[米ドル円]米雇用統計でドル円の買い戻しも

FOMC後にドルが買われた流れを継いでアジア市場でドル円は堅調な地合いでスタートした。しかし、中国や日本が休場で薄商いのなかすぐに押し戻された。
NY時間に中国が「米中協議が行き詰まった可能性」と報じたことでNY株式市場が下落。それに伴いリスク回避の円買いが進むとドル円は111円38銭まで下落した。
一方、FOMC会合で利下げ期待が後退したことから米長期金利が上昇したことでドル高の動きも進みドル円は結果的に111円ミドルを挟んでの小動きが続いている。
今日は米雇用統計の発表があるが、予想通りであればドル円は底堅い動きが予想される。日本の大型連休中に円高が進むとの見方が多く聞かれたことでドル円ショートポジションに傾いている可能性が高い。
結果的に円高が進まなかったことでドル円の買い戻しが週末のNY市場で強まると予想する。
ドル円予想レンジ:112円05銭(4月26日高値)~111円10銭(BB下限、50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]BOE利上げ期待も一時的

昨日のロンドン時間に開かれたBOE政策会合では現行の政策金利と資産買い取りプログラム規模は予想通り据え置かれた。しかし、議事要旨では「インフレを保つために1回以上の利上げが必要な兆候」「利上げは限定的で段階的であることが必要」としたことでポンドは1.3080付近まで上昇。しかし、直ぐに売りが入り1.3025まで押し戻された。
その後NY市場で米長期金利が上昇したことでポンドドルの売りが更に強まり1.3020まで下落した。
結局ボリンジャーバンドの上限には届かずに押し戻されたことで上値の重さが確認された格好だ。
今日の米雇用統計で更に米長期金利が上昇するようならポンドは再び前週に付けた安値1.2867付近を試しに行く展開が予想される。
ポンドドル予想レンジ: 1.3080~1.2960(61.8%)
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[豪ドル米ドル]下限を割り込むか注目

昨日は原油価格が下落すると伴に銅価格も2か月ぶりの安値を付けるなど商品相場下落で資源国通貨の豪ドル売りが強まった。
また、米中協議行き詰まりの懸念や米長期金利が上昇したことも豪ドル売りを加速させ0.6995まで売り込まれた。
イースター明けの4月25日に0.6989まで下落したことで下落基調が継続するかと思われたが、辛うじて反発に転じた。
今回再び下限を下回るようなら1月3日のフラッシュクラッシュで付けた安値0.68ドル付近を再度試す展開が予想される。
ただ、0.69付近は強いサポートでありここで下げ止まるようなら絶好の買い場になる。
豪ドルドル予想レンジ:0.7040(61.8%)~ 0.6970(BB下限)
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[全般]米雇用統計に注目
昨日のアジア市場ではFOMC会合で利下げの可能性が後退したことでドル円は底堅い動きを継続。一時111円66銭まで上昇した。ただ、日本や中国が休場となり薄商いの中、利食い売りなども入り、押し戻されるなど方向感の乏しい動きとなった。
欧州時間に開かれたBOE政策会合では予想通り政策金利は据え置かれたものの利上げの可能性が示されたことで一時ポンドは上昇。しかし、その後米長期金利が上昇したことから下落に転じた。
NY市場が始まったところで中国が「米中貿易協議は行き詰まった可能性」と報じたことでNY株式市場が三指数ともに下落。前日のFOMC会合で利下げの可能性が後退したことも株式市場の重石となった。
結局この日はドル高と同時に円高も進みドル円は111円ミドル付近での小幅な値動きとなった。
一方、原油価格や銅などの商品相場が下落したことで豪ドルやカナダドル、南アランドなどの資源国通貨が上値の重い展開となった。
今日のNY時間には連休最後の重要指標となる米雇用統計が発表される。
非農業部門雇用者数や失業率は前月と殆ど変わらない数字が予想されるが平均時給は改善されるとの見方が多い。
いずれにしても堅調な労働市場が再確認されるようならFRBの利下げの可能性が一層後退し米長期金利が上昇しユーロやポンドの下落に繋がるとみる。
結果的に日本の大型連休中に円高が進まなかったとなればドル円の買い戻しの動きが強まる可能性が高い。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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