ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-06

[米ドル円]106円台突入は過剰反応か

(米ドル円時間足)


昨日の東京市場でドル円は約半年ぶりの106円台に突入。イランと米国との地政学的リスクの高まりに加えトランプ大統領が日米安保に不満を示しているとの報道で円買い圧力が高まった。元々ドル売りの動きが強まる中で円買いが仕掛けやすかった状況にあったことから過剰反応とも言えそうだ。
ただ、ドル円を取り巻く環境は円買い材料が山積しておりちょっとした材料でもドル円の売りに反応しやすい。
G20での米中協議が一つの山場になると考えており、それまでは短期決戦が続く。
短期的にはドル円のショートができやすいだけに106円台では買いを入れておきたい。

ドル円予想レンジ:107円50銭(38.2%)~106円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]トランプけん制発言でユーロの上値抑える

(ユーロ米ドル日足)


東京から欧州市場にかけてユーロは対ドルで下落。1.1412の高値圏では利食い売りなどが散見された。このレベルはボリンジャーバンドの上限が位置していることも意識されたと思われる。
NY時間にブラード・セントルイス連銀総裁が「7月FOMC会合で50bpの利下げは必要ない」との発言でドル買い戻しの動きが強まるとユーロは1.1345まで下落。
ほぼ安値圏での引けとなった。
G20サミットを控えポジション調整の動きは今日も継続するとみる。
昨日も米政府当局者が「トランプ大統領はドルは強すぎ、ユーロは弱すぎと考えている」と発言したとの報道もユーロの上値を抑えた。
ただ、米利下げ期待は依然として根強く最終的にユーロ買いの動きは終わっていない。
調整後は再びユーロ買いが進む可能性が高いが、目先は戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1420(BB上限)~1.1320(38.2%)

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[NZドル円]RBNZ会合声明に注目

(NZドル円日足)


本日の東京時間に開かれるRBNZ政策会合では現行の政策金利1.5%据え置きが予想される。ただ、市場は先日行われたRBA会合で利下げを実施したこともありRBNZの利下げ期待が高まる。それだけにポジションはNZドルショートに傾いている可能性が高く、政策がニュートラルとなればNZドル買い戻しの動きが強まるとみている。
もし、利下げを示唆したとしても既にNZドルは3月後半から下落幅を拡大しており、下値は限定的とみる。
G20サミットを間近に控えていることもあり、ポジション解消の動きが入りやすい状況とみる。

NZドル円予想レンジ:71円60銭(61.8%)~70円70銭

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[全般]FRBの過度な利下げ期待後退でドル買い

ブラード・セントルイス連銀総裁やパウエルFRB議長の発言により過度な利下げ期待が後退しドルは全面高。一方、NY株式市場は三指数ともに下落に転じるなど、G20を控え全般に調整の動きが目立った。
昨日の東京市場でドル円は106円台に突入。トランプ大統領が日米安保を破棄するという一部報道や、米国がイランに対して追加制裁を課したことで中東情勢への懸念が高まりリスク回避の円買いが強まった。
しかし、欧州市場に入るとユーロやポンドが対ドルで売りからスタートするとドル全般に買いが入りドル円も107円台を回復。
NY時間にはブラード・セントルイス連銀総裁が「7月のFOMC会合で50bpの利下げを実施する状況にはない」と発言するとドルは一気に上昇。前回の会合で一人利下げを主張していただけに市場は反応。その後パウエルFRB議長も「金融政策は短期的なセンチメントの変動に過剰に反応してはならない」「FRBは政治的な圧力から隔離」「政治に屈すれば打撃」などと発言。過度な利下げ期待が後退したことでドル買いが強まると同時にNY株式市場は三指数ともに大きく下落した。
結果的にドル円は106円後半から107円40銭に上昇したもののリスク回避による円買いが上値を抑えた格好だ。
G20を控え株式や為替市場では全般にポジション調整的な動きが目立ち始めている。
一方、米長期金利は依然として2%前後の低いレベルにあるなど、最終的に利下げに対する期待は変わっていないことを示す。
市場はG20での米中協議の行方に注目しており、その結果次第では大きな混乱を招くか安心感が広がるのか五分五分の状態にあるといえそうだ。

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