ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-06

[米ドル円]サミットを控えショートカバー

(米ドル円日足)

USD_JPY_20190624_hiashi.jpg

先週はFRBの利下げの可能性が高まりドルが全面安となる中でドル円は107円05銭まで下落した。一方、堅調なNY株式市場によるリスクオンが辛うじてドル円の下支えとなった。ただ、イランと米国とが一触即発の状況のなか地政学的リスクもありドル円は上値の重い展開が続く。トランプ大統領がFRBへ利下げ圧力をかけ、他国への金融政策や為替政策にまで言及するなど円高材料に事欠かない。
ただ、今週末にはG20サミットを控え米中摩擦回避への動きがみられるようなら一時的にドル円のショートカバーが入るとみている。
また、クロス円の巻き戻しもドル円の下支えとなりそうだ。

今週のドル円予想レンジ:108円50銭(BB中心、38.2%)~106円60銭(BB2σ下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]下降トレンドライン上抜く

(ユーロ米ドル日足)


先週はドラギ総裁が緩和政策の可能性に言及したことでユーロ売りが強まった。しかし、トランプ大統領が為替誘導と反論。また、FOMCで利下げの可能性が示されたことでドル売りが強まるとユーロは反発。ユーロは対ドルで下降トレンドラインを再び上抜けて前週の高値1.1350も上回った。
ドル安の流れと金融政策の温度差などからのユーロ買いの勢いは今週に入っても継続するとみる。
ただ、米長期金利の低下も大分織り込んできていることから上値もそろそろ限界に近付いていると思われる。
目先61.8%戻しとなる1.14ドルから3月20日付けた高値1.1450付近が上値目途として意識される。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1400(61.8%)~1.1280

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[NZドル円]RBNZ会合で緩和示唆されるか注目

(NZドル円日足)


世界的な緩和政策が進む中で今週はニュージーランド中銀RBNZの政策会合が開かれる。
声明の内容次第でNZドル売りが先行するのか、或いは反発に転じるか注目が集まる。
今回の政策会合では現行の政策金利1.5%据え置きが予想されるが、先日RBAが利下げに踏み切っておりRBNZも追随する可能性もある。
貿易摩擦などによる世界景気減速懸念の燻りから今後利下げの可能性が示されるようなら対ドル対円で売りが強まりかねない。
ただ、ニュージーランドは地政学的リスクなども含め世界情勢に比較的影響を受けにくいことから楽観的な内容が示される可能性もある。
世界の金余り状況の中で相対的に金利水準などから資金が流入するとの期待から上昇に転じる可能性も残す。
しかし、週末のG20サミットも控えることから最終的に戻り売りが出やすくなる。

NZドル円予想レンジ:71円50銭(50.0%、BB中心)~70円25銭

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[全般]G20に向け神経質な展開

先週は主要各国が緩和的な金融政策への姿勢が打ち出される中でFOMC会合に注目が集まった。改めて緩和政策への転換が示されたことでドルが全面安。また、金利低下期待からNY株式市場は一時最高値を更新するなどリスクオンの動きが強まるかと思われた。しかし、イランなどの地政学的リスクなどで相殺されドル円は上値の重い展開が続いている。
今週はG20に向けた米中摩擦への思惑から神経質な展開が予想される。
先週開かれたFOMC会合では約半数のメンバーが年内利下げの可能性を示唆したことでドルが全面安となりドル円は一時107円05銭まで下落した。一方、緩和期待からNY株式市場は三指数ともに上昇。週末のNY市場でNYダウが一時最高値を更新する場面も見られドル円も107円後半まで上昇。その後は利食い売りなどに押される格好で三指数ともに小幅下落に転じたものの、市場全体に安心感が広がる。
今週末にはG20サミットが大阪で開催されるが注目は米中首脳会談への思惑が交錯し神経質な展開が予想される。
中国が歩み寄る形で一時的にも緩和ムードが広がり関税引き上げが回避されるようなら利下げ期待が後退。ドル買いと同時にリスクオンの円安が進みかねない。
ただ、最終的な合意にはまだまだいくつもの壁があり一時的なポジションの巻き戻しの範囲を脱しないとみる。
先週のFOMCで緩和姿勢が示されたことで週末にかけてユーロやポンドの上昇が一気に進んだことによりドル安の流れの勢いが今週も続くと予想する。
一方で、イランに対する攻撃が一先ず回避され株式市場の上昇などからリスク回避の動きが後退。
クロス円の上昇を背景に神経質ながらもドル円は週末にかけて底固めからじり高の展開を予想する。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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