ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-04

[米ドル円]リスクオンの円安

(米ドル円日足)


EU首脳が英国の離脱延期を承認したもののその時点で市場の反応は見られなかった。
しかし、NY時間に発表された米経済指標の結果を受け米長期金利が上昇。ドルが全面高となった。また、NY株式市場も三指数が落ち着いた動きとなり、ブレグジットリスクの後退などから安心感が広がり円も全面安。ドル円は安値から一本調子で80銭近い上昇となった。
合意なきEUからの離脱はひとまず回避され米中貿易協議が進展、FOMC議事要旨ではFRBの緩和姿勢が改めて示されるなどドル円にとっては追い風となる材料だ。
今後出遅れていた円安の動きが強まり112円台乗せを再度試す展開を予想する。

ドル円予想レンジ: 112円20銭(BB上限、76.4%)~111円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]離脱期限延長でもポンド下落

(ポンド米ドル日足)


東京市場早朝にEU臨時首脳会議で英国のEU離脱期限を10月31日にまで再延期することで合意したことが伝わった。しかし、市場は織り込んでいたとみられポンドは殆ど反応は見られなかった。
欧州市場に入るとポンド売りが先行。合意無き離脱はひとまず回避されたものの、今後も英議会が離脱案で纏まる可能性が低いとの見方が根強い。
NY市場ではこの日発表されたPPIの結果を受け米長期金利が上昇したことでポンド売りが強まり1.30ミドル付近まで下落。ほぼ安値圏で引けた。
結局ポンドの方向感はつかめず今後も保ち合い相場が継続することになりそうだ。
保ち合いの下限となる1.3ドル付近からボリンジャーバンドの下限が位置する1.2970にかけては押し目買いを入れておきたい。

ポンドドル予想レンジ:1.3140(BB中心、38.2%)~1.2990(4月5日安値)

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[豪ドル円]総選挙の期待と不安

(豪ドル円日足)


豪ドル円は1月3日のフラッシュクラッシュ以降80円から77円ミドルの狭いレンジ内でのもみ合いが続いている。米中協議による中国景気減速懸念やRBAの利下げ観測が豪ドルの上値を抑えていた。しかし、ここにきて米中協議の進展や中国政府の景気刺激策の効果もあり過度な懸念は後退。昨日は英国の離脱期限延長により市場にはリスクオンの動きが強まり始めている。
また、豪州総選挙が5月に実施されることが昨日発表され、政権交代の可能性が高まるなか豪ドルの動きにそろそろ変化が出る頃だ。
世界的な金融緩和姿勢が強まる中でリスク選好の買いが豪ドルに向かう可能性がある。
いずれにしても、豪ドル売りの材料は大分出尽くしており下落リスクは限定的。
ボリンジャーバンドの中心線付近で押し目買いのチャンスを狙いたい。

豪ドル円予想レンジ:80円00銭(BB上限)~ 79円00銭(BB中心線)

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[全般]EUの英離脱延期承認でリスクオン

EU首脳は英国の離脱期限を10月末まで再延期することで合意。一先ず合意無き離脱へのリスクは回避されたことで市場に安心感が広がった。しかし、問題先送りということからポンドは下落。一方、好調な米経済指標の結果を受け米金利が上昇しドルが全面高となったことでドル円は大幅上昇となった。
昨日の早朝の東京時間にEU臨時首脳会議で英国のEU離脱期限を10月31日に再延期合意の報道が流れた。
しかし、市場は延期を既に織り込んでいたこともありポンドに大きな動きはみられなかったもののドル円は反応。リスク回避の後退により111円台を回復した。
欧州時間に入っても期限延長のニュースに対してポンドやユーロの動きに変化は見られず、膠着状態が続いた。
しかし、NY市場が始まったところで米3月PPIが0.6%と予想の0.3%を上回り、新規失業保険申請件数も予想を下回ったことを受けドル買いが先行。
ユーロやポンドは下落に転じると同時にドル円はじりじりと値を上げ111円70銭付近まで上昇。
NY株式市場は12日からの本格決算発表を控え三指数ともに小幅な動きとなったことも円安を促すなど、この日はドル高円安の動きが強まった。
英国離脱期間延長となったことで一先ず安心感が広がり、市場の注目は再び米中通商協議や米欧、日米貿易交渉、そして米経済や株式市場の動向に集まりそうだ。
ただ、目先は安心感が広がる中でリスクオンの動きが先行しやすく、ドル円クロス円の一段の上昇に繋がるとみる。

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