[米ドル円]FOMC会合でドル上昇か

15日の米国による対中制裁関税第4弾発動が見送られる方向で検討しているとの報道で108円75銭まで上昇したがすぐに108円ミドルまで押し戻された。
クドローNEC委員長が発動を見送る予定を承知していないとの発言もあり上値が抑えられたものの、市場は見送りで合意するとの見方が根強い。
また、明日未明に発表されるFOMC会合では利下げ打ち止めが改めて確認されるとみてよい。更に、金利見通しが利上げを示唆するものとなればドル買いが進むだろう。一方で、株価の下落への懸念が残るものの、これまでの堅調な動きを見ると下値も限定的とみる。
ただ、市場の最も関心の高い米中協議問題が最終的に何らかの合意に至らない限り大きな動きにはなりにくい。
膠着状態が続いているが最終的に15日の関税発動は延期されるとみており、押し目買いのチャンスを逃さないようにしたい。
ドル円予想レンジ: 109円20銭(61.8%)~108円40銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ円]レンジの上限試す

昨日の欧州時間に発表されたドイツ12月ZEWは10.7と予想の0.0を上回り8か月ぶりのプラスとなった。同時にユーロ圏ZEWが予想を上回った事でユーロは堅調な動きで始まった。
NY市場では米中協議進展期待が高まるとリスクオンの円安が進みユーロ円の上昇幅が拡大。引けにかけて120円68銭の高値を付けてそのまま引けている。
明日未明にはFOMC会合、その次の日にはECB理事会を控えているだけに一方向にポジションを傾けにくい。
目先はこれまで2か月近く続いている121円ミドルから119円ミドルのレンジ内での動きの上限を試す展開が予想される。
ユーロ円予想レンジ: 121円00銭(BB上限)~120円20銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[カナダドル円]USMCA署名

NY時間にロペス・メキシコ大統領が「USMCA3か国すべてが10日の署名で合意」との報道を受けカナダドルは対ドル対円で上昇した。
ここにきて原油価格が上昇しておりカナダ経済にとっては追い風となる。
ただ、明日の未明に行われるFOMC会合での金利見通しで利上げが意識されるようならカナダドル売りに繋がりかねない。
15日期限の中国への関税が見送りとなればリスクオンの円安が進みカナダ円は一段の上昇が見込める。
それまではボリンジャーバンドの上下に挟まれたレンジ相場が続くとみて81円台後半では買い、82円ミドルで売りを出すレンジ取引に徹したい。
カナダ円予想レンジ:82円40銭(50%)~82円00銭(BB中心)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]米中協議期待とFOMC
東京市場は前日のNY株式市場が三指数ともに下落した動きを受け軟調にスタート。ただ、ドル円は国内輸入企業による買いもあり下げ渋った。
欧州市場ではこの日発表されたドイツやユーロ圏ZEWが好調な結果を示したことでユーロが上昇。一方、欧州各国や英国株式市場が下落したことから全般にドルが売られドル円は108円52銭を付けた。
NY市場が始まったところで米中交渉担当者が「15日予定の対中関税発動を見送る方向で検討している」との報道を受け一気にリスクオンが進みドル円は108円75銭まで反発。
しかし、FOMC会合などを控え慎重な動きから利食い売りに上値が抑えられた。
また、クドローNEC委員長が「15日予定の対中制裁関税第4弾発動を見送る予定について承知していない」との発言を受け売りが強まる場面も見られた。
しかし、市場は追加関税が見送られるとの見方が先行しドル円クロス円ともに堅調な地合いが続いている。
ただ、明日の未明に開かれるFOMC会合を控え大きくポジションを傾けにくい状況で、全般に慎重な動きとなっている。
今日のFOMC会合では先週末に発表された米雇用統計の結果を受け改めて利下げ打ち止めが示されるとみてよいだろう。更に、利上げ期待が高まる内容となればドル高に繋がる一方でNY株価下落となるリスクも燻る。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |