ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-06

[米ドル円]日米金融政策の温度差

(米ドル円日足)


FOMC会合では改めて緩和政策に転換したことが明らかとなりドル売り圧力は続いている。これを受けドル円は東京市場で108円を割り込み107円ミドル付近まで下落。
一方、日銀会合で黒田総裁も更なる追加緩和の可能性を示したことで下げ止まりを見せたものの上値の重い展開が続く。
その後イランが米国の無人偵察機を撃墜したとの報道により地政学的リスクの高まりから円買いが強まり107円22銭まで下落。下値目途とみていた1月4日の安値107円ミドルも下回った。
ただ、NY株式市場は三指数ともに大幅高となったことでドル円も下げ止まった。
ドル売りの流れが始まったばかりということもあり少なくとも7月FOMCまで上値は抑えられるとみる。
108円前後のサポートがレジスタンスに変わったことから107円後半では戻り売りスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ:107円80銭~107円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]BOEハト派的内容でもポンド上昇

(ポンド米ドル日足)


FOMC会合で利下げに前向きな姿勢が示されたことでアジア市場でポンドは堅調な地合いが続いた。
しかし、BOE政策会合での議事要旨が「CPIは今年の遅くにインフレ目標2%以下に低下するだろう」「4-6月期GDP見通しを0.2%から0.0%に引き下げ」など、利下げを示唆する内容となったことでポンド売りが強まり1.2675まで下落した。
しかし、市場ではFRBの利下げスタンスが意識される中で下げたところでは買い戻しの動きが強まった。
ジョンソン前外相が4回目の党首選で再びトップとなったことで合意無き離脱懸念は燻るものの目先はポンド買い圧力が継続するとみる。
フィボナッチ38.2%戻しでありボリンジャーバンドの上限でもある1.276付近が目先レジスタンスとして意識される。

ポンドドル予想レンジ: 1.2760(BB上限、38.2%)~1.2670

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル米ドル]RBA利下げ織り込み買い戻し優勢

(豪ドル米ドル日足)


FOMC会合で金融緩和姿勢が明確に示されたことで米ドル売りが強まり豪ドルは堅調な地合いでスタート。
その後ロウRBA総裁が「更なる利下げは非現実的ではない」などと利下げの可能性を示唆。一方で「欧州銀行ほど利下げスピードを速める必要はない」と発言。
FOMC後に付けた高値0.6910では一旦は上値が抑えられたものの再び買いが強まった。
米ドル売りの流れは欧州からNY市場まで続き豪ドルはこの日の高値となる0.6936まで上昇。この0.6930レベルはボリンジャーバンドの中心線やフィボナッチ50.0%戻しでもあり一先ず抑えられた。しかし、ほぼ高値圏での引けとなったことで買いの勢いは強いとみてよいだろう。
RBAの利下げ観測は以前から聞かれていただけに大分市場は織り込んでいる。
目先フィボナッチ61.8%戻しとなる0.6950付近が意識される。

豪ドルドル予想レンジ: 0.6950(61.8%)~0.6890

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[全般]イラン地政学的リスクとFRB緩和政策

未明のFOMC会合で利下げの可能性が示唆されたことでドルが全面安。それに加えイランが米国無人偵察機を撃墜したことで俄かに地政学的リスクが高まったことから円高の動きも重なりドル円は107円前半に下落。
一方、NY株式市場は金利低下への期待から三指数ともに大幅高となるなど市場には楽観的なムードが漂う。
昨日の東京市場ではFOMC会合で利下げに前向きな姿勢が示されたことを好感。日経平均株価や上海総合指数が堅調な地合いとなったが、ドル安圧力の中でドル円は上値の重い展開となった。この日は日銀会合が開かれ黒田総裁は更なる追加緩和の可能性を示したことがドル円の下支えとなった。
しかし、欧州市場ではFRBの利下げ観測によるドル売りの動きが強まりユーロやポンドは上昇。また、イランが米国無人偵察機を撃墜したとの報道もあり地政学的リスクの高まりから円買い圧力が強まった。
トランプ大統領が「イランはとても大きな間違いを犯した」「米国がイランを攻撃するかどうかは直ぐにわかる」と発言したことでドル円は一時107円21銭まで下落。
NY株式市場は金利低下への期待から三指数ともに上昇するなど地政学的リスクに対する警戒感は全く感じられなかった。
実際にイランとの戦争という事態に陥いるという見方は少ない。
一方で世界的な金利低下圧力への流れが進むことで楽観的なムードが広がっている。
7月FOMC会合で利下げを実際に実施するまでドル安圧力は継続するとみているが、過度な円高への反動には注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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