ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-10

[米ドル円]ADP雇用統計に注目

(米ドル円日足)


東京市場でドル円は堅調な地合いが続いた。
中国企業の上場廃止に対し米政府から否定的な考えが示されたことが市場に安心感を与えた。欧州市場にかけて米長期金利が上昇するとドル円は108円47銭まで上昇した。
その後は利食い売りなどに上値が抑えられたがNYダウの上昇に伴い108円45銭まで上昇した。しかし、その後発表された米ISM製造業景況指数が10年ぶりの低水準となったことがネガティブサプライズとなりドル円は急落。その直後にトランプ大統領がドルが強すぎると発言したこともドル円の下落幅を拡大。107円63銭まで下落したが一先ず下げ止まっている。今日のNY市場で発表される米9月ADP雇用統計が予想を下回るようなら再度売り仕掛けが強まるとみている。
ただ、週末の米雇用統計を控え下値は限定的とみる。
先週発表された米耐久財受注や住宅関連指標は軒並み好調な結果を示しており、今回の結果だけで相場の流れが変わることはない。
最終的にドル円は綱引き相場となりレンジ内での動きとなりそうだ。

ドル円予想レンジ:108円20銭~107円40銭(BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]最安値更新後反発

(ユーロ米ドル日足)


東京市場でユーロ圏景気減速懸念によるユーロ売りが継続し一時今年最安値となる1.0879まで下落した。しかし、NY時間に発表された米ISM製造業景況指数が10年ぶりの低水準となったことでドルが全面安。ユーロ買いが一転して強まり反発。また、米長期金利が低下したこともあり1.0942まで回復した。
しかし、ユーロの景気減速懸念は依然として燻る中で長期の下降トレンドは継続。
調整の戻しが一巡したところでは再びユーロ売りが強まるとみていることからもドル売りスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ: 1.0970(38.2%)~1.0900(BB下限)

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[豪ドル円]RBA利下げスタンス継続

(豪ドル円日足)


東京時間に開かれたRBA政策会合では予想通り政策金利を1.0%から0.75%へ引き下げを決定。市場は既に織り込み済みとなっていたこともあり発表直後は材料出尽くし観から72円38銭まで上昇した。
しかし、声明文では「必要なら更なる追加緩和を行う用意がある」「労働需要の先行指標は雇用の伸びが鈍化する可能性を示唆している」など、追加利下げの可能性への期待から再び豪ドル売りが強まった。
NY市場では米ISM製造業景況指数が10年ぶりの低水準になったことから株式市場が三指数ともに下落。リスク回避の円買いが強まると豪ドル円はこの日の安値となる72円05銭まで下落。そのまま安値圏での引けとなった。
73円を挟んでもみ合いが続いたが結果的に昨日の高値73円30銭付近で三回跳ね返されたことで上値の重さが確認された。
短期的に見るとリスク回避の円買いが継続する可能性が高く、豪ドル円は一段の下値を試す展開が予想される。

豪ドル円予想レンジ:72円60銭~71円70銭 (61.8%)

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[全般]米ISM製造業悪化でドル全面安

昨日のNY時間に発表された米ISM製造業景況指数が予想を大きく下回ったことでドルが全面安。それまでの楽観的なセンチメントが一転して米経済への懸念が高まり悲観的な見方が広がった。
昨日の東京市場では中国企業の上場廃止を否定する報道で前日のNY株式市場が上昇する流れを継いで日経平均株価が上昇。ドル円クロス円ともに底堅い動きで始まった。
また、日中に開かれたRBA政策会合では予想通り政策金利を0.25%引き下げると材料出尽くし感が広がり豪ドルは上昇。しかし声明文にはこれまでよりも弱気な内容となったことですぐに反落。
欧州市場が始まったところで米長期金利の上昇に伴いドルは堅調な地合いが継続するとドル円もこの日の高値となる108円47銭まで上昇。クロス円も全般に底堅い動きが続いた。
しかし、NY市場が始まったところで発表された米9月ISM製造業景況指数が47.8と予想の50.1を大きく下回るとドルは一転して下落。好不況の分岐点となる50を下回り10年ぶりの低水準となったことで米経済への不信感が広がった。
その後トランプ大統領が「強いドルは製造業に打撃を与えている」「FRBの金利は高すぎる」と発言すると更にドル売りが進みドル円は107円ミドルまで下落。
上昇していたNYダウも一転して大幅安になると米長期金利も低下するなどドル安円高の動きが一気に進んだ。
これまで発表された米経済指標が好調な結果を示すものが多かっただけにその反動が表れた。
今週末には米雇用統計が発表されることからこれまで以上に注目が集まる。
もし、今回と同様に予想を下回ると一段のドル安が進む可能性もある。
しかし、これまでの流れを見ると市場のセンチメントは短期間で一転することが多くみられる。
本日発表されるADP雇用統計に注目したい。
市場のセンチメントは悲観に偏っているだけに、予想を下回るようなら更なるドル売りが強まる。
ただ、米中協議進展への期待などもあり下げ過ぎた場合にはその反動は更に大きくなる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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