[米ドル円]FOMCへの思惑交錯

週明けシドニー市場でドル円は107円50銭付近まで下落して始まった。先週末にサウジアラビアの石油施設が攻撃されたことで地政学的リスクの高まりから円買いが先行。
この日は東京市場が休場で特に流動性が低下している状況ということもあり下げ過ぎた観があった。結局、その後は窓を埋める格好でじりじりと上昇。
結局NY市場では108円17銭まで上昇。先週末の終値とほぼ同レベルまで回復して引けるなど往って来い。
ただ、全般にドル円のショートポジションは残っていると思われることから下げたところで買いが入りやすいとみる。
今日から始まるFOMC会合では年内の利下げ幅は縮小する可能性が高いが、今回の地政学的リスクがどう影響するか判断は更に難しくなった。
トランプ大統領はサウジが攻撃されたことでFRBに対して更なる利下げ圧力をかけてきた。しかし、原油価格の上昇は物価上昇を招く一方で景気減速も招きかねない。
金融政策への思惑が交錯する中で今日のドル円は狭いレンジ内での動きが予想されるが、下げたところは買いを入れたい。
ドル円予想レンジ:108円40銭(50%、BB上限)~107円90銭
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[ポンド米ドル]合意無き離脱の可能性

ジョンソン英首相はこの日ユンケル欧州委員長とEU離脱問題について会談。
ユンケル委員長は「ジョンソン首相との会談は良かった」と発言。
ジョンソン首相は合意のために全力を尽くすとしながらも「合意できない場合は10月31日にEUから離脱する」と改めて主張したことでポンドは下落。
地政学的リスクの高まりによるドル買いが進んだこともありポンドは1.24ドルまで下落した。
一方でブレント原油価格が上昇したことはポンドの追い風となっており下げも限定的となった。
既に期限延期を求める新法が成立しており10月末の離脱の可能性は低いことからポンド買いの流れは継続。
今回の下げは一時的な下落とみるが、明日のFOMC会合を控え動きにくい状況となっている。
昨日の安値となる1.24ドル付近では短期的に買いを入れてみたい。
ポンドドル予想レンジ: 1.2500(38.2%、BB上限)~1.2400
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[豪ドル円]RBA議事要旨に注目

サウジアラビアの石油施設が攻撃されたことで週明けシドニー市場で豪ドル円は73円70銭付近まで下落。東京市場が休場ということもあり薄商いの中での下げとなり窓が空いてしまった。その後は窓を埋める動きが強まり74円28銭まで上昇。ほぼ先週末のNY終値付近で上値が抑えられた。
一先ず地政学的リスクによる影響は一巡した観もある中で今日はRBA議事要旨が東京時間に公表される。
前回前々回と利下げを見送ったものの緩和継続姿勢が示されると予想される。
ただ、米中対立が緩和している中で中国政府は国内景気刺激策をも打ち出すなど過度な景気減速への懸念は後退している。
早期利下げ姿勢が示されないようなら豪ドル買いに反応してくるとみる。
ただ、明日のFOMC会合やサウジ問題なども燻る中でボリンジャーバンドの上限付近では上値が抑えられるだろう。勢いがつくようならフィボナッチ50%戻しの75円30銭付近が次の上値目途として意識される。
豪ドル円予想レンジ: 74円70銭(BB上限)~74円00銭
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[全般]サウジの地政学的リスクでドル高円高
週明けシドニー市場で円が全面高でスタート。先週末にサウジアラビアの石油施設が無人機に攻撃されたことで地政学的リスクが一気に高まったためだ。
トランプ大統領は「サウジへの攻撃に対する反撃体制は整っている」と発言。イランによる攻撃の可能性が高く、米国との関係が一層悪化するとの見方が広がった。
この日は東京が祝日ということもあり薄商いの中でドル円クロス円ともに大きく下落したことから、その後はじりじりと買い戻しの動きが目立った。
欧州市場ではリスク回避によるドル高が進む中でユーロやポンドが下落幅を拡大。
ジョンソン英首相が「合意できない場合10月1日にEUから離脱する」と発言したことで再びハードブレグジットへの懸念が高まった。
NY市場では地政学的リスクを背景に株式市場が三指数ともに反落してスタート。
上昇が続いていた米長金利も下落に転じた。しかし、既にアジア市場で下落したドル円は底堅い動きが継続した。
地政学的リスクは一時的な影響はみられるが長くは続かないことが多く、短期的な円買いポジションが膨らんだ。
今日から始まるFOMC会合を控えポジション調整の動きはさらに進む可能性が高い。
FOMCでは過度なハト派寄りの見方が後退すると思われており、ドルが下振れするようなら買いのチャンスとみる。
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