ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-07

[米ドル円]リスク回避の円高も重なる

(米ドル円日足)


米中貿易摩擦の長期化や追加関税の可能性が再び高まったことで東京時間にドル円は108円を割り込んだ。
NY市場でも複数のFRB幹部のハト派発言で米金利が低下しドル安が進んだ。
更に、米国のイラン無人機撃墜の報道からリスク回避の円高も重なりドル円は東京で付けた安値を下回ると107円22銭まで下落。ほぼ安値圏での引けとなった。
ウィリアムズNY連銀総裁の発言により市場は来週のFOMC会合での0.5%利下げへの期待が再び高まっている。
結果的にNY株式市場は上昇したことで円高の速度も抑えられており、そろそろ下げ止まるとみている。
ただ、市場の不安感が広がる中で円高に振れやすい地合いが続くことから上値も限定的となっている。

ドル円予想レンジ:107円90銭(BB中心、38.2%)~107円00銭(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]反発も一時的

(ポンド米ドル日足)


ポンドは下げ止まりから買い戻しが始まり、この日も大幅上昇するなど堅調な動きが今日も予想される。
英下院はこの日、次期首相が合意無き離脱を強行するため議会を休会することを阻止する修正案を可決したことでポンドの買い安心感が広がった。
ロンドン時間に発表された6月英小売売上高が予想を大きく上回った事もポンド買いに拍車をかけ1.2495まで上昇。1.25ドル付近では売りが並んだことから一旦は上値が抑えられた。
しかし、NY市場が始まったところでウィリアムズNY連銀総裁のハト派発言で米金利が低下。ドルが全面安となったことでポンドは1.25ドルを上抜き1.2558まで上昇。
ほぼ高値圏で引けている。
下げ過ぎた反動の買いとみており、最終的にポンド売り再開の可能性が高いとみるが目先は未だ買いの勢いは強い。
フィボナッチ50.0%戻しでありボリンジャーバンドの中心線が位置する1.2580ドルが上値目途とみる。

ポンドドル予想レンジ:1.2580(50.0%)~1.2370(BB下限)

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[南アフリカランド円]利下げでもランド上昇

(南アフリカランド円日足)


昨日のNY時間に開かれた南アフリカ中銀SARB政策会合で現行の政策金利6.75%から6.5%への引き下げを全会一致で決定。クガニャゴSARB総裁は「ランドは若干過小評価されている」「インフレ期待は引き続き緩やか」と発言。これを受け、ランドは利下げにも関わらず上昇に転じるなどランドの買いの強さが寧ろ確認された格好となった。
6.5%の政策金利は投資家にとっては依然として魅力的であり、下げたところは買いが出やすい状況が続く。
ただ、6月に安値を付けて以来上昇が続いており、レベル的には高値圏にあるだけに積極的に買いは入れにくい。
しかし長期的なポジションとしては下げたところで打診買いを入れておきたい。

南アランド円予想レンジ:7円81銭(61.8%)~7円68銭

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[全般]米中摩擦懸念でドル安継続

米中貿易摩擦が長期化するとの懸念が漂う中で金利低下に伴うドル安が更に進むとドル円は107円前半まで下落。特に材料がない中で思惑が先行しやすい地合いが続いている。
昨日の東京市場では前日のNY株式市場が続落して引けたことから日経平均株価も大幅安となった。これを受けドル円は週初に付けた安値107円80銭を割り込むなど弱気ムードが広がった。
その後ポンド円などの買いが入るとドル円の買い戻しも入り107円後半まで上昇。
NY時間に発表されたフィラデルフィア連銀製造業景況指数が21.8と予想の5.0を大きく上回るとドル買いが先行。ドル円も108円台を回復した。
しかし、その後発表された6月景気先行指数が-0.3%と予想の0.1%を下回ると米金利が低下し再びドル売りが強まった。
また、この日はFRBメンバーのハト派的な発言が相次いだ。
ウィリアムズNY連銀総裁は「大惨事を待つより予防的な措置をとる方が良い」「中立金利がゼロ近辺の時は迅速に追加緩和に踏み切る必要」などと発言。
また、クラリダFRB副議長も「米経済成長を継続させるため適切に行動する」「データが変わるまで待つ必要はない」などハト派的な発言が重なったこともドル安を促した。
先日トランプ大統領が米中協議は長期化し、追加関税の可能性を示したことで市場の不安感が拡大。それが金利低下とドル安を促している。
しかし、米中協議は元々長期化することを市場はある程度予想しており、今更観もある。
材料不足の中で今月末のFOMC会合まではこのような思惑が先駆しやすい地合いが続く。
市場は再びFOMCでの利下げ幅が0.5%との見方が高まっている。
FOMC会合一週間前のブラックアウトぎりぎりでのウィリアムズ発言だけに市場の思惑が高まった格好だ。しかし、市場のセンチメントは変わりやすく、このドル安の流れもすぐに変化する可能性もあり注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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