ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-10

[米ドル円]ISM非製造業に注目

(米ドル円日足)


前日の米ISM製造業景況指数が予想を大きく下回ったことがネガティブサプライズとなり市場のセンチメントは一気に弱気に傾いた。
弱気相場の中で昨日はADP雇用統計が予想を下回るとNY株式市場が三指数ともに下落。製造業の悪化が雇用にも影響を及ぼすのではといった悲観的な見方が株価を押し下げた。
緩和政策への期待から金利は低下しリスクオフの動きも重なったことでドル円は107円05銭まで下落。
しかし、9月に付けた安値106円96銭で跳ね返されたことが意識され下げ止まった。
今日発表される米9月ISM非製造業の結果次第ではこのレベルを下抜ける可能性もあるが、反対に下値がサポートされるようなら弱気相場転換のきっかけにもなる。
106円90銭はフィボナッチ38.2%戻しであり、そのすぐ下の106円80銭はボリンジャーバンドの下限が位置するなど強いサポートとして意識される。

ドル円予想レンジ:107円80銭~106円90銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]報復関税とドラギ総裁

(ユーロ米ドル日足)


WTOがEUに対する米国の報復関税を承認したことでEUとの貿易摩擦激化への懸念が高まりユーロ売りが先行。しかし、この報道も既に市場は織り込んでいたこともあり下値は限定的となった。1.09を割り込まなかったことから買い戻しの動きも見られた。
また、ドラギ総裁が財政刺激策の必要性を改めて示したことで金融政策が現状にとどまるとの見方からユーロは上昇幅を拡大。1.0963まで上昇しそのまま高値引けとなっている。
米景気減速懸念から米長期金利が低下する一方でドイツ債などの利回りは上昇していることもユーロ買いに拍車をかけている。
ただ、最終的にユーロの下落トレンドは継続しておりショートカバーが一巡したところで再び下落に転じるとみている。

ユーロドル予想レンジ: 1.1000(BB中心、50%)~1.0920

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[ポンド円]離脱交渉への期待と不安

(ポンド円日足)


ジョンソン首相は関税同盟を早期に離脱することも含めEUに対して離脱条件の新提案を正式に示した。これに対して英労働党はジョンソン首相の案は信用できず実行も不可能と主張。しかし、ドイツ政府は「EU委員会が提案を審査する」「合意のためにできることはやるが、あらゆる状況も準備」とした。また、ユンケル欧州委員長は「すぐに英国のブレグジット案を否決することはない」と発言。合意無き離脱回避への期待もありポンドは上昇。
一方でNY株式市場が大幅安となったことから円買いの動きが一気に進みポンド円は結果的に下落して終わった。
ポンド自体は下げ止まっていることからポンド円はドル円の動き次第といったところだ。
目先は円買いの動きがポンド買いを上回るものの、今日の米ISM非製造業や明日の米雇用統計の結果次第では再びリスクオンの円売りが強まる可能性が高いとみている。
下値目途としては半値戻しの131円20銭付近からボリンジャーバンドの下限となる130円90銭付近がサポートとして意識される。

ポンド円予想レンジ:132円30銭~131円20銭(50%)

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[全般]弱気相場の次は

前日発表された米ISM製造業景気指数が予想を大きく下回ったことで世界景気への減速懸念が拡大。市場は弱気のセンチメントが漂う中でNY株式市場が三指数ともに大幅安となり、ドル円の下落幅が拡大。リスクオフの円買いが進みやすい地合いはまだ続く。
昨日の東京市場では前日のNY株式市場の下落の流れを継いで軟調な地合いでスタート。ただ、比較的落ち着いた動きにとどまったことで下げ過ぎたドル円の買いも見られた。
しかし、欧州市場に入るとユーロやポンドが下落して始まるとクロス円の売りも散見。
さらに、その後ユーロとポンドは一転して上昇したもののドル売りの動きが高まりドル円は再び下落。
欧州ではドラギ総裁が更なる財政刺激策が必要との姿勢を示したことで金融政策が現状にとどまるとの見方が広がりユーロの買い戻しが入った。
また、英国ジョンソン首相がEUに建設的で合理的な提案を出したことから合意無き離脱懸念が後退しポンドも上昇に転じた。
NY市場ではこの日発表された9月ADP雇用統計が13.5万人と予想の14万人を若干下回ったが前月分が下方修正された。前日のISM製造業景況指数が悪化したことで市場は悲観的なセンチメントに偏っていたこともありNY株式市場は3指数ともに大幅安。NYダウは一時600ドル近く下落したことでリスク回避の円買いが進みドル円は107円付近まで下落幅を拡大して終了。
ウクライナ疑惑による大統領弾劾調査が行われる中で米経済指標の悪化が更に不安感を煽った格好だ。
今日発表の米9月ISM非製造業景気指数に注目が集まる。
製造業PMIに続きこの数字が予想を下回るようなら更なる円高が進む可能性が高い。
しかし、最近の相場の動きでは弱気なセンチメントや強気なセンチメントは変わりやすい。
明日の米雇用統計を控えそろそろ弱気相場から強気相場に変わる可能性もありポジションの調整が必要。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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