ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-04

[米ドル円]重要指標やイベントリスクで一時的な下振れも

(米ドル円日足)

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今週は中国や米国の重要指標の発表やFOMCなどのイベントを控え市場は円高に振れるとの見方が多い。1月3日のフラッシュクラッシュも記憶に新しいだけに連休前にドル円ショートポジションが積み上がっているとの見方もある。
過去にもゴールデンウィーク中に円高が強まったことがあったこともドル円のロングができにくい状況にある。
しかし、好調な中国や米経済の結果が少しでも示されるようなら寧ろドル円の買いが強まる可能性が高いとみる。
一時的に下振れするようなら押し目買いを狙っていきたい。
下値目途としては111円付近や4月10日に付けた安値110円85銭付近。
上値目途はボリンジャーバンドの上限となる112円後半が意識される。

今週のドル円予想レンジ:112円70銭(BB上限)~110円70銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]BOE会合で一段安も

(ポンド米ドル日足)


離脱時期が10月末までに延期されたことで目先合意無き離脱への懸念が後退したポンドだが下げが止まらない。
これまで強いサポートとみられていた1.3ドル付近を先週下回ったことから新たなポンド売りが強まったとみられる。1.2868まで下落後一先ず下げ止まったが、依然として売り圧力は継続。ポンドは一度方向性がみられると予想以上に継続するという傾向がある。
今週はBOE政策会合が開かれるが、EU離脱を巡り欧州景気の弱さなども含め利上げに慎重な姿勢が示される可能性が高い。また、今週は英国地方選挙も開かれることも波乱要因となる。
更にFOMC会合では先週発表されたGDPなど好調な経済指標を受け利下げ期待が後退するようなら米長期金利が上昇。ポンドドルの売りが更に強まることになる。
ボリンジャーバンドの中心線は下向きとなっており下落基調は継続。
下値目途としてはフィボナッチ61.8%戻しであり2月14日につけた安値1.28付近が強いサポートとして意識される。

今週のポンドドル予想レンジ: 1.3050~1.2800(61.8%)

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]中国経済指標に注目

(豪ドル円日足)


(豪ドル米ドル日足)


先週発表された豪州1-3月期CPIが予想を下回ったことで利下げ期待が高まり豪ドルは下落幅を拡大。しかし、対ドルでみるとフラッシュクラッシュ後のほぼ安値圏に到達しており反発の可能性が高い。
豪ドル円は前週に今年最高値を更新したことで豪ドルショートはほぼ切らされていることからカウンターパンチを食らった感じだ。
米中協議の進展や中国景気刺激策により過度な景気減速懸念が後退するなど豪ドルにとっては今後追い風となる。
今週発表される中国製造業PMIが前月と同様に強い数字が予想される。改めて中国景気回復への期待が高まるようなら再度豪ドルは高値を試す展開が予想される。

今週の豪ドル円予想レンジ: 79円70銭~77円70銭

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[全般]大型連休中の円高リスク

先週はイースター休暇明けということもありポジションが軽い状態の欧米勢はユーロやポンド売りからスタート。これらの通貨を中心としたクロス円がほぼ全面安となったが同時にドル高も進みドル円は112円ミドルまで上昇。しかし、今週から始まる大型連休を控え東京勢を中心とした売りが散見され111円ミドル付近まで押し戻された。
一方、株式市場は米企業決算の影響もありまちまちな動きが見られたもののSPやナスダックは史上最高値を更新するなどリスクオンの動きは継続。
今週は日本の大型連休中に多くのイベントや重要指標の発表もあり一時的に円高に振れるとの見方が多いようだ。
先週末のNY時間に発表された米1-3月期GDPが前期比3.2%と予想の2.0%を大きく上回った事でドルは全面高となりドル円は112円台を回復。しかし、同時に発表された1-3月期四半期コアPCE・速報値(前期比)が1.3%と予想の1.6%を下回ったことを受け米長期金利が低下。ドル円は111円ミドル付近に押し戻されるなど荒っぽい動きが見られた。大型連休前にドル円を売っておこうという動きが目立った。
1月3日にフラッシュクラッシュでドル円が急落した記憶もあり、今回も日本勢が休みの間に円買いが進むとの見方が根強い。日米貿易協議では為替条項の導入を巡る動きなどを背景にドル円のショートポジションが積み上がっていると考えられる。それだけに、何かあれば寧ろドル円の上昇に繋がる可能性が高いとみている。
今週は30日に中国4月製造業PMIが発表され、前月同様好調な結果を示すようなら世界的な景気減速懸念が後退するなど円安要因となる。
5月1日にはFOMC会合が開かれるが改めて年内利下げへの期待が後退するような内容となればドル高に繋がる一方で株価押し下げ要因となり円買いも同時に強まる。
ただ、最近の堅調な株式市場の動向をみると下落幅は限定的とみる。
週末には米雇用統計やISM非製造業景況指数が発表される。
雇用や製造業では好調な米国経済が改めて示されると予想される。
結果的に、連休中にドル円やクロス円は一時的な下振れがあったとしても最終的に上昇する可能性が高いとみている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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