ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-06

[米ドル円]FOMCと日銀会合の政策比較

(米ドル円日足)


週明け東京市場でドル円は堅調な地合いで始まった。先週末の米小売売上高や鉱工業生産が堅調な地合いを示したことが背景にある。しかし、米中摩擦への懸念が長期化する様相を呈しており上値も限定的となっている。
今週は日米金融政策会合を控えるが双方ともに緩和姿勢が打ち出されると予想される。
ただ、FOMC会合では今回は据え置きと予想されるが既に7月の利下げを市場はほぼ織り込んでいる。一方、日銀会合では更なる緩和策が示されそうだが策にも限界が見えている。
金利差から見るとドル円は既に105円程度まで下げてもおかしくはないが、今の相場が金利差で動いていない。
ユーロやポンドなどの主要通貨がそれ以上に弱いことからドル高が進んでいるためだ。
この動きは日米金融政策会合が開かれたとしても変わらないとみており、結果的にドル円は108円台での狭いレンジがしばらく続くとみてい良いだろう。

ドル円予想レンジ:108円90銭(38.2%、BB中心)~108円20銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]合意無き離脱懸念で下げ止まらず

(ポンド米ドル日足)


先週サンダースMPC委員がBOEは早期に利上げをする可能性があると発言したことで1.27ミドル近辺まで買われたものの上値は依然として重い。
ブレグジットを巡り、次期首相にジョンソン氏の可能性が高まる中で合意無き離脱への懸念がポンド売りを促している。
ただ、大分先の話でもあり売り材料としてはそろそろ終盤に近いとみる。
1月3日のフラッシュクラッシュで付けた1.24ドル付近が次の下値目途として意識される。
BOE政策会合までにこのレベル付近で下げ止まるようなら一旦は買いを入れてみる。

ポンドドル予想レンジ: 1.2570~1.2400

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[豪ドル米ドル]ダブルボトムか今年最安値更新か

(豪ドル米ドル日足)


先週豪州大手銀行がRBAは年内に後2回の利下げの可能性があるとの見方が示されたことで豪ドルの下げが加速。1月3日のフラッシュクラッシュ以降の安値となる0.6849まで売り込まれた。
米中摩擦による中国景気減速懸念が利下げの大きな要因と考えられるが、既にそれらもだいぶ織り込んでいる。
市場は他にテーマがみられないだけにこの手の材料に飛びつきやすくなっていると思われる。
短期的には豪ドルショートが積み上がってきている可能性が高くそろそろ買い戻しが入る頃とみている。
5月21日に付けた安値0.6865と今回の安値付近がダブルボトムになるか見極めたところで買いを入れてみる。
もし、0.6850を明確に下回るようなら今年最安値となる0.67ミドル付近まで下げ続ける可能性が高い。

豪ドルドル予想レンジ:0.6920(38.2%)~0.6850

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[全般]FOMC控え様子見姿勢

ホルムズ海峡で日本のタンカーが攻撃されたことや香港での本土に対する大規模デモなど、円高材料が重なった状況でもドル円は底堅い動きが続いている。その中でポンドや豪ドルなどのリスクの高い通貨が売られやすい状況となっている。
週明け東京市場では先週末に米小売売上が3か月連続で増加したことからドルが上昇した流れを継いでドル円も底堅い動きで始まった。デモの影響を懸念された香港や上海株価も全く影響がみられずリスク回避の動きには繋がらなかったことが市場に安心感を与えた。
一方、ブレグジット問題を巡り合意無き離脱の可能性が高まるポンドや、年内に更に利下げが予想される豪ドルなどの通貨の下げが加速。
ドルや円といった動きの読みにくい通貨から目先読みやすい通貨に市場の注目が移り始めている。
今日から始まるFOMC会合や明日からの日銀会合、そして明後日にはBOE政策会合といったイベントを控える。
米中協議による世界経済への影響が今後どのような結果になるか不安感が払しょくされないなかで、目先の材料に反応しやすい通貨に市場の注目が集まる。
結果的に弱い通貨は更に弱くなり、最終的に強い通貨となるドルに資金が集まりやすくなっているように見える。
当面はポンドや豪ドル、そしてユーロといった通貨の売りが強まることでドルは更に上昇しやすい。結果としてドル円はドル高と円高の綱引き状態が続くことで狭いレンジ内にとどまりそうだ。

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