[米ドル円]上下往って来い

東京市場でドル円は108円を割り込み107円86銭まで下落。前日のパウエル議長の発言で利下げ期待の高まりからドル売りが強まった。このレベルは半値戻しのレベルでもあり意識された模様。
しかし、欧州市場にかけてクロス円を中心とした買い戻しが入るとドル円も108円台を回復。
NY市場では米6月CPIが予想を若干上回った事でドルの買い戻しが入るとドル円は108円53銭まで上昇。結局朝方の下落前のレベルに戻る往って来いとなった。
市場の一部では月末のFOMC会合での利下げ幅を0.25%ではなく0.5%との見方も浮上していたが、CPIの結果を受け再び後退したと思われる。
ただ、月末まではまだ日が長いことからその間は思惑が先行する相場展開が予想され109円を天井に108円を挟んでのもみ合いが続くと予想する。
ドル円予想レンジ:108円80銭~108円10銭(38.2%、BB中心)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]調整の買い戻しも一巡か

東京市場でユーロは前日のパウエル議長の発言を受け堅調な地合いでスタート。NY市場が始まる直前には1.1286まで買われたが、このレベルにはボリンジャーバンドの中心線が位置していたことやフィボナッチ61.8%戻しのレベルでもあり意識された。
結果的に米国CPIが予想を上回り米長期金利が反発したことでドル買い戻しの動きが強まりユーロは反落。
日足ローソク足チャートを見ると長い上髭を伸ばしており一旦は天井を付けた可能性が高い。
1.1180付近は強いサポートとみられていることから当面1.13から1.12のレンジ相場が続くとみている。
ユーロドル予想レンジ:1.1280(BB中心)~1.1220(38.2%)
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[南アフリカランド円]投資通貨としての買い

前日にクガニャゴSARB総裁が再任されたことを受けランドの買いが加速。昨日のNY市場で南アランド円は7.799円の高値を更新した。
6月7日に7.133円の安値を付けてから南アランド円は上昇に転じた。
世界的な利下げ競争が激化する中で南アランドの政策金利は6.75%と極めて高く投資目的としての買いが入りやすい。
ボリンジャーバンドの中心線が上向きに転じていることもあり、上昇トレンドの流れは今後も継続するとみている。
ただ、この通貨は流動性が低いことから一時的に振れやすい特徴がある。
投資として長期的な保有を考えるのであればナンピン買いで入るという手もある。
南アランド円予想レンジ:7.83円(BB上限)~7.68円
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[全般]CPIの結果を受けドル反発
昨日の東京市場では前日にパウエルFRB議長が改めて利下げの可能性を示唆したことでドルが下落。一時109円に迫ったドル円は108円を割り込み107円後半まで押し戻された。クロス円も全般に弱含みで推移するなどドル安と同時に円高の動きも重なった。
欧州市場に入るとドル安の流れが継続する中でユーロやポンドが上昇すると今度はクロス円全般に買い戻しが入りドル円は108円台を回復した。
NY市場が始まったところで6月米CPIが0.1%と予想の0.0%を上回ると一転。米長期金利が大きく上昇するとドルの買い戻しが入りドル円は108円ミドル付近まで上昇。
結局この日のドルは往って来いに近い動きとなった
市場は既に今月末のFOMC会合で利下げを100%織り込んでおり、0.25%の利下げ確率は71%で、0.5%の利下げ確率は29%と再び上昇。しかし、CPIが予想を上回った事でFRBの年内利下げ幅に対する期待がやや後退。
雇用の改善に対してパウエルFRB議長はインフレとの関連性が低下したと発言。今後物価指標に重点を置くことになり、今回のCPIに注目が集まった。
まだ市場はFRBの緩和政策以上に金利は低く催促相場は続くとみられるが、今日は週末でもありドルの買い戻しの動きは継続するとみる。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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