ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-09

[米ドル円]リスクオンの円安と米金利上昇によるドル買い

(米ドル円日足)

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早朝に米国が中国に対する関税引き上げを延期すると発表されたことでドル円は108円台に上昇。その後ECB理事会を控えポジション調整の売りが強まり107円80銭付近まで押し戻された。
ECB理事会では利下げに加え量的緩和再開が決定したことで107円50銭まで下落。しかし、その後ユーロが買い戻されたことでドル円も上昇。
また、関税先送りで中国との暫定合意を検討しているとの報道でドル円は108円台に上昇。その後暫定合意に対する否定的な報道もあり下落する場面もあったがそれも一時的。
米中対立緩和やコアCPIの結果を受けNY株式市場は三指数ともに上昇。また、米長期金利も再び上昇幅を拡大するとドル高円安の動きが強まりドル円は108円18銭の高値を付けた。
一目の雲を上抜けたことやボリンジャーバンドの上限でバンドウォークが継続。
米中関係の修復によりFRBの緩和姿勢にも変化がみられる可能性が高い。
FOMCを控えドル円の買い圧力は継続するとみる。

ドル円予想レンジ: 108円40銭(50%)~107円70銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ円]ECB緩和政策の手詰まり感

(ユーロ円日足)


ECB理事会では予想通り中銀預金金利のマイナス金利を深堀。フォワードガイダンスの強化、そして量的緩和を再開するとしたことでユーロ円は119円から117円55銭まで下落。
しかし、その後ドラギ総裁が「財政政策が主要な手段となるべき」と発言したことで市場は緩和政策の効果に懐疑的な見方が広がった。結果、その手詰まり感からユーロの買い戻しが入り往って来い。更に、米中対立緩和による円売りが強まるとユーロ円はこの日の高値となる119円82銭まで上昇。ほぼ高値圏での引けとなった。
ECB理事会を終えたことで更なる緩和のリスクは後退。来週の日銀政策で更なる緩和への期待が高まればユーロ円は一段の上昇が見込める。
下降トレンドラインを上抜いたことで買いの勢いは止まらない。

ユーロ円予想レンジ: 120円30銭(38.2%)~109円00銭

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[豪ドル米ドル]米金利上昇で天井

(豪ドル米ドル日足)


東京時間の早朝にトランプ大統領が中国への関税引き上げ期間を10月1日から15日に延期すると発表。これを受け豪ドルは上昇に転じた。その後も底堅い動きが続きNY時間には1か月半ぶりの高値0.6894まで買いが進んだ。しかし、米金利の上昇とともに豪ドル売りが強まり0.6860まで押し戻された。
中国が米国に対して譲歩するということは最終的に中国経済にとってはマイナスということになり豪ドル売り材料ともなり得る。
豪州経済は依然として雇用や企業の景況感が低迷する中でRBAの利下げは今後も継続されるとみられる。
日足チャートでは徐々に天井を形成。暫く上値の重い展開が予想される。

豪ドルドル予想レンジ: 0.6880~0.6810(38.2%)

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[全般]米中緊張関係緩和とECB利下げ

中国への関税引き上げ時期を米国が延期したことでドル円は上昇。また、ECBが3年半ぶりに緩和政策に転じたことでユーロ売りが進んだもののその後反発。既に織り込み済みということもあるが全般にリスクオンの動きが継続された。
昨日の東京時間早朝にトランプ大統領が「10月1日予定の対中関税引き上げを15日に変更する」と発表したことでドル円の買いが強まり108円台に上昇。クロス円も全面高となった。中国副首相が10月1日の建国70周年を配慮し米側に延期を求めた為である。
これを受け米中緊張関係が緩和されるとの見方が市場に広がった。
しかし、この日は注目のECB理事会を控えポジション調整と思われるドル円の売りが強まり107円後半に押し戻された。
ECB理事会では中銀預金金利を予想通り-0.4%から-0.5%に引き下げを決定。一旦はユーロ買いも見られたが量的緩和を再開するとの報道で急落。
ドラギ総裁の記者会見では物価や成長見通しを引き下げ「著しい下振れリスクを見込んでいる」と発言。しかし、市場は利下げや量的緩和の効果に対して懐疑的な見方が広がり、ユーロは反発。
また、NY時間に米大統領顧問などが「関税先送りで中国との暫定合意を検討している」との報道でドル円クロス円が上昇。その後、政府高官が「米政権は中国との暫定合意を全く検討していない」との報道でドルが押し戻される場面も見られた。
しかし、「トランプ政権は中国の知的財産権保護や米農産物の購入を受け入れることを条件に関税の延期や税率引き下げを検討している」との報道もあり株式市場は上昇。
米金利も再び上昇に転じたことでドル円クロス円の買いが強まった。
米中貿易摩擦への過度な懸念が後退したことで市場には楽観的なセンチメントが広がっている。
この日発表のコアCPIが予想を上回るなど、米中対立の後退や物価上昇によりFRBの利下げ期待は後退。今日の小売売上にも注目が集まる。
週末ではあるがドル円やクロス円はECBを挟んでガス抜きをしたことで小売売上の結果次第で一段の上昇が見込まれる。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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