ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-12

[米ドル円]FOMC後にドル全面安

(米ドル円4時間足)



早朝の東京市場で中国に対する制裁関税第4弾発動が先送りされるとの見方からドル円は108円85銭まで上昇。しかし、FOMC会合を控えその後はもみ合いが続いた。
FOMC会合の結果はハト派的な内容となったことでドルが全面安。来年の利上げ見通しがゼロとなったことで当面現在の金融政策スタンスを維持するとの見方が広がった。
市場は米雇用統計が強い結果となったことで寧ろ利上げに前向きな姿勢が示されるとの見方からその反動もありドル円も108円47銭とこの日の安値を付けた。
ただ、この程度の下げで終わったことはまだドル円の買い意欲が強いことを示すものと考えられる。
特に中国に対する関税発動が先送りされるようならドル円の上昇が見込めるだけに売りは限られる。
ただ、109円台を付けるのも難しい状況であり当面108円を挟んで小幅なもみ合いを予想する。

ドル円予想レンジ: 108円90銭(38.2%)~108円30銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ポンド米ドル]総選挙を控え神経質な展開

(ポンド米ドル時間足)



東京時間の早朝に英国調査会社が世論調査で与党保守党の総選挙での獲得数が前回から低下したとの報道を受けポンドは下落。1.31付近まで売られるなど前日終値1.32から100ポイント近く下落して始まった。
その後はもみ合いが続く中でNY時間に米CPIが発表されるとポジションの巻き戻しが入りポンドは上昇。昨日の終値付近まで押し戻されるなど往って来いとなった。
総選挙の結果は明日の東京時間に明らかとなることから、それまでは昨日のレンジ内での動きが予想される。
昨日の下落でこれまで上昇した調整が一巡した観もある。
市場は合意無き離脱が回避されるとの見方が多く、最終的にポンド上昇の動きは選挙後更に強まるとみている。

ポンドドル予想レンジ: 1.3210~1.3100(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[ユーロ米ドル]ECB理事会に注目

(ユーロ米ドル日足)



1.1180付近でダブルトップを付けた後にネックラインの1.1080付近を下回ったが、その後反発。ネックラインでの攻防から昨日は完全に上に放れた。結果として1.1ドル付近でダブルボトムを付けた格好となった。
今日はラガルド議長初のECB理事会が開かれるが、各メンバーの意見を受け入れこれまでの緩和スタンス変更の可能性が高い。
そうなればユーロは一段の上値を試す展開が予想される。
上値目途としては前回のダブルトップのレベル1.1180付近だが、勢いがあれば61.8%戻しとなる1.12ドルも視野に入る。

ユーロドル予想レンジ:1.1180(10月21日高値)~ 1.1080(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[全般]FOMCハト派的でドル売り

注目のFOMC会合では市場が予想したほどタカ派ではなかったことでドルが全面安となったが、対中制裁関税発動期限を前にその下げ幅も限定的となった。
昨日の東京市場の早朝にポンドが急落。英国世論調査で与党保守党の獲得数が前回から低下したとの報道で売りが強まった。また、米国の対中制裁関税発動を見送るとの一部報道でドル円が買われる場面も見られた。
ただ、この日はFOMC会合を控えていることもあり値動きは限定的となった。
欧州市場でもFOMC会合を意識し動意が乏しかった。
NY時間に発表された米11月CPIは2.1%と予想の2.0%を上回った。また、コア指数も前月と同様2.3%上昇となったが市場の反応は見られなかった。
注目のFOMC会合では予想通り政策金利は据え置きとなったが、声明では今後も現在の政策スタンスを継続するとの見方で今回は全員一致で決定。
また、ドットチャートでは2020年の利上げ見通しを示すものがゼロとなったことから市場はハト派的と判断。ドルは全面安となった。
市場は先週の雇用統計が好調な結果を示したことで来年の利上げ見通しが高まると思われていただけにその反動が見られた。
パウエルFRB議長も「利上げの必要性、1990年代半ばの利上げサイクル時よりも低い」「利上げには著しく持続性のあるインフレ加速が必要」など、物価の持続的な上昇を確認するまでは利上げの可能性が低いことを示した。
この結果を受けNY株式市場は三指数ともに反発したが小幅にとどまった。
15日の関税発動を控えポジションを傾けにくい状況に変わりはなく、それまで値動きは小幅にとどまるとみてよいだろう。
今日から英国総選挙が始まるが結果は明日の東京時間ということから、今日明日とポンドは神経質な展開が予想される。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

 | HOME | 

注意喚起

当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。

当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。

当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。



商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
    日本証券業協会 日本投資者保護基金

 

岡安盛男のもりもりトレード情報!



新規口座開設はこちら

口座開設バナー


LION FX経済カレンダー信託保全確定申告について各国情報Q&A
初めてのFX
連絡先

カテゴリー

プロフィール

ヒロセ通商

Author:ヒロセ通商
毎日の売買ポイント
●ファンダメンタルズ
●テクニカル

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する