ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-08

[米ドル円]市場の不安心理が円高ドル安を招く

(米ドル円日足)


トランプ大統領は対中制裁の手綱を緩める気配を見せないことから世界的な景気減速懸念がドル円の下押し圧力となっている。ただ、所々で中国への駆け引きがみられることから、その都度ドル円のショートカバーが入る。
米中懸念がFRBへの緩和期待を拡大させることから、この問題が長期化するということは常に円買いドル売りの動きが続くことになる。ただ、先週末の米雇用統計では平均時給が予想を上回るなど米経済指標を見ると利下げの必要性が低い。これはパウエルFRB議長も同様な発言をしており、今後の経済指標次第で9月の利下げ期待が後退する可能性も高い。
ただ、8月は米国債の利払いなど過去円高に振れやすいというアノマリーもありドル円の下落圧力は残る。
今週は急速にドル安円高に進んだ反発が入るとみているが、世界的な株安が進むようなら106円割れをためす展開もありそうだ。
106円を割り込むようなら1月3日のフラッシュクラッシュで付けた105円割れも視野に入る。
いずれにしてもドルロングポジションのしこりが戻り売りとして上値を抑えてきそうだ。

今週のドル円予想レンジ:108円20銭(61.8%、BB中心)~106円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]落ちてくるナイフ

(ポンド円週足)


合意無きEUからの離脱の可能性は以前から変わらないものの、期限が近づくにつれ現実の厳しさがポンド売りを加速させている。
また、米中協議への警戒感からリスク回避の円買いも重なったことで先週ポンド円は5円余り下落。下げ止まる気配が見られない。「落ちてくるナイフは掴むな」の相場の格言通り途中で買いを入れると怪我をすることになりそうだ。
先週末にカーニーBOE総裁は「合意無き離脱の経済的ショックは瞬間的なもの」「合意無き離脱はインフレを誘発する」と発言。しかし、ポンド売りは一向に止まる気配は見えてこない。
先週1月3日のフラッシュクラッシュで付けた安値を抜けたことで次のサポートレベルは2016年10月の安値レベルである127円から124円付近が意識される。

今週のポンド円予想レンジ:131円20銭(38.2%)~126円 00銭

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[豪ドル円]RBA政策会合

(豪ドル円日足)


トランプ大統領が中国に対し3000億ドルの追加関税を課すとの発言で豪ドル円は74円付近を割り込むと損切りを巻き込みながら72円前半まで下落。
中国景気減速懸念の高まりから貿易関係の深い豪ドル売り圧力が高まった。
先週はほぼ安値圏での引けとなっており、売りの勢いは今週も継続するとみる。
今週はRBA政策会合が開かれるが、米中貿易摩擦激化の再燃により追加利下げへの積極的な姿勢が示される可能性が高い。大分下げ幅を拡大した後だけに、買い戻しも入りやすい。
戻り売りスタンスで臨みたい。
次の下値目途としては1月3日のフラッシュクラッシュで付けた安値70円ミドルから前半が意識される。

今週の豪ドル円予想レンジ:73円50銭(50%)~70円50銭

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[全般]ドル安円高の流れ止まらず

先週はFOMC会合で0.25%の利下げが実施されたものの市場の予想よりもハト派的ではなかったとの見方からドル買いで反応。一方株式市場はネガティブ材料となり下落に転じたことでリスクオフの円買いもありドル円の上値は抑えられた。その後発表された米ISM製造業が予想を下回ったことでドル売りで反応。その後トランプ大統領が中国に対して3000億ドル分の中国製品に10%の追加関税を課すとの発言で相場は一転。貿易摩擦による景気減速懸念が広がるとFRBへの利下げ期待が再び高まりドル安が先行。
一方、NY株式市場は利下げ期待よりも不安定な相場への警戒感がより高まったことで三指数ともに大幅安。
ドル安と同時に円高が進むとドル円は107円を割り込んだ。
週末に発表された米7月雇用統計では雇用者数や失業率は予想通りとなったものの平均時給が3.2%と予想の3.1%を上回ったが、ドル買いには繋がらなかった。
その後「トランプ大統領は対中制裁関税の発動の延期や中止にオープン」との報道でドルのショートカバーが入ったもののすぐに反落。NY株式市場は三指数ともに下落幅を拡大するとドル円は1月3日のフラッシュクラッシュ以来の安値となる106円51銭を付けた。
一旦FOMCでドル買いに反応した後に中国への第4弾追加関税のニュースで反落したことで市場へのショックは予想以上に大きかった。
ドル円だけではなくクロス円全般に売りが強まったことからドル円の戻りは簡単ではなくなった。
8月に入り世界的に市場参加者は夏休みを取り始めることで市場の流動性は低下傾向に入る。その中で米中摩擦による世界的な景気減速懸念がドル安と円高の流れをさらに加速させる可能性が高い。
しかし、薄商いの中だけにもしポジティブ材料が出ると一気にポジションの巻き戻しも入りやすい。
特にトランプ大統領の対中関税延期などが示されるようなら一気にドル円やクロス円は反発に転じる可能性が高い。
損切注文は入れておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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