[米ドル円]イベントリスクと短期筋

米雇用統計が予想以上に好調な結果を示し株価も大幅上昇となったものの週明け東京市場でもドル円は上値が抑えられる展開で始まった。
FOMC会合や米小売売上、香港デモ、そして最も相場の注目材料となる対中制裁関税発動期限となる15日が迫るなど、イベントリスクを回避する動きがドル円の上値を抑える。
それだけに、これらのイベントが難なく通過するようなら最終的にドル円の買い戻しが入るとみてよいだろう。
それまでは短期筋中心の売買が続くとみている。
108円40銭付近では買いを入れ109円手前の108円90銭付近で売りを出しておく。
ドル円予想レンジ: 108円90銭(38.2%)~108円40銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[豪ドル米ドル]中国経済指標と豪州経済

先週のRBA会合では予想よりもタカ派的な内容となったことで市場の利下げ期待は後退。
豪州経済も底堅だが戻り始めていることから豪ドル買いの動きが徐々に強まるとみている。
会合後に豪ドルは三角保ち合いから収束に向かっており、そろそろ上に放れるとみている。
今日の東京時間に発表される中国11月CPIは前月を上回ると予想されており、予想通りかそれ以上であれば豪ドル買いに繋がるだろう。
ボリンジャーバンドの中心線が位置する0.6810付近で買いを入れておきたい。
豪ドルドル予想レンジ:0.6860(61.8%、BB中心)~0.6810(BB下限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ポンド米ドル]総選挙前のポジション調整

先週の世論調査の結果を受けポンドはレンジの上限を上抜いた。
昨日も与党保守党が勝利し合意無き離脱が回避されるとの期待からポンドは上昇して始まったがすぐに押し戻された。
市場は単独過半数を獲得するとの過度な期待もあり、そろそろ12日選挙前にポジション調整のポンド売りが入ると考える。
ただ、最終的に長期のポンド売りの買い戻しの動きは今後も続くとみている。
ひと月半続いたレンジ相場の上限付近では下げ止まるとみており、下げ止まりが確認されたら買いを入れる。
ポンドドル予想レンジ: 1.3160~1.3020(38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]イベント前の様子見姿勢
週明け東京市場では先週末の米雇用統計が好調な結果を受け日経平均株価は高いレベルで始まったもののすぐに押し戻された。リスク先行で始まるかと思われたドル円も108円ミドル付近でのもみ合いが続いた。対中制裁関税第4弾発動期限を15日に控え米中摩擦リスク懸念がドル円の上値を抑えた格好となった。
欧州市場ではポンド買いからスタート。
12日に行われる英国総選挙で与党保守党が勝利し合意無き離脱が回避されるとの見方からポンドは上昇。投機的な動きが主導とみられその後は利食い売りなどに押し戻された。
NY市場では特に目立った材料がない中、週末に大幅に上昇した株式市場が三指数ともに軟調な地合いで始まった。
ユーロの下落幅が拡大する中でドル買いの動きが強まるとドル円もやっとのことで買いがみられた。
今日から始まるFOMC会合やECB理事会、そして15日の関税発動期限など相場を大きく左右するだけの重要イベントを控えているだけにポジションを持ちにくい。
そのため各通貨それぞれに短期筋と思われる投機的な売買が入りやすい。
今日も特に注目材料がないことから短期筋中心の動きとなりそうだ。
出遅れたときにはその戻しの動きを狙って入りたい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |