[米ドル円]今年最高値更新しても

112円を挟んでの膠着状態が続いている。
東京市場が始まったところでドル円は今年最高値となる112円13銭を上抜き112円16銭まで上昇。一部短期筋が買いを仕掛けたとの噂も聞かれたが、新値を付けても損切りは見られなかった。それだけポジションの偏りが少ないということだろう。
ただ、中国の景気の底入れが確認されたことで市場に安心感が広がっている。
イースター休暇を控え市場は徐々に参加者が少なくなる中でちょっとした材料でドル円は上値を試す展開が予想される。
TAG交渉では一時的な下押しもありそうだが、押し目買い中心とした戦略は継続。
短期筋中心となれば往って来いになりやすく、ボリンジャーバンドの上限付近となる112円ミドルでは利食い売りを出しておきたい。
ドル円予想レンジ:112円50銭(BB上限)~111円80銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[カナダドル円]好調なカナダ経済指標と原油価格

昨日のNY時間に発表されたカナダの2月貿易赤字額が予想を下回ったことを受けカナダドルは上昇。その後原油価格や米国株の小幅な下落などからカナダ売りが強まり終値では往って来いとなった。
市場全体に膠着状態が続く中でカナダ円などの資源国通貨に市場の注目が集まりやすくなっている。
本日発表されるカナダの小売売上は前月から大きく改善されると予想される。
ここにきて市場は経済指標に素直に反応し始めていることもありカナダ円の買いが強まる可能性が高いとみる。
目先の上値目途としてはボリンジャーバンドの上限でありフィボナッチ50.0%戻しとなる84円50銭付近。
カナダ円予想レンジ: 84円50銭(BB上限、50.0%)~83円70銭
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[豪ドル円]豪州雇用統計に注目

前日に公開されたRBA議事要旨では予想以上にハト派的な内容となったことで豪ドル円は79円後半まで下落。しかし、その後は再び買いが強まり下落前のレベルまで押し上げられた。
昨日発表された中国GDPが4四半期ぶりに減速に歯止めが掛かったことから豪ドル買いが一気に強まり80円71銭まで上昇。
その後NY市場で80円18銭まで押し戻されたが下値では買いが待ち構えているなど底堅さがみられる。
中国景気の回復が確認されたことでこれまでの年内利下げ観測が後退。
世界的な緩和姿勢を背景に堅調な株式市場によるリスクオンの動きが豪ドル円の買いを促す。
今日発表の豪州3月雇用統計の結果次第で今年最高値を更新する可能性が高いとみる。
豪ドル円予想レンジ:80円80銭(BB上限)~79円60銭
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[全般]イースター控え短期筋中心の動き
昨日の東京市場が明けたところでドル円の纏まった買いが入り今年最高値となる112円16銭を付けた。この日発表された日本の貿易収支が予想を上回った事もあり短期筋がドル円の纏まった買いを出したと思われる。しかし、高値を更新した後は利食い売りなどが散見され結局往って来い。
また、この日は中国の小売売上や1-3月期GDPが好調な結果を示したことで豪ドルが一気に上昇。しかし、一日を通してみると上昇前のレベルに押し戻されるなど往って来い。
ユーロやポンドも日中を通してみると殆ど前日の終値と変わらず、全般に動意が乏しかった。
中国GDPが4四半期ぶりに減速から抜け出したことで景気への懸念が後退。市場全体に安心感が広がるなど、市場の注目度は結局中国経済に集まっていることを示すものだ。
米中貿易交渉では29日に交渉を再開し5月下旬の合意を目指すとの米紙報道も市場は好感。
楽観的なムードに変化はみられず、リスクオンの動きは今後も継続するとみる。
ただ、週末のイースター休暇を控え徐々に市場の流動性が低下する中で突発的な動きには注意したい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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