[米ドル円]107円ミドルの雲

米中協議が10月初旬に開かれることで市場に安心感が広がりリスクオンの円安が進んでいる。
週明け東京市場でドル円は107円を割り込んで始まるなど上値の重い展開で始まった。しかし、その後ドイツの景気刺激策やEUからの合意無き離脱回避への動きなどから各国株式市場が堅調に推移。ユーロやポンドの上昇などからクロス円の買いも入りドル円は緩やかに上昇。米金利上昇以上にドイツや英国の金利が上昇しドル売りが強まったことでドル円の上値を抑えた。
しかし、市場全般に安心感が広がる中でクロス円の買いが久しぶりに強まっている。
これはドル円の底値を支えるものであり緩やかな上昇継続とみる。
ただ、107円ミドル付近はボリンジャーバンドの38.2%戻しであり、一目の雲の下限が位置する。一先ずこのレベルで試し売りを出してみたいが、もし雲の上限となる107円70銭付近を上抜くようなら108円ミドルを試す展開が予想される。
ドル円予想レンジ: 107円50銭(38.2%、雲)~106円90銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ポンド円]つつみ線で相場転換

昨日のロンドン時間に発表された英国7月GDPや鉱工業生産、製造業生産、そして貿易収支がすべて予想を上回る好結果となったことでポンドは再び上昇。
また、離脱延期法案が正式に成立し安心感を与えたことでポンド円は132円55銭まで上昇。ほぼ高値圏での引けとなっており今日も上昇の勢いは継続するとみる。
日足ローソク足を見ると酒田五法でいう包み線(抱き線)の形が現れた。これは相場の転換の時によく見られる形であり一段の上昇が見込める。
また、126円ミドル付近でダブルボトムを形成したことも買いに安心感を与えている。
上値目途としては76.4%戻しの133円ミドル、あるいは下落が始まった135円付近が意識される。
ただ、包み線などはだましが多いこともあるので注意したい。
ポンド円予想レンジ: 133円50銭(76.4%)~131円90銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル円]中国景気刺激策とリスクオン

週明け東京市場で豪ドル円はじり高で推移。先週末に中国が預金準備率を引き下げるなど景気刺激策を打ち出したことを好感。アジア株式市場が堅調な地合いで推移したことも買い安心感が広がった。
欧米市場でもポンドやユーロが対円でも上昇するなどリスクオンの円安が進んだことでNY時間に豪ドル円は73円66銭の高値を更新。ほぼ高値圏で引けてきた。
米中協議が10月初旬にワシントンで開かれることで過度な警戒感は後退。
原油価格上昇など資源通貨全般が底堅い動きを示している。
ボリンジャーバンドの上限に沿ったバンドウォークが続くなど上昇トレンドが見られており、押し目買いを入れていく。
豪ドル円予想レンジ:74円70銭(76.4%)~73円20銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]リスクオン相場継続
週明け東京市場では先週末に発表された米雇用統計で雇用者数の伸びが鈍化したことを受けドル円は上値が抑えられた。
しかし、日経平均や上海総合指数が底堅く推移し安心感が広がる中で英国経済指標が予想を上回るとポンドが上昇。
また、ドイツが景気底入れを目指し予算修正の意向を示したことからユーロも上昇。
ユーロやポンドは対ドルだけではなく対円でも買いが入りドル円クロス円ともに上昇。
NY市場ではムニューシン財務長官が「来年更なる税金引き下げを検討」「中国との交渉では為替についても話し合う」と発言したが相場への影響は限定的となった。
NY株式市場は落ち着いた動きが続く中で米長短金利が大幅に反発。欧州や英国の金利も上昇しユーロやポンドに対してはドル安が進んだものの、ドル円は金利差を反映した買いが入り上昇。
この日は主要通貨全般にクロス円の買いがみられるなど、相場の流れに少しづつ変化があった。
10月初旬に米中協議が再開することから、それまでは大きなリスクはないとの見方がクロス円の買いを誘ったとみられる。
しかし、米中協議では依然として警戒感が漂う。ブレグジットに関しても合意無き離脱を先送りしただけとの見方もある。
欧州でもイタリアやドイツなどの政局不安は払しょくされていないこともあり、このリスクオン相場が長続きしないとの見方が根強い。
それだけに、市場は大分織り込んでいるとみてよいだろう。
このリスクオン相場は意外に長く続くかもしれない。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |