ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-07

[米ドル円]米金利低下でG20前のレベル

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_20190703_jikanashi.jpg

原油価格の下落や地政学的リスクの高まりから米長期債へ買いが集まり金利が低下。
NY時間にドル安が進んだことでドル円は108円を割り込み107円77銭まで下落した。
このレベルは米中協議が始まる前のレベルであり往って来いとなった。
ここから更に下落する材料は乏しくそろそろ押し目買いのチャンスと考える。
今日のNY時間に発表されるADP雇用統計やISM非製造業景況指数が予想通りであればドル買いが再開する可能性が高いとみる。
ただ、週末の雇用統計を控え本格的な上昇は今の時点では見込めない。

ドル円予想レンジ:108円20銭(日足BB中心)~107円60銭(時間足50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]BOE金融緩和の思惑

(ポンド円日足)


昨日のロンドン時間にカーニーBOE総裁が「不確実性が短期的な政策対応を正当化する可能性」と発言したことで次回の会合で利下げ期待が高まりポンドは急落。136円後半から135円後半へ1円余り下落した。
原油価格の下落が進んだこともポンド売りを加速するなど、ポンド円に市場の注目が集まった。
ただ、利下げに踏み切るかどうかは依然不透明であり市場は過剰に反応した観もある。
6月に入り135円ミドルでポンド円は下げ止まりを見せており、今回も一先ずこのレベルでは買いを入れておきたい。

ポンド円予想レンジ: 136円50銭(38.2%)~135円50銭(BB下限)

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[豪ドル円]年内更に追加利下げの可能性

(豪ドル円2時間足)


東京時間に開かれた豪州中銀RBA政策会合では予想通り政策金利1.25%を1.0%に引き下げた。声明文では「労働市場の動向を注意深く監視し経済の持続的成長と長期に亘るインフレ目標の達成を支援するために必要であれば金融政策を調整する」との内容となり発表後豪ドルは急落。75円35銭まで下落したが材料出尽くし観もあり直ぐに買い戻しが入り75円74銭まで上昇。その後ロウRBA総裁が「必要に応じ金利を再び調整する用意がある」などと発言したことで再度売りが強まった。しかし、下げたところで押し目買いが入るとこの日の高値となる75円75銭まで上昇した。
NY時間に原油価格が下落。また「ペンス副大統領がワシントンに戻る必要性がある何かが起きた」との報道もあり円買いが進むと豪ドル円は75円32銭まで下落。RBAの発表直後の安値とほぼ同レベルで下げ止まっている。
豪ドル自体は米金利低下などから買いがみられることから豪ドル円は円次第といったところだ。
ドル円もG20前のレベルまで下がりそろそろ下げ止まりがみられることから75円前半で豪ドル円の買いを入れてみたい。

豪ドル円予想レンジ:75円80銭(50%)~75円10銭

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[全般]リスク回避の円高

米中協議への期待で上昇したドル円だが昨日はペンス米副大統領やプーチンロシア大統領の不確定な行動の情報などで地政学的リスクが高まり円買いが進んだ。
昨日の東京市場では特に経済指標発表などもないなかで米中協議への期待感も徐々に落ち着きを取り戻し108円前半での動きが続いた。
欧州市場が始まったところでユーロが大きく上昇。ECBの政策担当者が「7月に早急に利下げをする理由はない」と発言したことでユーロ買いを促した。しかし上昇後は利食い売りなどに押されるなど投機的な動きがみられた。
NY市場が始まったところでナバロ大統領補佐官が「ペンス副大統領がワシントンに戻る必要性がある何かが起きた」との報道でリスク回避の円買いと同時に安全な米国債が買われドル安と円高が同時に進行。また、プーチン大統領が国防相と緊急会談を行ったとの報道も重なりドル円は108円を割り込んだ。
その後プーチン大統領が「セヴェロモルスクの14名の死亡した潜水艦事故での調査を指示」との報道が伝わったもののドル円の上昇は限られた。
米中協議への期待も今後の成り行き次第では再び激化する可能性を残すものであり、不安感は燻る。
市場は週末の米雇用統計発表待ちとなっており、その結果がFRBの金融政策にどう影響するかを見定めるまでは動きにくい状況が続く。
今日のNY時間に発表されるADP雇用統計は週末の雇用統計を占ううえで注目したい。

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