ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-12

[米ドル円]FOMC会合でドル上昇か

(米ドル円2時間足)



15日の米国による対中制裁関税第4弾発動が見送られる方向で検討しているとの報道で108円75銭まで上昇したがすぐに108円ミドルまで押し戻された。
クドローNEC委員長が発動を見送る予定を承知していないとの発言もあり上値が抑えられたものの、市場は見送りで合意するとの見方が根強い。
また、明日未明に発表されるFOMC会合では利下げ打ち止めが改めて確認されるとみてよい。更に、金利見通しが利上げを示唆するものとなればドル買いが進むだろう。一方で、株価の下落への懸念が残るものの、これまでの堅調な動きを見ると下値も限定的とみる。
ただ、市場の最も関心の高い米中協議問題が最終的に何らかの合意に至らない限り大きな動きにはなりにくい。
膠着状態が続いているが最終的に15日の関税発動は延期されるとみており、押し目買いのチャンスを逃さないようにしたい。

ドル円予想レンジ: 109円20銭(61.8%)~108円40銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ円]レンジの上限試す

(ユーロ円日足)



昨日の欧州時間に発表されたドイツ12月ZEWは10.7と予想の0.0を上回り8か月ぶりのプラスとなった。同時にユーロ圏ZEWが予想を上回った事でユーロは堅調な動きで始まった。
NY市場では米中協議進展期待が高まるとリスクオンの円安が進みユーロ円の上昇幅が拡大。引けにかけて120円68銭の高値を付けてそのまま引けている。
明日未明にはFOMC会合、その次の日にはECB理事会を控えているだけに一方向にポジションを傾けにくい。
目先はこれまで2か月近く続いている121円ミドルから119円ミドルのレンジ内での動きの上限を試す展開が予想される。

ユーロ円予想レンジ: 121円00銭(BB上限)~120円20銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[カナダドル円]USMCA署名

(カナダドル円日足)



NY時間にロペス・メキシコ大統領が「USMCA3か国すべてが10日の署名で合意」との報道を受けカナダドルは対ドル対円で上昇した。
ここにきて原油価格が上昇しておりカナダ経済にとっては追い風となる。
ただ、明日の未明に行われるFOMC会合での金利見通しで利上げが意識されるようならカナダドル売りに繋がりかねない。
15日期限の中国への関税が見送りとなればリスクオンの円安が進みカナダ円は一段の上昇が見込める。
それまではボリンジャーバンドの上下に挟まれたレンジ相場が続くとみて81円台後半では買い、82円ミドルで売りを出すレンジ取引に徹したい。

カナダ円予想レンジ:82円40銭(50%)~82円00銭(BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]米中協議期待とFOMC

米中協議を巡り15日の関税第4弾発動が延期されるとの見方からリスクオンの円安が進む一方で本日のFOMC会合を控え慎重な動きとなった。
東京市場は前日のNY株式市場が三指数ともに下落した動きを受け軟調にスタート。ただ、ドル円は国内輸入企業による買いもあり下げ渋った。
欧州市場ではこの日発表されたドイツやユーロ圏ZEWが好調な結果を示したことでユーロが上昇。一方、欧州各国や英国株式市場が下落したことから全般にドルが売られドル円は108円52銭を付けた。
NY市場が始まったところで米中交渉担当者が「15日予定の対中関税発動を見送る方向で検討している」との報道を受け一気にリスクオンが進みドル円は108円75銭まで反発。
しかし、FOMC会合などを控え慎重な動きから利食い売りに上値が抑えられた。
また、クドローNEC委員長が「15日予定の対中制裁関税第4弾発動を見送る予定について承知していない」との発言を受け売りが強まる場面も見られた。
しかし、市場は追加関税が見送られるとの見方が先行しドル円クロス円ともに堅調な地合いが続いている。
ただ、明日の未明に開かれるFOMC会合を控え大きくポジションを傾けにくい状況で、全般に慎重な動きとなっている。
今日のFOMC会合では先週末に発表された米雇用統計の結果を受け改めて利下げ打ち止めが示されるとみてよいだろう。更に、利上げ期待が高まる内容となればドル高に繋がる一方でNY株価下落となるリスクも燻る。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する