ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-08

[米ドル円]損切りの付けあい

(米ドル円日足)



東京市場の早朝に米国が中国に対して為替操作国に指定したことが伝わるとドル円は一時105円52銭まで下落。1月3日のフラッシュクラッシュで付けた安値に迫る場面も見られた。しかし、その後発表された人民元基準値が7元台を下回る水準となったことから市場に安心感が広がりドル円は106円台前半に押し戻された。また、一時600円超下落した日経平均株価も下げ幅を縮小。過度なリスク回避の動きが後退したことでドル円は107円08銭まで上昇。106円40銭付近にあったドルショートの損切りを巻き込む格好で安値から1円50銭余り上昇。その後欧州市場に入り106円30銭まで押し戻されるなど激しい動きを見せた。
結局短期筋を中心としたポジションの巻き戻しを狙った損切りの付けあいのように見える。
荒っぽい動きは当面続くとみており、損切りを付けたように見えたら短期的に逆張りで入るのも面白い。

ドル円予想レンジ:107円00銭(38.2%)~105円90銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]天井を示す十字線

(ユーロ米ドル日足)



米長期金利が一気に低下したことでドル売りがユーロの押し上げ要因となったが昨日の動きを見ると一先ず上昇も一服。
日足のローソク足を見ると天井を示す寄り引き同時線が現れた。下落時に強いサポートとして意識されていた1.11ドルを下回ったことで損切を巻き込みながら1.1027まで下落した後再び1.11ドルを上回った事で目先のユーロショートを炙りだした格好だ。
結局ショートカバーが終わったところで再度1.11ドルを試す展開が予想される。
もし、この時に1.11ドルがサポートとなれば上昇に転じる可能性が高く、この1.11ドルレベルでの攻防には注目。

ユーロドル予想レンジ:1.1250 ~1.1140

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[NZドル米ドル]RBNZの利下げ織り込む

(NZドル米ドル日足)



本日RBNZ政策会合が開かれるが市場は5月に引き続き政策金利を1.5%から1.25%に引き下げを予想している。
NZランドにとって中国は最大の輸出先であり、米中摩擦激化によるNZランドへの影響は計り知れないことから予防的な利下げを実施するとみられる。
しかし、市場は既に利下げを織り込む形でNZドル売りが進んでおり「噂で売って事実で買う」の格言通り発表後反発する可能性が高いとみる。
0.6490付近は5月の利下げ後の安値であり、6月にもこのレベルで押し返されている。
米中摩擦激化の真っただ中である8月6日にもこのレベルで下げ止まるなど強いサポートとして意識される。
RBNZで利下げが実施された後に0.6490付近の底堅さが確認されたところで買いを入れてみたい。

NZドルドル予想レンジ:0.66(38.2%)~0.6480(BB下限)

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[全般]過度な警戒感への反発

米中摩擦激化により株式や為替市場でリスク回避の動きが強まったが、昨日は過度な円高や株安の反発が見られた。しかし、米中競争激化の流れに大きな変化はなく不安定な動きは継続するとみる。
昨日の東京時間早朝に米国が中国に対して為替操作国に指定するとの報道でドル円は105円ミドル付近まで下落幅を拡大。しかし、その後中国で人民元基準値が0.7元を下回るなど市場の想定よりも元高水準に設定したことを受けドル円は反発。クロス円も全般に買い戻しが入った。
その後も損切りを巻き込みながら107円台まで買い戻しが入るなど1円50銭余り反発したもののすぐに106円ミドル付近まで押し戻されるなど荒っぽい動きとなった。
中国人民銀行が「中国は為替操作をしていない」「競争的な通貨切り下げをせず」と発表したが市場への影響は見られなかった。
しかし、欧州時間に中国人民銀行の幹部らが外国企業に対して「人民元の大幅下落は長くは続かない」と伝えたことから米中通貨戦争に対する警戒感が後退。
NY株式市場は前日と打って変わり三指数ともに反発して始まると市場に安心感が広がるなどリスク回避の動きにも歯止めがかかった。
クドローNEC委員長は「トランプ大統領は中国と協議継続を望んでいる」「中国への関税についての状況は変わり得る」と発言するなど米中双方の歩み寄りも見られる。
米国の追加関税に対して中国も米国からの輸入制限を行い、人民元安が進み世界的な株安や円高が進んだ。
しかし、過度に反応し過ぎた反動から修正の動きは今日も継続するとみるが、市場の不安感は簡単には払しょくできない。
買い戻しが入った後は再び売りが強まる可能性が高いことから利食い売りなどは確実に入れておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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