ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-09

[米ドル円]リスクオンの円安

(米ドル円日足)


中国が米国農産物を大量購入することが明らかとなり米中協議への期待が高まる。
また、日米通商協議が最終合意に至ったことも円安の流れを強めるものだ。
ドル高と円安が進みやすい地合いではあるものの、大統領弾劾への不透明感がドル円の上値を抑える。
しかし、弾劾の可能性は極めて低く時間の経過とともに不安は後退するものとみている。
米経済指標は相対的に好調な結果を示しておりドル買いの流れは継続。
出遅れ感のあるドル円だが、そろそろ週末で月末に近付いていることもあり108円台に乗せてくる可能性が高く、押し目買いスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ:108円40銭(50%)~107円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]短期的な下落リスク高まる

(ポンド米ドル日足)


ブレグジットを巡る不透明感からポンドは欧州市場にかけて売りが強まり1.2303まで下落。その後バークレー英離脱担当相とバルニエEU離脱交渉官が明日(本日)に会談を行うとの報道でポンドは反発。1.2365まで上昇したもののNY市場では再び下落に転じた。
ジョンソン首相は10月31日に離脱を断行する姿勢を崩していないことから今後も離脱問題がどちらに転ぶかわからない状況は変わらない。
日足ボリンジャーバンドの中心線を終値ベースで下回ったことでポンド売りがやや優勢となっているが、上昇トレンドは依然として継続。
1.23の大台から半値戻しの1.2270付近で下げ止まるようなら買いを入れていく。

ポンドドル予想レンジ: 1.2380~1.2270(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]最安値更新でも慎重な動き

(ユーロ米ドル週足)


東京市場では米金利の低下によるドル売りが先行しユーロが底堅い動きでスタート。1.0965まで買いが進んだ後は下落に転じた。
タカ派で知られていたラウテンシュレーガーECB専務理事が突然辞任するとの報道。
また、レーンECB専務理事が「必要なら追加利下げの余地がある」との発言などを背景にユーロ売りが強まった。また、12月末退任のクーレECB専務理事の後任として緩和路線支持のイタリア中銀副総裁が最有力候補となったこともユーロ売りを促し2017年5月以来の安値を更新した。
しかし、今月に入り2度1.09台を試した後は反発しており、今回も買い戻しが入る可能性が高い。
ただ、緩やかな下落トレンドは継続しており短期では買いを入れても最終的に戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ:1.0960~1.0860(76.4%)

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[全般]大統領弾劾問題と米中協議への期待

ウクライナ疑惑を巡り大統領の弾劾問題が依然として燻る中で米中協議への期待から市場は方向感の定まらない状況が続く。ドル円は107円台後半に上昇する一方でユーロ安が進むなどドル高の流れが目立つ。
昨日の東京市場では日米通商協議が合意に至ったこともあり日経平均株価が上昇。
一方ドル円は108円台を意識した売りが先行。米長期金利の低下などからドル全般に上値の重い展開で始まった。
欧州市場が始まったところでユーロやポンド売りが先行。
欧州ではタカ派で知られていたラウテンシュレーガーECB専務理事が突然辞任することが伝わった。また、レーンECB専務理事が「必要なら追加利下げの余地がある」との発言などを背景にユーロが下落。2017年5月以来の安値を更新した。
ポンドも議会が再開したもののEUからの離脱を巡る先行き不透明感が燻る中で軟調な地合いでスタート。しかし、その後バークレー英離脱担当相とバルニエEU離脱交渉官が明日会談するとの報道でポンドの買い戻しが強まるなど方向感の定まらない動きとなった。
NY市場では下院情報特別委員会が「トランプ大統領がウクライナを大統領選に介入させようとした」との内部告発文書を公表。
これを受けNY株式市場は軟調な地合いで始まった。一方、10月の米中協議に向けて米中双方が前向きな姿勢を示すなど交渉への期待が株価の下支えとなった。
昨日発表された米GDPは緩やかな成長を示す結果となった。
今日のNY時間に発表されるPCEデフレーターや耐久財受注なども米経済の強さを示すとみられる。
全般に過度な警戒感は後退しており、日米通商協議が合意に至るなどリスクオンの円安と同時にドル高の流れが今日も継続するとみる。

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