ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-12

[米ドル円]リスクオフも一時的な調整

(米ドル円日足)


連休明け東京市場でドル円は堅調な地合いでスタート。中国11月製造業PMIが景気の分岐点となる50を上回った事で株式市場が上昇しリスクオンの円安が進んだ。ドル円は109円73銭まで上昇するなど半年ぶりの高値を更新した。
しかし、NY時間に発表された米ISM製造業景況指数が予想を下回ると一転。ドル円は109円前半まで下落。その後ロス商務長官が米中協議が合意に至らなければ関税を引き上げると発言したことから更にドル売りが進みドル円は108円93銭まで下落した。
しかし、このレベルには21日と200日移動平均線が位置。また、フィボナッチ50%戻しでもあり下げ止まった。
東京市場でもドル安の流れが続くとみるが、最終的な円安ドル高の流れに変化はないとみて押し目買いを狙う。

ドル円予想レンジ: 109円50銭~108円80銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル米ドル]RBA会合を前に豪ドル上昇

(豪ドル米ドル日足)


中国製造業PMIが好不況の境目となる50を7か月ぶりに上回った事で豪ドルは底堅い動きで始まった。欧州市場ではNZドルの買いが先行すると豪ドルも攣られて上昇。
NY市場では米ISM製造業が予想を下回るとドルが全面安となり豪ドルの買いが加速した。
先週ウエストパック銀行がRBAが来年再来年にかけて更なる完成政策を実施するとの見通しを示したことで豪ドルショートポジションが積み上がっていたとみられる。
RBA会合を前にその損切を巻き込みながら上昇したとみられる。
本日のRBA会合では政策金利据え置きが予想されるが、既に声明では追加緩和の可能性が示されるとの見方がある。
しかし、既に市場は豪ドルの買い戻しが入っただけに改めて緩和政策に対する思惑から、最終的に豪ドル売りに転じるとみている。

豪ドルドル予想レンジ:0.6840(50%)~ 0.6740(BB下限)

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[カナダドル円]BOC会合前の調整

(カナダドル円日足)


先週はUSMCAへの期待もありカナダ円は底堅い動きで推移。しかし、連休明けNY市場では下落に転じた。
この日発表された米ISM製造業景況指数が予想を下回ったことや、アルゼンチンやブラジルに追加関税をかけるとのトランプ発言でリスク回避の円買いが強まった。
また、米長期金利が上昇したこともカナダドルの下押し圧力となった。
しかし、一先ずフィボナッチ61.8%戻しであり上昇トレンドラインの位置する81円80銭付近で下げ止まった。
明日のBOC政策会合を控えカナダ円ロングポジションは大分解消されたとみている。
ただ、目先円高の動きが継続しているのでここからは投機筋によるカナダ円売りが入りやすい。
カナダ円は81円25銭を下回らない限り上昇トレンド継続とみており、76.4%戻しとなる81円60銭付近では買いを入れていきたい。

カナダ円予想レンジ: 83円00銭(BB上限、76.4%)~81円60銭(76.4%)

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[全般]米経済指標悪化と米中協議

米国ISM製造業景況指数が予想を下回ったことや米中協議への不透明感が広がり株式市場は急落。連休明けのNY市場は円高ドル安の動きが強まって始まった。

週明け東京市場では中国の11月製造業景況指数が予想を上回り7か月ぶりに景気の節目となる50を上回った事からリスクオンの円安でスタート。日経平均株価や上海総合指数の上昇もありドル円は半年ぶりに109円73銭まで上昇した。時間外での米長期金利も上昇したこともドル円を押し上げた。
欧州時間に発表されたドイツやユーロ圏、そして英国のPMI製造業も予想を若干ではあるが上回る好結果となったことでドル円クロス円ともに底堅い動きが続いた。
しかし、連休明けのNY市場は波乱の幕開けとなった。
トランプ大統領がブラジルやアルゼンチンから輸入する鉄鋼やアルミニウムに関税を課すと発言すると円買いに反応。
NY時間に発表された米11月ISM製造業景況指数が48.1と予想の49.2を下回るとドルが全面安。先週発表された米経済指標が好調な結果を示していただけに失望売りが一気に高まった。その直後にロス米商務長官が「中国と合意無ければトランプ大統領は対中関税を引き上げるだろう」と発言するとドル売りを加速。ドル円は109円を割り込み108円93銭まで下落した。
トランプ大統領は「中国は合意を望んでいる」と発言。また、コンウェイ大統領顧問も「年末までに中国と合意することは可能」「米中も第一段階通商合意は書面化されている」などと発言。市場は悲観的なムードに一気に変わったところだけにこれらの発言を完全に無視している。
米国が感謝祭で連休中にトランプ大統領が香港人権民主主義法案に署名したことからNY株式市場が三指数ともに続落するなど神経質な展開で始まった。
しかし、米国の年末商戦は前年を上回ると予想され、FRBも利下げ打ち止めを発表。
米中協議も香港問題と通商問題は切り離して進むとみられることから、昨日のリスクオフの動きは一時的とみる。

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