ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-12

[米ドル円]イベントリスクと短期筋

(米ドル円時間足)


米雇用統計が予想以上に好調な結果を示し株価も大幅上昇となったものの週明け東京市場でもドル円は上値が抑えられる展開で始まった。
FOMC会合や米小売売上、香港デモ、そして最も相場の注目材料となる対中制裁関税発動期限となる15日が迫るなど、イベントリスクを回避する動きがドル円の上値を抑える。
それだけに、これらのイベントが難なく通過するようなら最終的にドル円の買い戻しが入るとみてよいだろう。
それまでは短期筋中心の売買が続くとみている。
108円40銭付近では買いを入れ109円手前の108円90銭付近で売りを出しておく。

ドル円予想レンジ: 108円90銭(38.2%)~108円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル米ドル]中国経済指標と豪州経済

(豪ドル米ドル日足)


先週のRBA会合では予想よりもタカ派的な内容となったことで市場の利下げ期待は後退。
豪州経済も底堅だが戻り始めていることから豪ドル買いの動きが徐々に強まるとみている。
会合後に豪ドルは三角保ち合いから収束に向かっており、そろそろ上に放れるとみている。
今日の東京時間に発表される中国11月CPIは前月を上回ると予想されており、予想通りかそれ以上であれば豪ドル買いに繋がるだろう。
ボリンジャーバンドの中心線が位置する0.6810付近で買いを入れておきたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.6860(61.8%、BB中心)~0.6810(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]総選挙前のポジション調整

(ポンド米ドル日足)


先週の世論調査の結果を受けポンドはレンジの上限を上抜いた。
昨日も与党保守党が勝利し合意無き離脱が回避されるとの期待からポンドは上昇して始まったがすぐに押し戻された。
市場は単独過半数を獲得するとの過度な期待もあり、そろそろ12日選挙前にポジション調整のポンド売りが入ると考える。
ただ、最終的に長期のポンド売りの買い戻しの動きは今後も続くとみている。
ひと月半続いたレンジ相場の上限付近では下げ止まるとみており、下げ止まりが確認されたら買いを入れる。

ポンドドル予想レンジ: 1.3160~1.3020(38.2%)

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[全般]イベント前の様子見姿勢

今週は欧米中銀会合や英国総選挙、そして15日追加関税引き上げ期限を前に米中協議がスタートするなどビッグイベントを控え慎重な動きで始まった。

週明け東京市場では先週末の米雇用統計が好調な結果を受け日経平均株価は高いレベルで始まったもののすぐに押し戻された。リスク先行で始まるかと思われたドル円も108円ミドル付近でのもみ合いが続いた。対中制裁関税第4弾発動期限を15日に控え米中摩擦リスク懸念がドル円の上値を抑えた格好となった。
欧州市場ではポンド買いからスタート。
12日に行われる英国総選挙で与党保守党が勝利し合意無き離脱が回避されるとの見方からポンドは上昇。投機的な動きが主導とみられその後は利食い売りなどに押し戻された。
NY市場では特に目立った材料がない中、週末に大幅に上昇した株式市場が三指数ともに軟調な地合いで始まった。
ユーロの下落幅が拡大する中でドル買いの動きが強まるとドル円もやっとのことで買いがみられた。
今日から始まるFOMC会合やECB理事会、そして15日の関税発動期限など相場を大きく左右するだけの重要イベントを控えているだけにポジションを持ちにくい。
そのため各通貨それぞれに短期筋と思われる投機的な売買が入りやすい。
今日も特に注目材料がないことから短期筋中心の動きとなりそうだ。
出遅れたときにはその戻しの動きを狙って入りたい。

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