこの日は上限を上抜け豪ドル円の買いがみられた。
欧州市場ではユーロ圏の鉱工業生産が予想を上回るとユーロ買いでスタート。ユーロに攣られてポンド買いが強まるとクロス円が全面高。
NY市場でも米輸入・輸出物価が予想を上回るとドルが上昇。また、この日は本格的な企業決算発表が始まる中でJPモルガンが好調な結果を示すとNY株式市場は3指数ともに上昇。
中国の好調な貿易指標や米中協議の進展、欧州でもECBによる緩和姿勢がドラギ総裁の発言で改めて示された。
米国でもまだら模様ではあるものの堅調な雇用状況やPPIなどをみても過度な景気減速懸念は後退し始めている。
市場は各国経済指標に注目集まる。
先週末の動きを見ると各国の経済指標に対して市場は素直に反応し始めている。
週初は日米通商協議TAGが2日間行われ、一時的にドル円の下振れリスクには警戒が必要だ。もし、下振れ幅が限定的となれば、底値の堅さを確認し円安が更に強まる可能性が高い。
週後半には米小売売上や製造業PMIなど重要な指標が発表され注目が集まる。
これまでの円高リスクへの警戒感が継続したことで円安の動きに出遅れ観もある。
FRBの利上げ停止でドルの上値は今後も抑えられることから結果的にクロス円の上昇が一段と強まるとみる。
ただ、週末はイースター休暇により世界の殆どの市場が休場となるため、その前にはポジション調整の動きが入る可能性が高いことから注意したい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]リスクオンの円安

EU首脳が英国の離脱延期を承認したもののその時点で市場の反応は見られなかった。
しかし、NY時間に発表された米経済指標の結果を受け米長期金利が上昇。ドルが全面高となった。また、NY株式市場も三指数が落ち着いた動きとなり、ブレグジットリスクの後退などから安心感が広がり円も全面安。ドル円は安値から一本調子で80銭近い上昇となった。
合意なきEUからの離脱はひとまず回避され米中貿易協議が進展、FOMC議事要旨ではFRBの緩和姿勢が改めて示されるなどドル円にとっては追い風となる材料だ。
今後出遅れていた円安の動きが強まり112円台乗せを再度試す展開を予想する。
ドル円予想レンジ: 112円20銭(BB上限、76.4%)~111円40銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ポンド米ドル]離脱期限延長でもポンド下落

東京市場早朝にEU臨時首脳会議で英国のEU離脱期限を10月31日にまで再延期することで合意したことが伝わった。しかし、市場は織り込んでいたとみられポンドは殆ど反応は見られなかった。
欧州市場に入るとポンド売りが先行。合意無き離脱はひとまず回避されたものの、今後も英議会が離脱案で纏まる可能性が低いとの見方が根強い。
NY市場ではこの日発表されたPPIの結果を受け米長期金利が上昇したことでポンド売りが強まり1.30ミドル付近まで下落。ほぼ安値圏で引けた。
結局ポンドの方向感はつかめず今後も保ち合い相場が継続することになりそうだ。
保ち合いの下限となる1.3ドル付近からボリンジャーバンドの下限が位置する1.2970にかけては押し目買いを入れておきたい。
ポンドドル予想レンジ:1.3140(BB中心、38.2%)~1.2990(4月5日安値)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル円]総選挙の期待と不安

豪ドル円は1月3日のフラッシュクラッシュ以降80円から77円ミドルの狭いレンジ内でのもみ合いが続いている。米中協議による中国景気減速懸念やRBAの利下げ観測が豪ドルの上値を抑えていた。しかし、ここにきて米中協議の進展や中国政府の景気刺激策の効果もあり過度な懸念は後退。昨日は英国の離脱期限延長により市場にはリスクオンの動きが強まり始めている。
また、豪州総選挙が5月に実施されることが昨日発表され、政権交代の可能性が高まるなか豪ドルの動きにそろそろ変化が出る頃だ。
世界的な金融緩和姿勢が強まる中でリスク選好の買いが豪ドルに向かう可能性がある。
いずれにしても、豪ドル売りの材料は大分出尽くしており下落リスクは限定的。
ボリンジャーバンドの中心線付近で押し目買いのチャンスを狙いたい。
豪ドル円予想レンジ:80円00銭(BB上限)~ 79円00銭(BB中心線)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]EUの英離脱延期承認でリスクオン
昨日の早朝の東京時間にEU臨時首脳会議で英国のEU離脱期限を10月31日に再延期合意の報道が流れた。
しかし、市場は延期を既に織り込んでいたこともありポンドに大きな動きはみられなかったもののドル円は反応。リスク回避の後退により111円台を回復した。
欧州時間に入っても期限延長のニュースに対してポンドやユーロの動きに変化は見られず、膠着状態が続いた。
しかし、NY市場が始まったところで米3月PPIが0.6%と予想の0.3%を上回り、新規失業保険申請件数も予想を下回ったことを受けドル買いが先行。
ユーロやポンドは下落に転じると同時にドル円はじりじりと値を上げ111円70銭付近まで上昇。
NY株式市場は12日からの本格決算発表を控え三指数ともに小幅な動きとなったことも円安を促すなど、この日はドル高円安の動きが強まった。
英国離脱期間延長となったことで一先ず安心感が広がり、市場の注目は再び米中通商協議や米欧、日米貿易交渉、そして米経済や株式市場の動向に集まりそうだ。
ただ、目先は安心感が広がる中でリスクオンの動きが先行しやすく、ドル円クロス円の一段の上昇に繋がるとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]円高材料も織り込み始める

米欧貿易摩擦激化への懸念から東京市場でドル円は111円付近で上値の重い展開が続いた。
来週からは日米貿易交渉が再開されるなかで日本にも圧力がかかるとの思惑がドル円の上値を抑えた。
また、この日はFOMC議事要旨の公開やブレグジット期限を巡る不透明感も円高リスクとして意識された。
NY時間に発表された米3月CPIが予想を上回った事でドル円はこの日の高値となる111円28銭を付けたがその後は下落に転じている。
ECB理事会がハト派的な内容となりドイツ長期金利が低下し米長期金利も攣られて低下したことがドル円の売りを誘った。
FOMC議事要旨が公開される直前には110円85銭まで下落。一目の雲の上限が意識され、下げどまった。
市場全体に過度な警戒感は後退しており円高材料も市場は大分織り込み始めたことで、そろそろ反発のチャンスを狙いたい。
ドル円予想レンジ: 111円40銭~110円80銭(50%、基準線)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]ドラギ総裁のハト派発言で往って来い

昨日開かれたECB理事会では現行の政策金利0.0%据え置きを予想通り決定。声明では「19年末までは金利を据え置く」、「利上げ開始後も保有債券償還金の再投資を長期に渡り継続」と予想通りの内容となったことで影響は限定的となった。
一方、ドラギ総裁記者会見では「マイナス金利の影響を軽減する必要があるかどうかを検討」「足元の経済データは弱い」「経済成長のリスクは下方向のまま」「貿易の脅威は世界経済の勢いを押し下げる」など景気に対して慎重な見方が示されたことを市場はハト派的と解釈。ドイツ金利の低下などからユーロは1.1290付近から売りが強まり1.1230まで下落した。
しかし、その後は米長期金利の低下などから買い戻しが入り1.1283まで押し戻されるなど往って来い。
結局、ハト派的な内容でもユーロが下げきれなかったということは底の堅さを示すものだ。
ボリンジャーバンドの中心線で一先ず抑えられたが、このレベルを超えるようならバンドの上限となる1.14ドルを目指す展開が予想される。
ユーロドル予想レンジ:1.1300~ 1.1240
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ポンド米ドル]長期期限延期の可能性

4月12日の期限を控え10日からEU臨時首脳会議が始まった。メイ首相は6月末までの延期を要請しているがトゥスク大統領は9か月から1年の延期を要請。合意無き離脱回避を狙う。最終的に市場は延期されるようなら一先ず目先ハードブレグジット懸念は後退とみてポンド買いに動くとみる。
しかし、いずれにしても離脱混乱は今後も継続することからポンドの上値も限定的となる。
目先はボリンジャーバンドの中心線でもありフィボナッチ38.2%戻しとなる1.3140か、半値戻しの1.3180が上値目途として意識される。
ポンドドル予想レンジ: 1.3180(50%)~1.3050
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]各国中銀緩和政策も織り込む
昨日の東京市場では米欧貿易摩擦激化への懸念が燻る中で日経平均株価が軟調な地合いで始まった。この日はEU臨時首脳会議やECB理事会、そしてFOMC議事要旨の公開などのイベントを控えドル円やその他の通貨は小幅な値動きが続いた。
欧州市場が始まるとポンドが緩やかに上昇。EU臨時首脳会議で条件次第で英国の求める6月末までの期限延長を9か月から1年の長期延長を承認するとの見方が広がったためだ。
この日発表された英国2月GDPが予想を上回った事もポンド買いに安心感を与えた。
その後開かれたECB理事会では予想通り政策金利は据え置かれ、19年末までは金利を据え置くと発表。市場への影響は見られなかった。
しかし、ドラギ総裁記者会見ではハト派寄りな発言がみられユーロは下落に転じた。
記者会見と同時に発表された米3月CPIは0.4%と予想の0.3%を上回った事もドル買いを促しユーロの下押し圧力となった。
一方、NY株式市場はFOMC議事要旨公開を控え慎重なスタート。一部でハト派的な内容を期待し米長期金利が低下するとドル売りが進みドル円は111円85銭まで下落した。
注目のFOMC議事要旨では一部メンバーの金利見通しがどちらの方向にも変わる可能性があるとしたことで株式市場は上昇。利上げの可能性は経済の強さを示すものとの受け止め方が株価を押し上げたと考えられる。
結果的にユーロは一日を通していって来い。ドル円の終値もほぼ前日と変わらないレベルで引けている。
FRBやECBなど主要国通貨の緩和姿勢は大分市場で織り込まれた観もある。
緩和政策によるドル安やユーロ安などの転換点になる可能性もあるが、今の段階で動くのは時期尚早といったところだ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]リスク回避とその反動

英国のEU離脱を巡る不透明感や米国と欧州との貿易摩擦激化への懸念などから株式市場の下落がリスク回避の円買いを促した。ドル円はNY時間に一時111円を割り込み110円98銭まで下落した。ただ、欧州と米国との航空機に関する摩擦は既に10年近く続いていることや中国と比較して額が小さく市場は過度に反応した観もある。
英国の離脱期限が延期される可能性が高く、欧米貿易摩擦も一時的な円買いになる可能性が高い。
市場は常に不安と安心の繰り返しによるもので、不安感による円買いが進んだその後には安心感の円安に傾くことになる。
材料難のなかで市場はどちらにも振れやすい状況でもある。
111円割れは買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ: 110円80銭~110円60銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ円]ECB理事会と貿易摩擦懸念

欧州時間にトランプ大統領が欧州に対して110億ドルの輸入製品に関税を導入することを言及。これを受けユーロ円は125円60銭付近から125円前半まで下落した。
欧州と米国はこれまで航空機への補助金を巡り長年報復合戦が続いていたもので、額も比較的小さく影響は限定的とみる。
ただ、ブレグジットを巡る不透明感もあり積極的にユーロを買っていく地合いでもない。
ボリンジャーバンドは三線ともに横ばいに推移しており127円から124円のレンジ内での動きが継続するとみる。
本日欧州時間にはECB理事会、そしてその後ドラギ総裁記者会見が開かれる。
既にECBの利上げ時期先送りを市場は織り込んでおり、一時的な下振れがあれば買いを入れておきたい。
ユーロ円予想レンジ: 126円00銭(61.8%)~125円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ポンド米ドル]期限延期承認でも下落リスク燻る

本日EU臨時首脳会議で12日の英国のEU離脱時期延期が承認されるかを巡りポンドは神経質な動きが続いている。
欧州時間に英国離脱派議員の「メルケル首相はアイルランドの国境安全策に5年の期限を設けることに前向き」との発言でポンドは上昇。しかし、その後ドイツ政府がこの発言を否定すると下落に転じた。
昨日は首脳会議で条件付きで期限延期を承認するとの原案が示された。5月のEU議会選挙前に英国側で承認されれば議会選に参加するという条件。もし守られなければ6月1日に離脱としなければならない。
この条件は英国にとっては非常に難しく今後も不安が残るものとなる。
この条件を英国が受け入れないとなればハードブレグジットの可能性が高まりポンド売りに繋がりかねない。
しかし、市場は楽観的な見方が多く、当面1.3ドル付近から1.34ドルのレンジ相場をブレークすることはないとみる。
ポンドドル予想レンジ: 1.3140(38.2%)~1.2970(BB下限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]貿易摩擦やブレグジット問題で円高進行
昨日の東京市場では前日に米長期金利が上昇したことでドル円は底堅い動きで始まったものの米中貿易協議や英国離脱問題への先行き不透明感などからリスク回避の円買いが強まった。また、イランやイスラエル問題など地政学的リスクの高まりも円買いを促した。
欧州時間にはトランプ大統領が「EUから輸入する110億ドルの製品に関税を導入する」との発言で欧州やNY株式市場において貿易摩擦激化への懸念から売りが先行。
NY株式市場は三指数ともに下落すると円買いが一層進みドル円は111円を割り込み110円98銭まで下落。
市場全体に漠然とした不安感が広がる中でドル円やクロス円などにポジション調整の動きが目立った。
EU臨時首脳会議での原案では英国のEU離脱時期延長が承認されたものの、議会選に参加しなければ6月1日に離脱しなければならないとの条件が付いている。
不安感が広がる中で本日のNY時間にはドラギECB総裁の記者会見、そして米国3月CPIの発表を控える。
未明にはFOMC議事要旨が公開されるなど、神経質な展開の中でリスク回避の円買いが強まる可能性も残る。
しかし、欧米貿易摩擦の規模は中国の2500億ドルと比較して小さく、ブレグジットに関しては最終的に合意無き離脱は回避されるとの見方が多い。
リスクの高まった後は必ずリスク回避後退による円安が進みやすくなるといった動きが繰り返されている。
不透明感が増す中でポジションはできるだけ軽くし、何かあればどちらにも動けるようにしておきたい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]112円届かず失速

先週末の米雇用統計後にドル円は結局112円台に届かずに111円後半で終了。
週明け東京市場では早朝に111円73銭を付けたものの上値が重く、結局東京市場が始まると下落に転じた。利益確定の売りや実需の売りも散見され111円35銭まで下落した。
欧州市場にかけて買い戻されたもののNY市場では株価の下落やユーロ高ドル安の動きから111円29銭まで押し戻された。
しかし、NYダウはボーイングの株下落を除けば全体に底堅さが継続。米長期金利も上昇したことからドル円は111円55銭付近まで上昇し引けている。
明日のEU臨時首脳会議で合意無き離脱への懸念も燻ぶる。
全体に様子見姿勢のなかで暫く111円台の攻防が続くとみる。
ただ、最終的に期限延長となる可能性が高いことから111円前半では買いを入れておきたい。
ドル円予想レンジ: 111円90銭~111円20銭(BB中心)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]ロスカット誘導後は再び

英国のEU離脱期限が迫るなかでポンドが動き難い状況となったことから欧州市場ではユーロを中心とした相場展開となった。
1.12前半で始まったユーロドルはじりじりと買いが入り直近の高値1.1255を上抜くと1.1274まで上昇。ショートカバーを狙った買いとみられる。
このレベルにはボリンジャーバンドの中心線が位置することから上値が抑えられている。
一先ずショートが炙り出されたことで再度売りが強まる可能性が高い。
米長期金利が上昇したことも上値を抑える要因となった。
もし、1.1280を上抜くようなら1.13ミドル付近までの上昇も視野に入るが明日のEU臨時首脳会議を控え積極的なユーロ買いにはなりにくいとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.1280(BB中心)~1.1220(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ポンド米ドル]EU臨時首脳会議控え膠着相場

明日のEU臨時首脳会議を控えポンド相場は膠着観が漂う。
市場は最終的に期限延長を予想している模様。
万が一延期が受け入れられない場合にはポンドは投機筋による売りが一気に進みかねない。
しかし、そのような状況は今の時点では考えにくく、寧ろ延長となればポンド買いが強まるとみている。
昨年末からポンドは天井が切り上がり上昇トレンドがみられるが、このひと月1.3ドルから1.34ドルのレンジでもみ合い相場が続きポジションは大分軽くなっているとみる。
それだけに、何かあればどちらにも振れやすい状況といえそうだ。
しかし、結果的に延長は問題の先送りということから上値も限定的となるだろう。
1.3ドル付近で買いを入れてボリンジャーバンドの下限が位置する1.29後半に損切りを置いておく。
ポンドドル予想レンジ: 1.3140(38.2%)~1.2970(BB下限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |