ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-10

[米ドル円]ブレグジット合意でリスクオン

(米ドル円日足)


英国とEUが離脱条件を修正することで合意に達しドル円は108円94銭まで上昇。しかし、議会での承認が得られるか依然として不透明感が広がる中で109円台乗せには至らなかった。NY市場では米経済指標が予想を下回ったことを受け108円46銭まで押し戻された。
しかし、NY株式市場は三指数ともに小幅ながら上昇したことから下げ止まった。
米中協議やブレグジット交渉もこれまでより一歩前進したことから市場全体に過度な警戒感は後退している。
トルコがシリアでの休戦に合意したことでリスク回避の動きが後退。
今日のNY株式市場が続騰するようならドル円も109円台を試しに行く可能性が高いとみる。

ドル円予想レンジ:109円40銭(61.8%)~108円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]ブレグジット合意

(ポンド米ドル日足)


欧州時間が始まったところで英国とEUが離脱条件を修正することで合意したとの報道が流れるとポンドは1.2987まで上昇。5月以来の高値を更新した。しかし、民主統一党DUPや野党労働党が反対姿勢を強めており19日の下院での議会で否決される可能性もある。
そうなれば期限を再度延長ということになるため依然不透明感が燻る。
一先ず合意に達したことで一部で達成感も漂う中、一旦は週末ということもあり利食い売りなどが入るとみている。
ただ、最終的にポンドの長期買い戻しの動きは今後も継続。
売り一巡後は再び上昇に転じるとみている。

ポンドドル予想レンジ:1.3000~1.2690(38.2%)

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[豪ドル米ドル]中国GDPに注目

(豪ドル米ドル日足)


東京時間に発表された豪州9月雇用統計で新規雇用者数はほぼ予想通りとなったものの失業率が5.2%と予想の5.3%を下回ったことから豪ドルは上昇。
その後英国とEUが離脱案修正で合意に至ったとの報道でポンドが上昇すると豪ドルも攣られて上昇幅を拡大。先週の高値0.6810を上抜き0.6833まで上昇。そのまま高値圏で引けている。
米中協議が進展する中で豪州経済への過度な懸念が後退し、久しぶりの買い材料に反応している。
今日は中国小売売上や鉱工業生産、そしてGDPといった重要指標が発表される。
GDPは前回よりも下方修正されると予想されるが小売りや鉱工業生産が国慶節により予想を上回る可能性が高い。
そうなれば豪ドルは一段の上昇が見込める。ただ、年内に追加利下げの可能性が残ることから上値も限定的とみる。

豪ドルドル予想レンジ: 0.6880(50.0%)~0.6800

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[全般]ブレグジット合意でも不安燻る

10月末を期限としたブレグジット交渉は離脱条件を修正することで合意。ポンドが上昇すると市場に安心感が広がった。しかし、野党やDUPの反対などから議会承認が得られるか依然として不透明感が広がる。
東京市場ではブレグジットを巡り合意期待から比較的リスクオンの動きが強い中でドル円は108円後半でのもみ合いが続いた。
欧州市場が始まったところでバルニエ離脱交渉担当が合意文書は概ね完成したとの報道でポンドが上昇。その後ユンケル欧州委員長が「英国とEUは離脱合意した」との発言を受けポンドは上昇を加速。1.3ドル手前まで上昇するとユーロや豪ドルも攣られて上昇。クロス円の上昇にドル円も押し上げられ108円94銭の高値を付けた。
しかし、最大野党の労働党やDUPは反対の姿勢を示しており19日の議会の承認が得られるか懐疑的な見方からポンドを中心に押し戻された。
NY市場ではこの日発表された9月住宅着工やフィラデルフィア連銀製造業景況指数、そして鉱工業生産などが軒並み予想を下回ったことが相場の重しとなった。
結果的にNY株式市場は三指数ともに小幅な上昇にとどまるとドル円も108円ミドル付近まで押し戻された。
19日に英議会下院で離脱案が審議される見通しだが、もし否決された場合は離脱時期が延期される可能性もある。
市場には依然として不透明感が燻るものの米中協議も含めリスクオンの動きが広がっている。
不安感は残るもののドル円クロス円ともに底堅い動きは継続するとみる。ただ、週末ということもあり一時的な調整の売りには注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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