[米ドル円]円高材料も織り込み始める

米欧貿易摩擦激化への懸念から東京市場でドル円は111円付近で上値の重い展開が続いた。
来週からは日米貿易交渉が再開されるなかで日本にも圧力がかかるとの思惑がドル円の上値を抑えた。
また、この日はFOMC議事要旨の公開やブレグジット期限を巡る不透明感も円高リスクとして意識された。
NY時間に発表された米3月CPIが予想を上回った事でドル円はこの日の高値となる111円28銭を付けたがその後は下落に転じている。
ECB理事会がハト派的な内容となりドイツ長期金利が低下し米長期金利も攣られて低下したことがドル円の売りを誘った。
FOMC議事要旨が公開される直前には110円85銭まで下落。一目の雲の上限が意識され、下げどまった。
市場全体に過度な警戒感は後退しており円高材料も市場は大分織り込み始めたことで、そろそろ反発のチャンスを狙いたい。
ドル円予想レンジ: 111円40銭~110円80銭(50%、基準線)
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[ユーロ米ドル]ドラギ総裁のハト派発言で往って来い

昨日開かれたECB理事会では現行の政策金利0.0%据え置きを予想通り決定。声明では「19年末までは金利を据え置く」、「利上げ開始後も保有債券償還金の再投資を長期に渡り継続」と予想通りの内容となったことで影響は限定的となった。
一方、ドラギ総裁記者会見では「マイナス金利の影響を軽減する必要があるかどうかを検討」「足元の経済データは弱い」「経済成長のリスクは下方向のまま」「貿易の脅威は世界経済の勢いを押し下げる」など景気に対して慎重な見方が示されたことを市場はハト派的と解釈。ドイツ金利の低下などからユーロは1.1290付近から売りが強まり1.1230まで下落した。
しかし、その後は米長期金利の低下などから買い戻しが入り1.1283まで押し戻されるなど往って来い。
結局、ハト派的な内容でもユーロが下げきれなかったということは底の堅さを示すものだ。
ボリンジャーバンドの中心線で一先ず抑えられたが、このレベルを超えるようならバンドの上限となる1.14ドルを目指す展開が予想される。
ユーロドル予想レンジ:1.1300~ 1.1240
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[ポンド米ドル]長期期限延期の可能性

4月12日の期限を控え10日からEU臨時首脳会議が始まった。メイ首相は6月末までの延期を要請しているがトゥスク大統領は9か月から1年の延期を要請。合意無き離脱回避を狙う。最終的に市場は延期されるようなら一先ず目先ハードブレグジット懸念は後退とみてポンド買いに動くとみる。
しかし、いずれにしても離脱混乱は今後も継続することからポンドの上値も限定的となる。
目先はボリンジャーバンドの中心線でもありフィボナッチ38.2%戻しとなる1.3140か、半値戻しの1.3180が上値目途として意識される。
ポンドドル予想レンジ: 1.3180(50%)~1.3050
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[全般]各国中銀緩和政策も織り込む
昨日の東京市場では米欧貿易摩擦激化への懸念が燻る中で日経平均株価が軟調な地合いで始まった。この日はEU臨時首脳会議やECB理事会、そしてFOMC議事要旨の公開などのイベントを控えドル円やその他の通貨は小幅な値動きが続いた。
欧州市場が始まるとポンドが緩やかに上昇。EU臨時首脳会議で条件次第で英国の求める6月末までの期限延長を9か月から1年の長期延長を承認するとの見方が広がったためだ。
この日発表された英国2月GDPが予想を上回った事もポンド買いに安心感を与えた。
その後開かれたECB理事会では予想通り政策金利は据え置かれ、19年末までは金利を据え置くと発表。市場への影響は見られなかった。
しかし、ドラギ総裁記者会見ではハト派寄りな発言がみられユーロは下落に転じた。
記者会見と同時に発表された米3月CPIは0.4%と予想の0.3%を上回った事もドル買いを促しユーロの下押し圧力となった。
一方、NY株式市場はFOMC議事要旨公開を控え慎重なスタート。一部でハト派的な内容を期待し米長期金利が低下するとドル売りが進みドル円は111円85銭まで下落した。
注目のFOMC議事要旨では一部メンバーの金利見通しがどちらの方向にも変わる可能性があるとしたことで株式市場は上昇。利上げの可能性は経済の強さを示すものとの受け止め方が株価を押し上げたと考えられる。
結果的にユーロは一日を通していって来い。ドル円の終値もほぼ前日と変わらないレベルで引けている。
FRBやECBなど主要国通貨の緩和姿勢は大分市場で織り込まれた観もある。
緩和政策によるドル安やユーロ安などの転換点になる可能性もあるが、今の段階で動くのは時期尚早といったところだ。
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