ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-04

[米ドル円]膠着状態継続

(米ドル円日足)


TAG交渉の結果が本日中に明らかになるが、為替条項が盛り込まれるとすればドル円の売りを誘うことになりそうだ。ただ、これまで為替介入を行っているわけではなく、現行の為替水準には問題がないとなれば一時的なドル売りとなる。
交渉が続く中で本来既に円買いが進んでもおかしくはなく、おそらく市場は既にそれらを織り込んでいるとみる。
下値目途としては38.2%戻しの111円60銭。勢いがつけばボリンジャーバンドの中心線となる111円20銭。
押し目買いのチャンスを狙いたい。

ドル円予想レンジ:112円20銭(BB上限)~111円60銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ECB予測正確性への懐疑

(ユーロ米ドル日足)


欧州時間にユーロは下落に転じた。
ドイツの4月ZEW景況感が予想を上回った事でユーロ買いでスタートした欧州市場だが、その後すぐに下落に転じた。
ECB理事会内で経済予測モデルの正確性を疑問視するとの報道に反応。
2019年後半に成長が持ち直すとの見通しに楽観的過ぎると懐疑的な意見が出たことがユーロ売りを誘った。
その後NY市場で米長期金利が上昇したことからユーロ売りが一層強まった。
1.1270付近はボリンジャーバンドの中心線やフィボナッチ38.2%戻しでもあり強いサポートとして意識される。
このレベルを下抜けるようなら1.1240付近までの下落も視野に入る。
しかし、週末にはイースター休暇を控え下値も限定的とみており、その買い戻しのチャンスを狙いたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1320~1.1270(BB中心、38.2%)

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[豪ドル円]RBA議事要旨と中国GDP

(豪ドル円日足)


東京時間に発表されたRBA議事要旨ではハト派的な内容となったことで豪ドルは下落に転じた。
「インフレが低水準を維持し失業率が上がれば利下げは適切」「利下げが適切となるシナリオについて議論している」「近い将来利上げが必要となるシナリオの可能性が低い」などと予想以上にハト派的となっていた。
しかし、一方で、中国経済への警戒感は後退。昨日の上海総合指数も大幅高となった。
今日は中国1-3月期GDPが発表されるが、市場は前回の1.5%から1.4%に下方修正されると予想。予想通りであれば豪ドルの動きは限定的となりそうだ。ただ、中国政府の刺激策などから景気への過度な警戒感は既に後退。石油などコモディティ価格も堅調な地合いとなっており、もし予想を上回るようなら豪ドル買いに反応してくるとみる。
上値はボリンジャーバンドの上限でありフィボナッチ61.8%戻しとなる80円60銭がレジスタンスを上抜くか注目。

豪ドル円予想レンジ:80円60銭(BB上限、61.8%)~79円60銭

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[全般]中国GDPとTAGに注目

依然として市場は膠着状態が続いているが、今日発表の中国GDPや日米物品貿易協定(TAG)の交渉次第で相場が再び動き出すか注目。
昨日の東京市場でドル円は112円を挟んでの小幅な値動きが続く中で豪ドルが下落。
この日発表されたRBA議事要旨が予想以上にハト派的との見方が広がり売りが進んだ。
一方、上海総合指数が今日発表のGDPへの期待の高まりから大幅高となったことで市場には安心感が広がった。
欧州市場ではユーロ売りが先行。ECB理事会内での経済予測モデルの正確性を疑問視するとの報道でユーロは対ドルだけではなく対豪ドルでも散見。結果、豪ドルの買い戻しが強まり往って来いとなった。ポンドも英与野党協議が行き詰まっているとの報道もあり売りが強まった。
NY市場ではこの日発表された3月鉱工業生産が予想を下回ったことでドルが下落する場面も見られた。しかし、好調な米企業決算を受けNYダウは半年ぶりの高値を更新。米長期金利も上昇したことでドルが上昇。
しかし、ドル円はTAG交渉で円高圧力への警戒感もあり112円を挟んだ小幅な動きにとどまった。
中国の景気回復期待は依然として続いており、予想通りであれば一段のリスクオンが強まるとみている。
TAG交渉では通常既に円買いが進んでいてもおかしくはないが、それだけドル円の買い意欲が強いことを示すものとみる。
為替条項が含まれる内容となっても下値は限定的とみる。

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