ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-10

[米ドル円]109円台を試す展開

(米ドル円日足)


先週末に英議会が新離脱案採決を先送りしたことで市場は一時的にドル円クロス円の失望売りが強まる可能性がある。しかし、合意無き離脱の可能性は低下したままでありドル円の下値は限定的となりそうだ。
今週はNY株式市場の動向次第でドル円は109円を上抜けする可能性が高いとみる。
ただ、109円付近には200日移動平均線やボリンジャーバンドの上限が位置することから強いレジスタンスとなっている。
先週は108円94銭で跳ね返されたが、今週は再度上値を試す展開を予想する。
ブレグジットを巡り月曜のアジア市場でドル円がどこまで下押しがあるか見極める。
もし、108円を割り込まないようなら寧ろ新たな買いを呼び込み109円を上抜く可能性が高まるとみている。

今週のドル円予想レンジ:109円40銭(61.8%)~108円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]採決先送りによる影響

(ポンド米ドル週足)


週末に行われた英議会ではEUと合意した新離脱案の採決を先送りする決断が下された。
市場の予想では否決されるとの見方が優勢であったことから、この結果を寧ろ好感する可能性もある。今後EUに対する延期手続きに入ることになるがジョンソン首相は強引に10月末離脱を主張しているだけに不透明感が漂う。
もし10月末から3か月延期されるとしても合意無き離脱回避への期待は依然として高い。
一旦は調整の売りが強まる可能性もあるがポンド上昇トレンドは継続するとみる。
上値目途としては200週移動平均線が位置しフィボナッチ50%戻しとなる1.3170付近がレジスタンスとして意識される。

ポンドドル予想レンジ:1.3170(50%)~1.2700

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[ユーロ米ドル]ECB理事会に注目

(ユーロ米ドル週足)


先週は英離脱問題を巡りEUが離脱条件で合意したことからポンドが上昇。ユーロも攣られて買いが進み中期の下降トレンドを上抜いたことで上昇を加速。8月14日ぶりに1.1165まで上昇し高値引けとなっている。
週末の英議会では採決が先送りされたことでポンド売りが強まりユーロも一時的に下押し圧力が強まる可能性もある。しかし、合意無き離脱の可能性が低下していることから下値も限定的とみる。
今週木曜日にはドラギ総裁にとって最後のECB理事会が開かれる。
前月のECB理事会では多数のメンバーの意向を無視して3年半ぶりに預金金利を引き下げ量的緩和再開を決定。市場の懐疑的な見方が広がり結果的にユーロは上昇に転じた。
今回はドラギ総裁最後の理事会となることから様子見姿勢が示されるとみており、そうなれば一段のユーロ買いが強まる可能性が高い。
ただ、長期下降トレンドは依然として継続していることや、急速にユーロ買いが強まったことの反動が一時的に強まる可能性もあり注意したい。

今週のユーロドル予想レンジ: 1.1210(61.8%)~1.1100

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[全般]クロス円上昇と調整売り

ブレグジット合意期待や米中協議第一弾合意の結果を受け先週はドル円クロス円ともに上昇幅を拡大。19日に英議会はEU離脱案の採決を先送りする動議を可決。合意無き離脱回避に向けた動きは続く。
今週は急速に上昇した調整の売りをこなしながら円安の動きが継続するとみる。
先週は米中が貿易協議で部分的な合意に達したことを受けドル円クロス円ともに堅調な地合いが継続して始まった。また、10月末期限となるブレグジット問題もEUが修正案を受け入れたことで英国と離脱合意に至った。これを受け一旦上値が抑えられたポンドが対ドル対円で再び上昇。ユーロや豪ドルなども攣られクロス円が全面高となったことからドル円は108円後半まで押し上げられた。
一方、週末に発表された中国7-9月期GDPが2四半期連続で減速。伸び率も過去最低となったことからNY株式市場は三指数ともに下落に転じた。19日の英国議会のEU離脱案採決を控えポジション調整の動きも見られた。しかし、クロス円の上昇は継続する中でドル円の下値も限られた。
19日に行われた英議会ではEUと纏めた新たな離脱案採決を先送りすることを決定。
「離脱関連法が成立する裁決を保留する」という修正動議が先に可決されたためだ。
これを受け週明け東京市場では失望と受け止める可能性はあるが、合意無き離脱の回避に向けた動きは依然として継続。下値は限定的とみている。
今週は米企業決算発表が続く中でNY株式市場の動向が為替相場に影響を与えることになりそうだ。部分的な合意に達したことで米中協議への過度なリスク回避の動きは後退したものの、香港人権民主主義法案を巡り再び米中協議が難航する可能性が残る。
ただ、相対的に最悪な状況が回避されるとの見方が根強いことから今週もドル円クロス円の上昇は調整を挟みながら継続するとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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