[米ドル円]相対的なドルの強さ

中国が米農産物の大量購入報道などから目先の米中対立懸念が後退。通話記録の公開などでトランプ大統領弾劾の可能性が極めて低下したこともあり市場には過度な警戒感が後退。
日米通商協議が合意に至ったことなどからドル円は底堅い動きが今週も継続するとみている。一方で、中国が国慶節で米国に対して強気の姿勢が示される可能性もあり一時的な円高圧力が懸念される。
ただ、最近の米経済指標は米国経済の強さを示すものが多くみられ、ドルは相対的に買われる地合いが続く。
今週末に発表される米雇用統計が予想通り堅調な結果となればドル円は一段の上値を試す展開が予想される。
今週のドル円予想レンジ:109円00銭(BB上限)~107円20銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ユーロ米ドル]景気減速懸念と追加利下げ期待

先週のユーロは最安値を更新。ドイツの9月PMI総合指数が13年4月以来の50を下回ったことでユーロ売りが加速。また、タカ派で知られるラウテンシュレーガーECB専務理事の突然の辞任やレーンECB専務理事が「必要なら追加利下げの余地がある」などの発言でユーロドルが今年最安値を更新した。
ユーロ圏のけん引役であるドイツの景気減速懸念が強まる中で更なる追加緩和観測が燻る。
また、米国経済の強さが示される中でドル高の流れもユーロの上値を抑えており、今週も緩やかなユーロ安が進むとみており戻り売りスタンスで臨みたい。
今週発表されるユーロ圏HICPや米雇用統計の結果次第ではユーロ売りが加速する可能性もあり注目。
今週のユーロドル予想レンジ: 1.1010(BB中心、50%)~1.0860
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[豪ドル米ドル]RBA利下げ観測

今週はRBA政策会合が開かれ、現行の政策金利1.0%から0.25%引き下げが予想される。
既に利下げは織り込み済みであり発表直後は材料出尽くしでRBNZの時と同様に上昇する可能性が高い。
しかし、中国景気減速などからみると今後追加利下げが示唆されるとみられる。
また、米国雇用統計やISMといった経済の強さを背景に米ドルの買いが強まるとみており、最終的に豪ドルの下落は継続。
今年の最安値となる0.6677やボリンジャーバンドの下限となる0.6670付近までの下げも視野に入る。
発表後上昇がみられるようなら戻り売りで臨みたい。
今週の豪ドルドル予想レンジ:0.6830(38.2%)~0.6670(BB下限)
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[全般]ドル高円高の綱引き
先週は米中協議対立懸念やトランプ大統領の弾劾調査などリスク回避の動きが先行しドル円は107円を割り込んで始まった。
しかし、その後中国が米農産物などの大量購入の報道やウクライナ大統領との通話記録公開などで弾劾の可能性が低下したことでドル高が反発。また、日米通商協議が最終合意に達したことなどからドル円の買い戻しの動きが活発となった。
一方で、ドイツのPMIが予想を大きく下回りユーロが下落。英国では合意無き離脱への懸念が高まりポンドも下落したことでドル高が進むと同時にクロス円の売りが円買いを促した。
週末には「トランプ政権が米証券取引所に上場する中国株の廃止を検討する」「米投資家の対中取引を制限するための方策を検討」といった報道を受け米中対立激化への懸念が高まりドル円が急落する場面も見られた。
一方で、中国の米製品購入拡大の動きや10月の米中閣僚会議が予定通り開催される見通しによる安心感も広がりドル円は108円台を回復。
不透明感が漂う中で直近の米経済指標が好調な結果を示すなど市場全体に楽観的なセンチメントが広がり始めている。
今週は中国が建国70周年の国慶節を迎え長期休暇に入る。
トランプ政権が中国への投資制限などの圧力を高め中国の反発が予想される。
香港デモ激化など中国は国内の混乱から米国に対する報復合戦が激化する懸念も燻るものの、最終的に米国有利の状況に変化はないとみる。
今週末には米雇用統計が発表され、改めて米経済の強さが確認されれば一段のドル高が進む可能性が高い。
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[米ドル円]リスクオンの円安

中国が米国農産物を大量購入することが明らかとなり米中協議への期待が高まる。
また、日米通商協議が最終合意に至ったことも円安の流れを強めるものだ。
ドル高と円安が進みやすい地合いではあるものの、大統領弾劾への不透明感がドル円の上値を抑える。
しかし、弾劾の可能性は極めて低く時間の経過とともに不安は後退するものとみている。
米経済指標は相対的に好調な結果を示しておりドル買いの流れは継続。
出遅れ感のあるドル円だが、そろそろ週末で月末に近付いていることもあり108円台に乗せてくる可能性が高く、押し目買いスタンスで臨みたい。
ドル円予想レンジ:108円40銭(50%)~107円40銭
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[ポンド米ドル]短期的な下落リスク高まる

ブレグジットを巡る不透明感からポンドは欧州市場にかけて売りが強まり1.2303まで下落。その後バークレー英離脱担当相とバルニエEU離脱交渉官が明日(本日)に会談を行うとの報道でポンドは反発。1.2365まで上昇したもののNY市場では再び下落に転じた。
ジョンソン首相は10月31日に離脱を断行する姿勢を崩していないことから今後も離脱問題がどちらに転ぶかわからない状況は変わらない。
日足ボリンジャーバンドの中心線を終値ベースで下回ったことでポンド売りがやや優勢となっているが、上昇トレンドは依然として継続。
1.23の大台から半値戻しの1.2270付近で下げ止まるようなら買いを入れていく。
ポンドドル予想レンジ: 1.2380~1.2270(50%)
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[ユーロ米ドル]最安値更新でも慎重な動き

東京市場では米金利の低下によるドル売りが先行しユーロが底堅い動きでスタート。1.0965まで買いが進んだ後は下落に転じた。
タカ派で知られていたラウテンシュレーガーECB専務理事が突然辞任するとの報道。
また、レーンECB専務理事が「必要なら追加利下げの余地がある」との発言などを背景にユーロ売りが強まった。また、12月末退任のクーレECB専務理事の後任として緩和路線支持のイタリア中銀副総裁が最有力候補となったこともユーロ売りを促し2017年5月以来の安値を更新した。
しかし、今月に入り2度1.09台を試した後は反発しており、今回も買い戻しが入る可能性が高い。
ただ、緩やかな下落トレンドは継続しており短期では買いを入れても最終的に戻り売りスタンスで臨みたい。
ユーロドル予想レンジ:1.0960~1.0860(76.4%)
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[全般]大統領弾劾問題と米中協議への期待
昨日の東京市場では日米通商協議が合意に至ったこともあり日経平均株価が上昇。
一方ドル円は108円台を意識した売りが先行。米長期金利の低下などからドル全般に上値の重い展開で始まった。
欧州市場が始まったところでユーロやポンド売りが先行。
欧州ではタカ派で知られていたラウテンシュレーガーECB専務理事が突然辞任することが伝わった。また、レーンECB専務理事が「必要なら追加利下げの余地がある」との発言などを背景にユーロが下落。2017年5月以来の安値を更新した。
ポンドも議会が再開したもののEUからの離脱を巡る先行き不透明感が燻る中で軟調な地合いでスタート。しかし、その後バークレー英離脱担当相とバルニエEU離脱交渉官が明日会談するとの報道でポンドの買い戻しが強まるなど方向感の定まらない動きとなった。
NY市場では下院情報特別委員会が「トランプ大統領がウクライナを大統領選に介入させようとした」との内部告発文書を公表。
これを受けNY株式市場は軟調な地合いで始まった。一方、10月の米中協議に向けて米中双方が前向きな姿勢を示すなど交渉への期待が株価の下支えとなった。
昨日発表された米GDPは緩やかな成長を示す結果となった。
今日のNY時間に発表されるPCEデフレーターや耐久財受注なども米経済の強さを示すとみられる。
全般に過度な警戒感は後退しており、日米通商協議が合意に至るなどリスクオンの円安と同時にドル高の流れが今日も継続するとみる。
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[米ドル円]リスク回避の反動

トランプ大統領の弾劾訴追リスクの高まりでリスク回避の円買いとドル安が強まりドル円は一時107円を割り込む場面も見られた。しかし、この日公開されたウクライナ大統領との通話記録では軍事支援の見返り発言がなかったことで弾劾の可能性が低下。ドルは全面高となった。また、トランプ大統領は米中協議合意に関して「だんだんと近付いている」と発言。また、日米通商協議が最終合意に至ったこともありドル円は107円89銭まで反発。ほぼ高値圏での引けとなっている。
米中協議対立激化への懸念に加え大統領弾劾の可能性が高まったことによる円高ドル安の流れが一気に変わった。
108円ミドルから下落が始まり107円割れまで下落した反動は今日も継続するとみる。
ただ、米中協議は今後も予断を許さず上値も限定的とみる。
ドル円予想レンジ:108円10銭(76.4%)~107円30銭
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[ポンド米ドル]下げ止まりか下抜けか

英議会が再開されたことで一旦はポンド買いに反応したもののその後は反落。
議会ではジョンソン首相の辞任要求や離脱期限延長要請などが話し合われたが何の進展も見られなかったことで失望売りが強まった。
この日召集される下院への警戒感の高まりや英10年債利回りが0.5%台に低下したことなどからロンドン市場が始まったところでポンドは1.2440付近まで下落。その後首相報道官が「ジョンソン首相は屈しない」「EU離脱期限の延長を求めず10月末に離脱の伝達をすることを決意している」などの報道を受けポンド売りが加速。1.2410付近を下抜けると損切りも巻き込みながら1.23ミドルまで下落した。
このレベルはボリンジャーバンドの中心線やフィボナッチ38.2%戻しとなり下げ止まっている。
このレベルを下回ると次のサポートレベルは50%戻しとなる1.2270付近だが、このレベルを更に割り込むようならポンドの反発は終了する可能性が高い。
1.23ミドルを固めることができるようなら再び高値を更新するとみており、重要なポイントとして意識される。
ポンドドル予想レンジ: 1.2420~1.2270(50%)
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[NZドル米ドル]政策金利据え置きで材料出尽くし

東京時間に開かれたRBNZ政策会合では予想通り政策金利1.0%据え置きを決定。声明では「政策金利を低い水準で維持することが必要」「8月以降の新たな情報が金融政策見通しの大幅な変更を正当化しないことで合意」など更なる利下げへの言及が見られなかったことでNZドルは0.63から0.63ミドルに上昇。材料出尽くし感もあって買い戻しが入ったとみられる。しかし、その後はじりじりと売りが強まり上昇時のレベル0.63を下回ると更に売りが加速。NY市場では米長期金利が上昇したこともありNZドルは0.6262の安値を付けて引けている。
RBNZ会合でNZドルのショートが巻き戻されたことから新たな売りが散見。
ボリンジャーバンドの下限であり今年最安値となる0.62ミドル付近を再度試しに行く展開を予想する。
NZドルドル予想レンジ:0.6300~0.6250(BB下限、今年最安値)
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[全般]弾劾リスク後退と米中協議への期待
昨日の東京市場ではトランプ大統領がウクライナのゼレンスキー大統領に軍事支援の見返りとしてバイデン氏の息子の調整要求をしたとの疑惑で弾劾訴追の可能性が高まった。これを受けリスク回避の動きが強まりドル円は107円前半で推移。米中対立懸念も燻る中でクロス円全般に上値の重い展開が続いた。
しかし、NY時間にトランプ大統領はゼレンスキー大統領との通話記録を公開すると一転してドルは全面高となった。疑惑の矛先となっていた軍事支援の見返りをしていなかったことが明らかになり今度はバイデン氏に矛先が向かう可能性が高まった。
これを受けリスク回避の動きが後退しドルは全面高となった。
また、トランプ大統領は米中協議に関して「中国との通商協議は予想よりも早くなるかもしれない」「中国との合意はだんだん近づいている」と発言。
米中協議早期解決期待からリスクオンの動きが強まる中さらに日米貿易協定が最終合意に至ったことからドル円は107円後半に上昇。
市場の懸念材料であった米中協議や大統領弾劾問題、そして日米通商協議の進展から市場のセンチメントは悲観から楽観へと変わり始めている。
また、この日発表された米8月新築販売も予想を大きく上回る好調な結果を示すなど米経済の底堅さが示された。
本日は米4-6月期GDP確定値が発表される。
改めて米国経済の強さが示されるようなら株や金利、そしてドル高の動きが更に強まる可能性が高い。
しかし、米中協議の行方は依然として不透明観が漂う中でドルの上値も限りがあり、利食いも早めに入れておきたい。
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[米ドル円]トランプ大統領弾劾と米経済指標

ペロシ米下院議長が「正式な大統領弾劾尋問の開始を発表する」との報道でリスク回避の動きが強まりドル円は下落。また、この日発表された米経済指標が予想を下回る結果となったこともありドル円は一時107円を割り込んだ。
一方日米通商協議が合意に至る見通しとなったことや米中協議への期待の高まりもありドル円は下げ止まった。
トランプ大統領弾劾のニュースによるリスクは一時的なものとみており、最終的にドル円はレンジ内での動きになりそうだ。
明日発表される米GDPや住宅販売保留指数が米経済の強さを示すようならドル円の買い戻しが強まる可能性が高い。
ドル円予想レンジ:107円40銭~106円40銭(50%)
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[ポンド米ドル]ジョンソン首相辞任求める声も

ジョンソン首相が議会の約1か月閉会を決めたことについて違法との判決を最高裁判所は下した。これを受け合意無き離脱への懸念が後退しポンドは上昇。
また、ジョンソン首相の辞任を求める声が高まった。
EUからの離脱を巡る動きは少なくとも10月末まで混乱が続くことになるが、合意無き離脱への懸念を既にマーケットはおりこんできている。
これまで売り込まれたポンドの買い戻しの動きは続くとみており、直近の高値1.2582を上回るようならポンドの上昇に弾みがつきそうだ。
ポンドドル予想レンジ: 1.2540(76.4%)~1.2450
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[NZドル円]RBNZ政策会合に注目

本日開かれるニュージーランド中銀RBNZ政策会合では現行の政策金利1.0%は据え置かれると予想される。前回0.5%の大幅利下げを行ったことで一先ずその効果を見極める可能性が高い。
声明では今後の利下げに対して消極的な姿勢が示されるようなら一先ずNZドルの下げは終了し反発する可能性が高い。
反対にこれまでの緩和政策継続と今後も利下げの可能性が示されるようならボリンジャーバンドの下限となる66円ミドルを試す展開も視野に入る。
NZドル円予想レンジ:68円00銭(BB中心)~ 67円20銭(前日安値)
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[全般]トランプ弾劾危機とその反動
一方で日米通商協議の進展や中国の歩み寄り姿勢が見られたものの市場はリスク回避の円買いが進んでいる。
バイデン元副大統領がウクライナへの疑惑問題で「トランプ大統領が文書請求に応じなければ弾劾を支持する」との発言でリスク回避の円買いが進んだ。
それに対してトランプ大統領が「ウクライナのゼレンスキー大統領との電話内容の全記録を公開する」としたことでドル円は反発するなど市場は波乱含みの展開となった。
また、この日発表された米消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業指数が予想を大きく下回ったことでドル売りが進んだ。
更に国連総会でトランプ大統領は「米中通商協議で望ましくない合意は容認しない」など中国の通商協議を巡る貿易慣行の不公正を改めて批判したことで米中協議進展期待を後退させた。
一方で日米通商協議はほぼ合意に達する見込みとなったことやブレグジットを巡り英議会閉会は違法との判断が下ったことでポンドは上昇。
トランプ大統領弾劾のニュースが市場全体に不安感を広めたことでリスク回避の円買いがこの日は進んだ。
ロシア疑惑などで大統領の弾劾といったニュースはこれまで何度かあったが、このようなニュースは一過性のものとなるため最終的にその反動が入るとみている。
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[米ドル円]米中協議の動向に注目

東京市場が休場ということもあり週明けアジア市場では動意の乏しい動きの中でドル円はショートの買い戻しも一部見られた。
しかし、欧州市場が始まったところでユーロが下落。ユーロ円などクロス円の売りが強まりドル円はこの日の安値となる107円31銭まで売り込まれた。
その後は買い戻しが見られたもののNY市場では株価が下落して始まったことで再びドル円の売りが強まり107円35銭まで下落したが、最安値まで届かずに反発。
日米通商協議が自動車を巡り難航しているとの報道もあり上値は抑えられている。
しかし、最終的に日米協議はウィンウィンで決着がつく可能性が高く、問題は依然として米中協議次第といったところだ。
米中協議も中国が最終的に何らかの妥協を示す可能性が高いとみており、ドル円も短期的に107円付近で買いを入れてみる。
ドル円予想レンジ:107円80銭~107円00銭(BB中心、38.2%)
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[ユーロ円]117円ミドルを注目

欧州市場が始まったところで発表されたドイツの9月PMIは製造業とサービス業ともに予想を下回ったことでユーロは下落して始まった。
米中対立懸念が再燃したことでリスクオフの円買いも重なりユーロ円は118円75銭から117円75銭まで一円下落。その後NY市場に向けて買い戻しが入り118円20銭付近で引けている。
窓が大分空いたことで窓埋めの動きはもうしばらく続きそうだが、ユーロ円の下落トレンドは継続中。
昨日もドラギ総裁は「成長率は著しく減退しており、ECBはあらゆる措置を講じる用意がある」と発言。
今日はドイツのIFO景況感指数が発表されるが、悪い数字に反応しやすく注目。
ただ、117円ミドルはフィボナッチ61.8%戻しであり、ここで下げ止まるようなら9月12日に付けた安値と同レベルということからダブルボトムを形成する可能性もあり注意したい。
ユーロ円予想レンジ:118円80銭~117円55銭(9月12日安値)
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[ポンド米ドル]ブレグジット巡り期待と不安

ポンドは先週末に一旦は天井を付けた格好で売りが強まっている。
昨日も合意無きEUからの離脱懸念の高まりからポンドは上値の重い展開が続いた。
バルニエ英EU離脱欧州委員会主席交渉官が「バックストップを巡る提案は受け入れられない」「現時点で離脱協議が合意する根拠はない」と発言したことで先行き不透明感が高まった。
ポンドは1.2990から前半まで下落しほぼ安値圏での引けとなっている。
本日はジョンソン首相が決定した議会閉会の合法性について英最高裁判決が下される。
この結果次第ではポンドはどちらかに大きく振れる可能性が高まる。
休会が違法となれば市場は政局不安定によるポンド売りとなるか、合意に向けた期待感からの買いで反応するかに注目。
1.23ミドル付近にはボリンジャーバンドの中心線が位置し、フィボナッチ38.2%戻しでもあることから強いサポートとして意識される。
9月3日に付けた安値からのポンドの上昇は継続するとみており、その付近では押し目買いを入れみる。
ポンドドル予想レンジ:1.2490(前日高値)~ 1.2340(38.2%)
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[全般]市場リスク燻る中で慎重な出足
週明けアジア市場では東京市場が休場ということもあるがドル円は先週末に下落した反動もみられた。しかし、全般に参加者が少ない中で動意の乏しい動きが目立った。
しかし、欧州市場が始まったところでユーロが下落するとクロス円の売りが先行。
この日発表されたドイツの9月製造業・サービスPMIがそれぞれ予想を下回ったことでユーロが下落。
また、ブレグジットを巡りバルニエEU離脱交渉官「バックストップを巡る英国の提案は受け入れられない」と発言するなどポンド売りも重なりクロス円は全般に下落。
結果的にドル円はこの日の安値となる107円31銭まで下落した。
NY時間に発表された米9月PMIは製造業が51.0と予想の50.3を上回ったがサービス業は50.9と予想の51.5を下回るなどまちまちの結果となったことで市場の反応は限定的となった。
一旦は買い戻しが見られたもののNY株式市場は軟調な地合いで始まり米長期金利が低下。
また、日米通商協議が自動車関税の衝突で調印が遅れる可能性がありドル円は107円35銭まで下落。
しかし、その後NYダウが上昇に転じると米長期金利も1.7%台に上昇したことでドル円クロス円ともに下げ止まった。
米中協議やブレグジットへの懸念、イランの地政学的リスクなどが依然として燻る中でドル円クロス円ともにいつ下落してもおかしくない状況が続いている。
ただ、米国労働市場や住宅市場などを中心に米経済は底堅い動きがみられるなど、ドルが一方的に売られることはないとみている。
寧ろ、米中協議で何らかの進展がみられるようなら市場のセンチメントは一転する可能性が高い。
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[米ドル円]米中協議の動向と米経済指標

先週末に中国代表団が米農家の視察を中止して予定よりも早く帰国すると伝わったことで米中摩擦への懸念からドル円は107円53銭まで下落。ほぼ安値圏での引けとなった。
トランプ大統領が「中国の米国産農産物購入は合意成立には不十分」との発言など中国に圧力をかけただめだ。最終的に中国が譲歩するとの見方もあり、そうなれば再びドル円は反発することになる。
米中の要人発言などで相場は一転する可能性が高いということだ。
今週は重要な米経済指標が発表されるが、全般に米経済の強さを示すものと予想される。
本日は日本が休場ということもあり円高に振れやすい状況となりそうだが、底値を確認したところで買いを入れていきたい。
下値目途としてはボリンジャーバンドの中心で38.2%戻しの106円90銭。
今週のドル円予想レンジ:108円50銭(前週高値)~106円90銭(BB中心、38.2%)
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[ユーロ円]下降トレンド継続

先週末にメルケル首相が「ドイツは均衡予算を堅持する」と発言したことで財政拡張策への期待が後退しユーロ売りが強まった。
また、米中貿易協議進展への期待が後退しリスクオフの円買いが進んだことでユーロ円の下落幅が拡大。
下降トレンドラインを一瞬上抜けたかとみられたが結局ラインを下回って引けてたことで下落圧力は継続しそうだ。
ただ、米中協議への期待が再度高まるようならユーロ円も上昇に転じることになる。
また、今週は重要な米経済指標も発表され米経済の強さが改めて示されるようなら円安が進むことになる。
米経済指標と米中協議の行方がカギを握る状況に変わりはない。
今週のユーロ円予想レンジ:119円50銭~117円40銭(61.8%)
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[NZドル円/NZドル米ドル]RBNZ政策会合に注目


NZドル円の下げが止まらない。
先週末の東京市場で一旦は下げ止まったかと思われたNZドル円は欧米市場で再び下げ幅を拡大。
合意無きブレグジットや米中貿易協議への期待の後退などによるリスクオフの動きもあったが、それ以上にNZドル自体の売りが強まった。対ドルではすでに今年最安値を下回ったことで弱気なセンチメントが拡大している。
対円では半値戻しとなる69円70銭付近で上値が抑えられたことで上値の重さが意識されたと思われる。
今週開かれるRBNZ政策会合では一先ず政策金利は据え置かれると予想される。
前回の会合で0.5%の利下げを実施しており声明では緩和政策の効果を見守るといった文言に加え今後も利下げの可能性が示されるようならNZドル売りが強まるだろう。
ただ、既にNZドル安は続いており材料出尽くしからの買い戻しが入る可能性もあり注意したい。
下値目途としてはボリンジャーバンドの下限となる66円60銭付近が意識される。
NZドル円予想レンジ:68円00銭~66円60銭(BB下限)
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[全般]クロス円の動向に注目
FOMCでは年内の追加利下げ期待の後退によりドル高が進んだもののNY株式市場は比較的落ち着いた動きで推移したことからドル円は底堅い動きが見られた。
しかし、先週末にはリスク回避の動きが高まりドル円とユーロやポンドを中心としたクロス円ともに下落に転じた。
メルケル首相が「ドイツは均衡予算を堅持する」と発言。財政拡張策への期待が後退したことでユーロが下落。
英国離脱担当相とEU離脱交渉官との会談では目立った進展が見られなかったことを受けポンドも下落した。
NY時間には米中協議で訪問中の中国代表団が来週予定されている米農家の視察を中止し、予定を早めて帰国するとの報道でNY株式市場は三指数ともに下落。
米長期金利も低下するなどリスク回避の円買いが強まりドル円は107円ミドルまで下落した。
また、ポンド円やユーロ円などのクロス円も下落に転じた。
米中協議進展への期待、サウジアラビア問題も後退。FOMCや日銀、BOE政策会合などのイベントが終了したことでリスクオンの動きが強まるかと思われたが一転。
今週は米中協議やイランへの制裁、合意無きEUからの離脱といった不透明感が燻る中でドル円やクロス円の下落が加速する可能性が高い。
ただ、直近では米小売売上や鉱工業生産、住宅着工や中古住宅販売などが予想を上回る好調な結果を示している。
今週も新築住宅販売やGDP、PCEデフレーターなどの重要指標が発表される。
低金利を背景に住宅関連などの回復が目立つ中で今週も予想を上回る好結果が示されるようならNY株価や金利の上昇に繋がる。
ここにきて相場は期待と失望が繰り返されるなど一進一退の動きが続いている中でクロス円主導の相場展開が目立つ。
9月に入りクロス円主導の動きが活発化しており、ドル円の方向性を左右している。
クロス円の下落が継続するようならドル円も107円を割り込む可能性もある。
しかし、これまでも同様なリスク時にも結果としてドル円の底値は固く、今回もクロス円の動向を見極めながら買いのチャンスを探る。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]日米金融政策会合を終え

FOMC会合が予想以上にタカ派的であったことでドル買いの動きが強まった。しかし、東京市場でドル円は軟調な地合いでスタート。
日銀会合ではこれまでの大規模金融緩和政策の現状維持を決定。市場は何らかの追加措置を示すとの期待があったことでドル円の失望売りが強まり107円79銭まで下落した。
ただ、その後黒田総裁が「追加緩和について前回よりも前向き」と発言したことで108円前半にドル円は押し戻された。
NY市場ではFOMCのタカ派的な結果を受けても大きな下落に繋がらなかったことから市場には安心感が広がった。
ただ、米中協議で迅速に合意されない場合にはトランプ大統領が更なる追加関税の引き上げの可能性が示されるとの一部報道で株価が下落する場面も見られた。
しかし、これにより中国が米国に歩み寄る可能性が高まったともいえる。
いずれにしても、次の材料待ちという状況の中で日米金利差縮小は一先ず収まったことでドル円は緩やかな上昇が予想される。
ドル円予想レンジ:108円40銭(50%)~107円70銭
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[ポンド米ドル]BOEとブレグジット

この日行われたBOE政策会合では予想通り政策金利0.75%据え置きを全会一致で決定した。声明ではGDP見通しを下方修正したことや「政治の展開によって既に定着してしまった不確実性が更に続く可能性がある」「インフレ圧力が弱まる」といったハト派的なものとなったが市場への影響は限られた。
一方、ブレグジットに関してユンケル欧州委員長が「我々はブレグジットを巡り合意できる」「アイルランド国境問題の解決策バックストップ削除の準備ができている」との発言を受けポンドは上昇。EUとの合意による円滑な離脱の可能性が高まったことがポンド買いを促した。
7月末に下落が始まったレベルである1.25前半を上抜いたことでポンドの一段の上昇が始まった可能性が高い。
目先高値目途としてはボリンジャーバンドの上限が位置する1.2590付近だが、勢いがあれば50%戻しとなる1.26ミドルも視野に入る。
ポンドドル予想レンジ: 1.2590(BB上限)~1.2480
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[NZドル円]下げ止まるか

米中協議進展期待などもありNZドルは堅調な地合いが予想されたが結果的に下落に転じている。
FOMC会合が予想以上にタカ派的な内容となったことで対ドルでNZドル売りが先行したことからNZドル円も軟調な地合いで推移。68円付近まで下落しほぼ安値圏での引けとなった。
68円付近はフィボナッチ50%戻しでありボリンジャーバンドの中心線が位置していることから一先ず下げ止まっている。
このレベルを終値ベースで下回るようなら一段の下落幅を拡大する可能性が高い。
しかし、市場全般に楽観的なセンチメントが広がり始めていることからそろそろ下げ止まりから上昇に転じる可能性が高いとみる。
61.8%戻しとなる67円60銭付近では買いを入れてみる。
NZドル円予想レンジ:68円40銭~67円60銭(61.8%)
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[全般]FOMC終了で一服感
昨日の未明に行われたFOMC会合の結果を受け東京市場では日経平均株価が上昇して始まった。しかし、ドル円は豪ドル円などのクロス円の売りが目立ち軟調に推移。
また、日銀会合では大規模金融緩和政策の現状維持が決定したことで円買いの動きが強まったこともドル円の下押し圧力となった。
欧州市場ではBOE政策会合が開かれ現行の政策金利0.75%の据え置きを全会一致で決定。
議事要旨では「第3四半期GDP見通しを0.3%から0.2%へ下方修正」「国内的に発生するインフレ圧力は弱まるだろう」としたが市場への影響は限定的となった。
一方、ブレグジットに関してはユンケル欧州委員長が合意に前向きな姿勢を示したことでポンドは上昇。市場に安心感を与えた。
NY市場では前日のFOMC会合で年内利下げの可能性が低下したものの大きな影響は見られず寧ろNYダウは120ドル超の上昇で始まった。しかし、その後サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙が米高官の話として「トランプ大統領は中国との貿易交渉が迅速に合意されない場合、貿易摩擦を激化する用意がある。低水準の対中制裁関税を50%から100%に引き上げる可能性もある」との報道で株価は下落に転じた。
しかし、為替や債券市場への影響は限定的となった。
市場全体にFOMCというビッグイベントが終了したことで次の材料待ちといった雰囲気が漂う。
サウジショックも短期間で収束してきたことや10月1日の中国70周年に向かって米中協議進展期待も広がる。
FOMCのイベントリスクが終了し株価も落ち着いた動きを見せている。
市場の落ち着きが続けば安心感が広がりクロス円などに買いが強まるとみている。
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[米ドル円]年内利下げ観測後退

FOMC会合では予想通り政策金利を0.25%引き下げを決定。注目のドットチャートでは年内利下げはないとの見通しが示されたことでドルは全面高。一方NYダウは200ドル超の下げとなったことでドル円の上値は抑えられた。
その後パウエルFRB議長が今後の経済次第で利下げの可能性を示すと株価は上昇。円安の動きが強まりドル円は108円48銭まで上昇。ほぼ高値圏での引けとなった。
一部で0.5%の引き下げも予想されたこともあり目先は過度な緩和政策への期待が後退。
株式市場の混乱も見られなかったことやサウジショックも収束する中で当面ドル円は底堅い動きが続くとみる。
ただ、米中協議やイランへの制裁強化など不安材料も抱える中で一方的なドル円の上昇は見込めない。
また、日銀会合では現状維持が示されるとみられ一時的にドル円の売りが強まる可能性もある。
109円付近では売りで臨みたい。
ドル円予想レンジ:109円00銭(BB上限)~108円00銭
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[ポンド円]BOE会合で新たな展開も

昨日のロンドン時間に発表された英国8月CPIはコアCPIともに予想を下回ったことでポンド売りが先行。しかし、FOMC会合を控え徐々に買い戻しが強まった。
FOMC会合では予想ほどハト派よりではなかったことでNYダウが下落して始まるとポンド円の上値が抑えられた。しかし、その後パウエル議長発言でNY株式市場が急速に下げ幅を縮小。NYダウがプラスに転じたことで円売りが強まりポンド円は135円65銭の高値を付けた。
サウジアラビアの石油施設が攻撃されたものの原油価格は一先ず落ち着いた動きとなっている。ただ、原油価格の高止まりは北海油田を抱える英国にとってはプラス材料となる。
本日BOE政策会合が開かれるがハードブレグジットへの不透明感からハト派的な姿勢が示されると予想される。
もし、当面様子見姿勢が示されるようなら一段のポンド円の買い戻しが強まる可能性もある。
反対に悲観的な見方が示されるようなら反落。
135円ミドル付近というレベルは7月後半からポンド円の売りが始まったレベルであり一旦は上昇も抑えられている。
ここを上抜けるのか反落するのかクルーシャルポイントとして意識される。
どちらかといえばもう一段の上昇の可能性が高いとみている。
ポンド円予想レンジ: 136円00銭(BB上限)~134円60銭
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