ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-09

[米ドル円]年内利下げ観測後退

(米ドル円日足)


FOMC会合では予想通り政策金利を0.25%引き下げを決定。注目のドットチャートでは年内利下げはないとの見通しが示されたことでドルは全面高。一方NYダウは200ドル超の下げとなったことでドル円の上値は抑えられた。
その後パウエルFRB議長が今後の経済次第で利下げの可能性を示すと株価は上昇。円安の動きが強まりドル円は108円48銭まで上昇。ほぼ高値圏での引けとなった。
一部で0.5%の引き下げも予想されたこともあり目先は過度な緩和政策への期待が後退。
株式市場の混乱も見られなかったことやサウジショックも収束する中で当面ドル円は底堅い動きが続くとみる。
ただ、米中協議やイランへの制裁強化など不安材料も抱える中で一方的なドル円の上昇は見込めない。
また、日銀会合では現状維持が示されるとみられ一時的にドル円の売りが強まる可能性もある。
109円付近では売りで臨みたい。

ドル円予想レンジ:109円00銭(BB上限)~108円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]BOE会合で新たな展開も

(ポンド円日足)


昨日のロンドン時間に発表された英国8月CPIはコアCPIともに予想を下回ったことでポンド売りが先行。しかし、FOMC会合を控え徐々に買い戻しが強まった。
FOMC会合では予想ほどハト派よりではなかったことでNYダウが下落して始まるとポンド円の上値が抑えられた。しかし、その後パウエル議長発言でNY株式市場が急速に下げ幅を縮小。NYダウがプラスに転じたことで円売りが強まりポンド円は135円65銭の高値を付けた。
サウジアラビアの石油施設が攻撃されたものの原油価格は一先ず落ち着いた動きとなっている。ただ、原油価格の高止まりは北海油田を抱える英国にとってはプラス材料となる。
本日BOE政策会合が開かれるがハードブレグジットへの不透明感からハト派的な姿勢が示されると予想される。
もし、当面様子見姿勢が示されるようなら一段のポンド円の買い戻しが強まる可能性もある。
反対に悲観的な見方が示されるようなら反落。
135円ミドル付近というレベルは7月後半からポンド円の売りが始まったレベルであり一旦は上昇も抑えられている。
ここを上抜けるのか反落するのかクルーシャルポイントとして意識される。
どちらかといえばもう一段の上昇の可能性が高いとみている。

ポンド円予想レンジ: 136円00銭(BB上限)~134円60銭

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[南アフリカランド円]SARB政策会合に注目

(南アフリカランド円日足)

ZAR_JPY_20190919_hiashi.jpg

本日南ア中銀SARB政策会合が開かれるが今回も前回と引き続き6.5%の政策金利は据え置かれると予想される。前回は4-6月期GDPが持ち直したことやランド安が強まる中で利下げには慎重な姿勢が示された。
今回も同様に追加利下げに慎重な姿勢が示されるようならランド円は一段の上昇が見込める。
米中協議進展への期待やサウジショックも和らぐ中で昨日のFOMCイベントリスクが後退。NY株式市場もパニック的な動きにはつながらずダウは反発するなど安心感が広がっている。
低金利が続く中でリスクは高いものの高金利通貨であるランドは魅力的投資先に見える。
押し目があれば長期保有としての買いを入れていきたい。

南アランド円予想レンジ:7円55銭(BB上限、76.4%)~7円26銭(前日安値)

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[全般]FOMCを受けドル全面高

注目されたFOMC会合では今後の緩和の道筋が明確に示されなかったことを受けドルは全面高。一方、NY株式市場は大きな下落もなくダウは上昇して引けるなど円も売られやすい地合いを保った。
昨日の東京市場ではFOMC会合を控え動意が乏しい中でドル円は108円台前半での小動きが続いた。
欧州市場に入ったところで英国CPIが予想を下回るとポンドが下落。米長期金利が低下する中でユーロも攣られ安となった。
しかし、FOMC会合を控え全般に値動きは小動きが続いた。
注目のFOMC会合では予想通り政策金利を7対3で0.25%引き下げ1.75%から2.0%にすることを決定。
ジョージ・カンザスシティー総裁やローゼングレン・ボストン総裁は据え置きを主張する一方でブラード・セントルイス総裁は0.5%の引き下げを主張したとされる。
最も注目された金利見通しでは年末が1.75%となり年内利下げは見込んでいないことがわかるとドルは全面安。NYダウも一時200ドルを超す下げとなった。
しかし、その後パウエルFRB議長が「経済が弱まれば利下げの可能性」「不透明性が存在し予想より早くバランスシートを拡大する可能性もある」と発言したことでNYダウは上昇に転じ小幅高で引けている。
トランプ大統領は「パウエル議長は失敗、ガッツもセンスもビジョンもない」などと批判したが市場は寧ろ政治的な圧力に屈していないことを評価した模様。
目先利下げの可能性が低下したことでドル高の流れは依然として強まるとみる。
一方、懸念された株式市場が落ち着いた動きで終了したことでリスク回避の動きは後退。サウジショックもここにきて落ち着きを取り戻すなど円安が進みやすい地合いが予想される。
ただ、米中協議の行方次第では再び利下げの可能性が高まることになる。
この動きもいつまで続くかはわからないが、それまでは流れについていきたい。

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