[米ドル円]為替条項への懸念から円買い

明日から始まる大型連休を控えNY市場でドル円はこの日の安値となる111円39銭まで下落した。クロス円の売りに押された格好だ。
円高の背景には日米協議で為替条項を盛り込むようなら一時的に円高に振れるとの見方がありそうだ。
1月のフラッシュクラッシュを回避したいとの思惑もある。しかし、最終的に往って来いになるとの見方が根強いだけに今回は下振れは寧ろ買いのチャンスとされクラッシュはないとみる。
世界的な景気減速懸念が後退する中で相対的に強いドルの流れに変化はないとみる。
一目の雲をサポートとしてボリンジャーバンドの中心線は上向きに変わるなど上昇トレンドは継続。111円40銭、111円10銭の節目では買いを入れる。
但し、ゴールデンウィーク中に何が起きるかわからないことからポジションは軽くしておきたい。
ドル円予想レンジ:112円40銭(BB上限)~111円10銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]下げ止まらず

ユーロの下げが止まらない。ドイツの景気減速懸念が高まる中で昨日はドイツ銀行とコメルツ銀行との経営統合交渉が破たんしたこともユーロ売りを促したとみられる。
また、ドイツの長期金利が低下し米長期金利が上昇に転じたこともユーロドルの売りを加速させた。
週足チャートでのボリンジャーバンドを見ると中心線の下降トレンドが継続。
戻り売りスタンスで臨みたい。
ただ、ユーロ円の底値が近づいており、下げ止まるようならユーロドルもそろそろ終盤に近づいている可能性が高いとみる。
ユーロドル予想レンジ: 1.1200~1.1050
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[米ドルトルコリラ]利下げ期待からリラ売り

昨日開かれたトルコ中銀政策会合では現行の24%を予想通り据え置くことを決定。
しかし、声明文では前回の「必要なら更なる金融引き締めの用意がある」との文言が削除されたことで市場は利上げに消極的との見方が広がった。
発表後ドルリラは5.9から一気に5.9853まで上昇した。その後は高止まり状態となっている。
リラ防衛のためには金利を高く維持したいところだが景気回復を狙うエルドアン大統領は金利を引き下げたいとの思惑が伺える。
中銀はリラの下落に伴い既に大規模介入を実施し外貨準備高も減少する中でリラ安の動きは今後更に強まる可能性が高いとみる。
ドルトルコリラ予想レンジ:6.1640(50%)~5.9000
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[全般]大型連休前に円全面高
昨日の東京市場では日経平均株価が堅調な地合いで始まるとドル円も112円前半での高値圏で推移。
この日は日銀政策会合が開かれ「2020年春ごろまでは極めて低い長短金利水準を維持」など緩和政策長期化を示した。
また、黒田総裁は前回までの「超低金利政策を当分の間継続」の文言を「かなり長い期間」に変更したことを言及。ゴールデンウィーク中に過度に円高に振れることを懸念しての発表とも考えられる。
しかし、欧州市場では欧州景気減速懸念からユーロ円を中心としたクロス円の売りが継続する中でドル円の上値は抑えられた。
NY市場ではこの日発表の米3月耐久財受注が0.4%と予想の0.2%を上回ったが市場の反応は限定的となった。
ただ、NYダウが3Mなどの企業決算による影響を受け下落する一方でナスダックは反発するなどまちまちな動きとなるなか円は上昇。
ドル円は損切りを巻き込みながら一時111円39銭まで売り込まれた。大型連休を控え26日の日米首脳会談を前に貿易協定で為替に関する規定が盛り込まれるのではといった懸念もあり円買いが進んだ可能性が高い。
全般にクロス円の売りが先行したことでドル円の上値が抑えられたものの市場の楽観的なセンチメントに変化はない。
ドル高の流れ継続との見方は変わらないものの1月のフラッシュクラッシュの動きなどがまだ記憶に新しいことが円買いを促したとみる。
結局、休み中に何もなければ最終的に買い戻しが入るとみられ、安いところは寧ろ買いのチャンスとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
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