ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-12

[米ドル円]不安と期待の繰り返し

(米ドル円日足)


東京市場では米中協議に対する懸念の高まりからドル円は108円43銭まで下落。その後「米中協議の第一段階において制裁関税の一部撤回で合意に近づいている」との報道を受けドル円は上昇に転じた。
その後発表された米ADP雇用統計やISM非製造業景況指数などが予想を下回ったことで下落する場面も見られたがすぐに反発。
米中協議問題が如何に為替市場の注目度が高いかわかる。
目先はリスクオンの状況が継続されるとみるが、中国側からの否定的なニュースなどが伝わるようなら押し戻されることになる。
ただ、一喜一憂する中で目先は株高などからリスクオンの動きが先行しやすく、ドル円の底値は切り上がったとみている。

ドル円予想レンジ: 109円20銭(61.8%)~108円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[カナダドル円]BOC会合でカナダドル反発

(カナダドル円日足)


昨日のNY時間に開かれたBOC政策会合では予想通り政策金利1.75%は据え置きを決定。
声明では緩やかな景気拡大の中でインフレが落ち着いていることから「現在の政策金利水準を維持することが適切と判断」との見解が示されたことでカナダドルは対ドル対円で上昇。
この日は原油価格もOPEC減産期待から大幅上昇となったこともカナダドルを押し上げた。
また、米中協議進展期待からの円安も重なりカナダ円は今週からの下落幅をほぼ取り戻した格好となっている。
下落前のレベルである82円60銭付近はフィボナッチ61.8%戻しのレベルでもあり強いレジスタンスとして意識される。
このレベルを上抜けるようならボリンジャーバンドの上限でもあり11月上旬の高値でもある83円付近を目指すとみている。

カナダ円予想レンジ:82円90銭(BB上限)~82円10銭

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[ポンド米ドル]レンジの上限ブレイク

(ポンド米ドル週足)


欧州市場が始まったところでポンドが急上昇。
12日の総選挙では与党保守党が勝利となりEUからの合意無き離脱が回避されるとの見方が広がったためだ。
前日の世論調査で与党が野党労働党との差を広げたとの報道が期待を後押ししたと思われる。ひと月半あまりレンジ相場を形成していたレンジの上限となる1.3ドルを上抜けたことで損切りを誘発したとみられる。
ただ、12日の選挙までは予断を許さず、この上昇も一時的なものとみている。
1.3160付近は50%戻しでありボリンジャーバンドの上限が位置することから強いレジスタンスとして意識される。
このレベルで上値が抑えられるようなら再びレンジの上限付近まで押し戻されるとみる。

ポンドドル予想レンジ: 1.3160(50%、BB上限)~1.3040

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[全般]米中協議進展期待で円全面安

米中協議を巡り悲観と期待を繰り返す不安定な相場が続く中で昨日のNY市場では期待感の高まりからリスクオンの円安が進んだ。
昨日の東京市場では早朝に米下院が人権を巡って中国高官を制裁対象とする法案を可決。それに対して中国側の報復などから米中協議への懸念が高まり円高でスタート。
前日にトランプ大統領が来年の選挙が終わるまで待った方がよいといった発言もあり、市場にはリスク回避の動きが高まっていた。
欧州市場が始まったところで中国外務省が「ウイグル人権法案は米中での重要分野での協力に影響を及ぼす」「米国との通商協議、時期的な目途や期限を設定せず」との報道でドル円は108円43銭まで下落した。
しかし、その後「米中協議の第一段階において制裁関税の一部撤回で合意に近づいている」との報道で一転。リスク回避の動きが後退しドル高と同時に円安の動きが進んだ。
NY市場が始まったところで発表された11月ADP雇用統計やISM非製造業が予想を下回ったことで発表後ドル円が下振れする場面も見られたがすぐに回復。
NY株式市場は米中協議進展期待から三指数ともに反発。
先日発表のISM製造業などの冴えない結果など関係なくリスクオンの動きから円が全面安となった。
この動きを見ても市場の注目は米中協議に集まっていることがわかる。
この期待がもうしばらく続くようであれば、明日の米雇用統計が少し予想を下回ったとしても寧ろ緩和政策継続と受け止めリスクオンの円安が進む可能性が高い。
いずれにしても米中協議を巡り上下に振らされやすい状況となっている。
不安から急落したところでは買いを入れ、期待から上昇したところで利食い売りを出すといった取引を繰り返す。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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