[米ドル円]109円の厚い壁

ドル円は東京、欧州、そしてNY市場で何度か109円台を試す展開がみられたが結果的に届かなかった。109円前後はフィボナッチ38.2%戻しでありボリンジャーバンドの中心線が位置しているため意識される。
ただ、それ程の強いレジスタンスではなく上抜けすれば寧ろショートカバーを誘発する可能性が高いとみる。
今日のパウエルFRB議長の議会証言で過度な利下げ期待が後退する発言が出れば一気に半値戻しとなる109円60銭まで上昇するとみている。
反対に、景気に慎重な姿勢が示されたとしても今月のFOMC会合では0.25%の利下げは既に織り込んでおり下値は限定的とみる。
ドル円予想レンジ:109円60銭(50%)~108円30銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]半年ぶりの安値更新

先週の米雇用統計の結果を受け米長期金利が上昇したことからポンド売りが加速。
しかし、既にその前からポンド売りが強まっていただけに更に加速させた格好だ。
結局6月10に付けた安値1.2507を下回ったことでベア派が勢いづいた。
昨日はアイルランドのドナフー財務相の「英国の無秩序なEU離脱派は大きなリスク」との発言をきっかけにポンド売りが強まった。これまでならこの手の発言には反応しないポンドだけに、それだけ売り仕掛けが入っているとみることもできる。
今年1月3日に付けた安値1.24付近を再度試しに来たことでそろそろ終了に近いとみる。
今日のパウエルFRB議長の発言次第ではショートの巻き戻しが入り大きく反発に転じる可能性が高い。
ポンドドル予想レンジ:1.2570(38.2%)~ 1.2440
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[米ドルカナダドル]BOC会合に注目

今日の23時にはパウエルFRB議長の議会証言と同時にBOC政策会合が開かれる。
先週の米雇用統計の好結果を受けパウエル議長は過度な利下げに慎重な姿勢を示すようならドル高カナダドル売りで反応するだろう。
BOC政策会合では現行の1.75%政策金利は据え置くことが予想される。
BOCは米中貿易摩擦など世界経済の先行き不透明感が大きく中立的な政策スタンスを維持するとみられている。ただ、先週ドルカナダは1.3039と今年最安値を付けるなどカナダドル高が進んだ。今回カナダドル高に懸念が示される可能性もあり、そうなればドルカナダの買い戻しが一気に強まりかねない。
上値目途としてはボリンジャーバンドの中心であり38.2%戻しとなる1.3190付近が意識される。
ドルカナダ予想レンジ:1.3190(38.2%、BB中心)~1.3100
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[全般]パウエル議会証言待ち
昨日の東京市場では日経平均株価が上昇して始まるとドル円も108円90銭まで上昇したが押し戻された。NY時間にパウエルFRB議長の講演を控え慎重な動きが目立った。
欧州市場では米長期金利の上昇に伴いドル全般に買いが進むとドル円は再び109円直前まで上昇したが届かず反落。
ユーロの動きは鈍かったもののこの日はポンドが大きく下落。
ドナフー・アイルランド財務相が「英国の無秩序なEU離脱は大きなリスク」と発言したことで改めてハードブレグジットへの懸念が拡大。1.2440まで売り込まれるなど1月3日の最安値に近づいた。
ドルが全般に強含む中で本日のNY時間にはパウエルFRB議長の議会証言が控える。
NY時間にクドローNEC委員長が「FRBは雇用指標ではなく物価指標を見るべき」と発言するなど利下げを促す発言があった。
雇用者数が好調な結果を示したことでFRBの緩和スタンスに影響が及ばないように警告した観もある。
パウエルFRB議長がもし景気動向に慎重な姿勢を示すようなら再びドル売りが強まりかねないという懸念がドル円の上値を抑えている。
しかし、市場は今月末のFOMC会合で0.25%の利下げを完全に織り込み済み。
株式市場も落ち着いていることから今回の証言でパウエル議長は予防的な利下げを示唆する可能性が高いとみる。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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