ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-10

[米ドル円]ISM非製造業悪化で不安増長

(米ドル円日足)


今週に入り米経済指標の悪化が進む中でドル円は昨日のISM非製造業景況指数の結果を受け106円ミドル付近まで下落した。
一方、NY株式市場は景気悪化を受けFRBが利下げ幅を拡大するとの見方が広がり三指数ともに反発したことでドル安と同時に円安の動きが強まりドル円は107円手前まで反発して終了。
株式市場は景気減速懸念が高まると利下げ期待で買われるなど良いとこどりの動きが目立つ。
今日の雇用統計が予想を下回るようなら再度ドル円は106円ミドルを試す展開も予想されるが下値も限定的とみる。
反対に雇用市場の強さが改めて示される結果となれば週末ということもあり買い戻しのきっかけになる。
来週行われる米中協議への進展期待が高まるようなら市場のセンチメントは一転する可能性が高いことからそろそろ下げたところでは買いを入れていく。

ドル円予想レンジ:107円30銭~106円50銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ドル売りがユーロを押し上げる

(ユーロ米ドル日足)


東京市場でユーロは上値の重い展開で始まったもののNY時間に発表された米ISM非製造業景況指数が予想を下回ると一気に上昇に転じた。
米経済が悪化したことでFRBの年内利下げ幅が予想以上に進むとの見方が広がりドル売りがユーロを押し上げた格好だ。しかし、ユーロ自体の弱さには変化がなく上昇は一時的な動きとみてよいだろう。
ボリンジャーバンドの中心線でありフィボナッチ50%戻しとなる1.1000で上値が抑えられたことで当面の天井を付けた可能性が高い。
今日の雇用統計発表前後に再度このレベルを試す展開がみられるようなら売りを出しておきたい。

ユーロドル予想レンジ: 1.1000(BB中心、50%)~1.0940

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[ポンド円]下げ止まりから反発も

(ポンド円日足)


ジョンソン首相が提出した離脱案が議会を通過する可能性が高まっている。
前日にジョンソン首相が提示したEU離脱協定案の最終代替案について「許容可能な合意が可能」との見方を保守党のEU懐疑派議員らが示した。また、北アイルランドのプロテスタント強硬派のDUPもバックストップ代替案を支持。これを受け離脱案が議会を通過する可能性が高まったことでポンドは下げ止まった。
ユンケル欧州委員長も新協定案について「前向きな前進」と歓迎するなど合意無き離脱懸念が後退。
また、米長期金利が低下したこともポンドの押し上げ圧力となった。
過度な合意無き離脱への懸念の後退から今日のNY株式市場の動向次第では一段のポンド買い戻しの動きが強まる可能性が高い。

ポンド円予想レンジ:133円10銭(38.2%)~131円50銭(前日安値)

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[全般]米経済指標悪化で利下げ期待

前日のADP雇用統計の結果に次いで昨日発表されたISM非製造業が予想を下回ったことで米経済への不透明感が広がった。これを受けFRBへの利下げ期待が高まり株式市場は三指数ともに反発。ドル安が進む中でリスク回避の後退による円売りの動きが強まりドル円の売りにブレーキがかかった。
昨日の東京市場では前日のNY株式市場の大幅安の流れを継いで日経平均株価が下落するとドル円も上値の重い展開で始まった。
今週に入りISM製造業景況指数が大きく低下したことを受け米国の先行き懸念が高まっていることが背景にある。通常ほとんど反応することがなかったADP雇用統計でもドル売りが強まるなど市場のセンチメントが如何に弱気に傾いているかを示すものだ。
昨日のNY時間に発表された米9月ISM非製造業景況指数は52.6と予想の55.0を下回ったことでドルは全面安となりドル円は106円ミドルまで下落。一部で指標に対する期待感が高まっていただけに失望売りが更なるドル売りを誘ったことでNY株式市場も下落して始まった。
しかし、その後株式市場は三指数ともに急速に反発。景気悪化を背景にFRBに対する一層の利下げ期待が高まったためだ。
景気悪化が利下げ期待を高めるなど再び金融相場の予想を呈してきている。
市場は米中貿易協議の動向が米製造業、そしてそれが雇用の悪化にもつながるとの見方が市場の不安感に繋がっている。
結果的に米中協議の動向が市場の動向を一変させる最も大きな要因ということになる。
市場のセンチメントは変わりやすく、今日発表の米雇用統計の結果次第では短期的なドルの買い戻しのきっかけになる可能性が高いとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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