[米ドル円]FOMC後にドル全面安

早朝の東京市場で中国に対する制裁関税第4弾発動が先送りされるとの見方からドル円は108円85銭まで上昇。しかし、FOMC会合を控えその後はもみ合いが続いた。
FOMC会合の結果はハト派的な内容となったことでドルが全面安。来年の利上げ見通しがゼロとなったことで当面現在の金融政策スタンスを維持するとの見方が広がった。
市場は米雇用統計が強い結果となったことで寧ろ利上げに前向きな姿勢が示されるとの見方からその反動もありドル円も108円47銭とこの日の安値を付けた。
ただ、この程度の下げで終わったことはまだドル円の買い意欲が強いことを示すものと考えられる。
特に中国に対する関税発動が先送りされるようならドル円の上昇が見込めるだけに売りは限られる。
ただ、109円台を付けるのも難しい状況であり当面108円を挟んで小幅なもみ合いを予想する。
ドル円予想レンジ: 108円90銭(38.2%)~108円30銭
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[ポンド米ドル]総選挙を控え神経質な展開

東京時間の早朝に英国調査会社が世論調査で与党保守党の総選挙での獲得数が前回から低下したとの報道を受けポンドは下落。1.31付近まで売られるなど前日終値1.32から100ポイント近く下落して始まった。
その後はもみ合いが続く中でNY時間に米CPIが発表されるとポジションの巻き戻しが入りポンドは上昇。昨日の終値付近まで押し戻されるなど往って来いとなった。
総選挙の結果は明日の東京時間に明らかとなることから、それまでは昨日のレンジ内での動きが予想される。
昨日の下落でこれまで上昇した調整が一巡した観もある。
市場は合意無き離脱が回避されるとの見方が多く、最終的にポンド上昇の動きは選挙後更に強まるとみている。
ポンドドル予想レンジ: 1.3210~1.3100(50%)
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[ユーロ米ドル]ECB理事会に注目

1.1180付近でダブルトップを付けた後にネックラインの1.1080付近を下回ったが、その後反発。ネックラインでの攻防から昨日は完全に上に放れた。結果として1.1ドル付近でダブルボトムを付けた格好となった。
今日はラガルド議長初のECB理事会が開かれるが、各メンバーの意見を受け入れこれまでの緩和スタンス変更の可能性が高い。
そうなればユーロは一段の上値を試す展開が予想される。
上値目途としては前回のダブルトップのレベル1.1180付近だが、勢いがあれば61.8%戻しとなる1.12ドルも視野に入る。
ユーロドル予想レンジ:1.1180(10月21日高値)~ 1.1080(38.2%)
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[全般]FOMCハト派的でドル売り
昨日の東京市場の早朝にポンドが急落。英国世論調査で与党保守党の獲得数が前回から低下したとの報道で売りが強まった。また、米国の対中制裁関税発動を見送るとの一部報道でドル円が買われる場面も見られた。
ただ、この日はFOMC会合を控えていることもあり値動きは限定的となった。
欧州市場でもFOMC会合を意識し動意が乏しかった。
NY時間に発表された米11月CPIは2.1%と予想の2.0%を上回った。また、コア指数も前月と同様2.3%上昇となったが市場の反応は見られなかった。
注目のFOMC会合では予想通り政策金利は据え置きとなったが、声明では今後も現在の政策スタンスを継続するとの見方で今回は全員一致で決定。
また、ドットチャートでは2020年の利上げ見通しを示すものがゼロとなったことから市場はハト派的と判断。ドルは全面安となった。
市場は先週の雇用統計が好調な結果を示したことで来年の利上げ見通しが高まると思われていただけにその反動が見られた。
パウエルFRB議長も「利上げの必要性、1990年代半ばの利上げサイクル時よりも低い」「利上げには著しく持続性のあるインフレ加速が必要」など、物価の持続的な上昇を確認するまでは利上げの可能性が低いことを示した。
この結果を受けNY株式市場は三指数ともに反発したが小幅にとどまった。
15日の関税発動を控えポジションを傾けにくい状況に変わりはなく、それまで値動きは小幅にとどまるとみてよいだろう。
今日から英国総選挙が始まるが結果は明日の東京時間ということから、今日明日とポンドは神経質な展開が予想される。
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