[米ドル円]米債務問題や米中摩擦懸念後退

米国債務上限引き上げに対して与野党が大枠合意したとの報道でドル円は108円台に上昇。また、ライトハイザーUSTR代表やムニューシン財務長官が29日に中国を訪問。G20以降初めて米中閣僚級協議が行われることから米中協議への期待が高まりドルが全面高となった。また、NY株式市場も三指数ともに上昇したことでリスクオンの円安も進みやすい状況となりドル円はNY市場で108円29銭まで上昇。高値圏での引けとなり買いの勢いは今日も継続するとみる。
一方、イランによる中東の地政学的リスクやFRBの利下げ期待などからドル円の上値も限定的とみるが勢いがつけば109円付近までの上昇も視野に入る。
ドル円予想レンジ:108円60銭(76.4%)~108円00銭
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[ユーロ米ドル]利下げ期待とドル高でサポートライン下まわる

東京市場からドル高が進む中でユーロは終日軟調な地合いが続いた。
欧州市場に入りこれまでのサポートとして意識された1.1180を下回ると更に売りが加速。
NY市場では米長期金利の上昇からドルの買いが更に強まるとユーロは1.1145まで下落し、ほぼ安値圏での引けとなった。
明日のECB理事会では0.1%の利下げの思惑が浮上したこともユーロの上値を重くした。
ただ、明日の会合で金利が据え置かれた場合には一気に買い戻しの動きが強まる可能性もあり、このレベルからの積極的な売りは控えたい。
5月23日に付けた今年最安値となる1.11ドル付近手前では買いを入れていくが、抜けたところで損切りを置く。
ユーロドル予想レンジ:1.1220(38.2%)~1.1100(今年最安値)
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[ポンド米ドル]ジョンソン新首相誕生

この日のロンドン時間にジョンソン前外相が予想通り党首選で勝利し新首相誕生となった。
EU離脱強硬派のジョンソン氏ということで市場はポンド売りを進めていたが、実際に首相誕生で買い戻しの動きも見られた。
しかし、米中協議改善への期待や債務上限引き上げが合意に至るとの見方でドルが全面高となったことでポンドの上値も抑えられた。
ドル高の流れは目先継続するとみられることからポンドは戻り売りスタンスで臨みたい。
ポンドドル予想レンジ:1.2480(38.2%)~1.2383(7月17日安値)
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[全般]ドル全面高の動き継続
昨日の東京市場ではファーウェイへの制裁緩和期待などから日本や中国の株価が上昇し円安の動きが強まった。
また、トランプ大統領と与野党の議会指導部が今後2年間の連邦政府の歳出と債務の大枠について合意したことが報じられるとドルは全面高となった。
一方で、この日英国では党首選でジョンソン前外務相が新党首に決定。合意無き離脱の可能性が高まる中でポンドは軟調な地合いで推移。
また、明日のECB理事会を控え利下げの思惑が広がりユーロ安も同時に進行するなどドルの押し上げ要因となった。
NY市場ではライトハイザーUSTR代表やムニューシン財務長官が29日に中国を訪問するとの報道で米中協議進展への期待が高まりNY株式市場は三指数ともに上昇。米長期金利も上昇しドル全面高の動きが続いている。
これまで市場の足枷となっていた米国債務上限問題や米中協議進展への期待などの高まりが市場に安心感を与えた。
しかし、明日のECBを皮切りに来週は日銀やFOMC会合を控えており、一方向に大きく動きにくい状況が続く。
ただ、目先はこれらの好材料を背景に堅調なドルの動きは継続するとみる。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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