ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-07

[米ドル円]パウエル発言に注目

(米ドル円日足)



FRBの過度な利下げ観測が後退しドル買いが先行する中でドル円は底堅い動きが続いている。一方、株式市場が軟調な地合いとなり円買いの動きも見られたがドル上昇の勢いがそれを上回った。
ただ、イランのウラン濃縮上限超えで中東情勢の悪化による地政学的リスクの高まりは円買い要因となりドル円の上値にも限界がある。
明日のパウエル議長議会証言では継続的な利下げには否定的な内容が示されるとの見方が多く、それまでドルは堅調な地合いをキープするとみており109円台を試す展開を予想する。
109円前後にはボリンジャーバンドの上限やフィボナッチ38.2%戻しもあるだけに一旦は売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ:109円00銭(38.2%、BB上限)~108円10銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]1.1280のサポートに注目

(ユーロ米ドル日足)



米雇用統計の結果を受け米長期金利が上昇に転じたことでユーロの下落が進んだが昨日は下げに一服感が広がった。
6月18日に付けた直近の安値1.1180付近が意識されており、このレベルを下回るようなら今年の安値となる1.11ドルを再度試す展開が予想される。
今日のパウエルFRB議長の議会証言で利下げのトーンが後退するようなら米長期金利が一段と上昇し1.1180を下回るとみている。
反対に、このレベル付近で下げ止まるようならダブルボトム形成で買いを入れてみたい。

ユーロドル予想レンジ: 1.1240~1.1160(BB下限)

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[カナダドル円]リスクオンと原油高

(カナダドル円日足)



週明け東京市場では日本と中国の株価の下落などに伴いカナダ円も売りが先行。82円79銭まで下落した。しかし、欧州市場に入ると円売りが再開しカナダ円は83円20銭まで反発。しかし、このレベルはフィボナッチ61.8%戻しとなるため一旦は利食い売りに押し戻された。
明日はカナダ中銀BOCの政策会合が開かれるが、米国の過度な利下げが後退しておりBOCにも影響を与える可能性が高いとみる。
ここにきて原油価格も底堅い動きが続いていることからカナダドルにとっては追い風となる。
カナダ円はボリンジャーバンドの上限に沿ってバンドウォークが始まっており次の上値目途は4月17日に付けた高値84円35銭が意識される。
一先ず明日のBOC会合を控え本日はボリンジャーバンドの上限となる83円30銭がレジスタンスとみる。

カナダ円予想レンジ:83円30銭(BB上限)~82円80銭

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[全般]パウエル発言に注目

先週末の米雇用統計の結果を受け市場はFRBの利下げペースが鈍化するとの見方が広がり米金利は上昇。ドル高が進む中で株式市場は利下げ期待後退によりNY株式市場は三指数とも下落幅を加速。リスク回避の円買いが進んだもののドル高がそのスピードを上回りドル円は108円後半まで上昇した。

週明け東京市場でドル円は上値の重い展開で推移。
先週の米雇用統計で雇用者数が予想を大幅に上回った事を受け今月末のFOMCでの利下げ幅が縮小されるとの見方が広がりドル高で始まった。しかし、日経平均や上海総合指数が下落して始まったことでリスク回避の円買いも同時に進みドル円は108円前半でのもみ合いが続いた。
しかし、欧州市場に入るとユーロ円やポンド円を中心にクロス円の買いが先行したことでドル円も上昇。
NY市場に入ると米長期金利の上昇もありドル買い先行で始まったが同時に株式市場は三指数ともに下落。しかし、ドル高の勢いの方がリスク回避の円買いを上回る勢いとなったことでドル円はこの日の高値となる108円80銭まで上昇。
ほぼ高値圏で引けるなどドル買いの勢いは依然として強いままだ。

今日のNY時間にはパウエルFRB議長の議会証言を控え注目が集まる。
米雇用統計の好結果に対して利下げは予防的なもので今後継続する可能性が低いとの見方が広がればドルの買い戻しが強まるだろう。一方、NY株式市場は一段の下落が進むことになり円高も同時に進行。
ただ、米中貿易摩擦による景気減速への懸念が継続するとの見方も示され、玉虫色の内容となれば安心感が広がりクロス円の買いが強まるとみている。
短期的にはクロス円の下げ止まりがみられており、底堅さが確認されるようなら買いを入れてみたい。

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