[米ドル円]スワップ回避の円買い終了

昨日水曜日から木曜日にかけてポジションを持つと10日間のスワップポイントが発生するためクロス円の動きに影響を及ぼした。
結果的にユーロやポンド、そして豪ドル等の売りを加速させた可能性もありドルが全面高となった。
ドル円はNY時間に112円40銭まで上昇。昨年12月以来の高値を更新した。
市場はゴールデンウィーク中に円高に振れるとの見方が多く、ドル円ロングポジションは少ないとみられる。それだけに上昇する余力は十分ありそうだ。
ただ、米長期金利が低下する中でドルの上値も抑えられることから一方向の上昇も見込めない。
一先ずボリンジャーバンドの中心線が位置する112円ミドル付近では利食い売りを出しておきたい。
ドル円予想レンジ:112円60銭~111円65銭(BB中心線)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]1年10か月ぶりの安値更新

ユーロドルは当面のサポートとみられていた1.1180を割り込み約1年10か月ぶりの安値となる1.1141まで下落した。
欧州時間に発表されたドイツの4月IFO景況指数が99.2と予想の99.9を下回ったことで売り圧力が増した。この結果ドイツの金利が低下しユーロは1.1181まで下落したが一旦は反発。しかしNY時間に再び売りが強まり1.1180を割り込むと断続的に損切りを巻き込みながら下落した。
米長期金利も低下している中で短期で見るとユーロの下げもそろそろ終盤に近く、一旦は反発の可能性が高いとみる。
ただ、これまでのサポートとなっていた1.1180付近では戻り売りを出してみる。
ユーロドル予想レンジ: 1.1190(61.8%)~1.1100
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]スワップ狙いの売りも


昨日の東京時間に発表された豪州1-3月期CPIが0.0%と予想の0.2%を下回ったことで豪ドルは急落。物価低下によるRBAの利下げ期待が豪ドル売りを誘った可能性もある。
ただ、昨日水曜日から木曜日にかけてポジションを持つと10日間のスワップポイントが発生することも売りの要因と考えられる。今日の決済日は5月7日となり通常のスワップポイントに戻ることからそろそろ買い戻しの動きが入るとみる。
ただ、中国の景気刺激策が想定程積極的ではないとの見方もあり上値も限定的とみる。
下落前のレベルでありフィボナッチ38.2%戻しとなる79円20銭付近が上値目途とみる。
豪ドル円予想レンジ:79円20銭(38.2%)~78円40銭(前日安値)
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[全般]ドル高の動きも一時的か
昨日の東京時間に発表された豪州CPIが予想を下回ったことで豪ドルが急落。利下げ期待の高まりやゴールデンウィーク前のポジション調整などが入ったとみられる。
日経平均株価も小幅ながら下落するなかでドル円も上値の重い展開が続いた。
欧州時間にはドイツの4月IFO景況指数が予想を若干だが下回るとユーロ売りが先行。
NY市場に入るとドイツ債利回りが低下しユーロ売りが一段と強まるとポンドなども攣られて下落。ドル全面高となる中でドル円は今年最高値となる112円40銭まで上昇した。
日本が明日から長期のゴールデンウィークに入ることもあり手控え気味の中での上昇。
市場は休み中にリスクイベントが多いことから円高に振れるとの見方が多い。
それだけにドル円の買いを誘った可能性もある。
また、昨日はFX取引においてバリューデート(決済日)が10連休を跨ぐ最終日であったことから金利差の比較的大きい通貨が対円で売りが出やすかったとみられる。
結果的にユーロやポンド、そして豪ドルなどが目先の底値をブレイクして下落幅を拡大していることからドル高が進んだ。
しかし、バリューデートを意識した売りが一巡したことでドル高円高の動きもそろそろ終了。
時間の経過に伴い再びドル安・円安の動きが強まる可能性が高いとみる。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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