ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-12

[米ドル円]米中協議合意と英選挙で円安ドル高

(米ドル円日足)

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トランプ大統領が米中協議合意に非常に近づいているとの発言を受け108円60銭付近で推移していたドル円は109円台に上昇。その後WSJ紙が「対中関税第四弾の取りやめと、既存の追加関税の引き下げを提案している」との報道でさらに上昇。
米長期金利は1.9%台を回復しドルが全面高。NY株式市場も三指数ともに上昇するなどリスクオンの円安が進みドル円は109円43銭の高値を付けた。
引け際にはトランプ大統領が合意を承認し15日の対中制裁関税第4弾発動は見送られることが決定。
この決定で更にドル円の買いが強まるものだが、今日の東京市場では英国総選挙の結果が明らかになることから買いは抑えられている。
もし、予想通り与党が勝利すれば更にリスクオンの動きが強まりドル円は110円の大台を試す展開が予想される。ただ、週末ということもあり110円手前では利食い売りが待ち構えている。
もし、上抜く勢いがあれば76.4%戻しとなる110円ミドル付近が次の上値目途として意識される。

ドル円予想レンジ: 110円00銭~108円85銭(BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]総選挙結果控えポンド乱高下

(ポンド円週足)


総選挙が始まったところでポンド売りが先行。これまでのポンドの買いポジションの巻き戻しが見られNY時間に142円ミドル付近まで下落。
その後米中協議合意期待から円安が進むと143円60銭まで反発したものの投票が終了したところで再び売りが強まり142円台に低下。
総選挙のはっきりした結果が東京時間には明らかになるが、早朝に出口調査で与党が過半数を獲得の見通しが報じられるとポンド円は一気に147円台に上昇。
この時間帯は流動性が乏しく薄商いの中で損切りを巻き込みながらの上昇だけに一旦は欧州市場で押し戻される場面もありそうだ。
合意無き離脱への懸念後退でもう一段の上昇も視野に入るが、今後の英国経済にとってはプラスかどうかは疑問が残る。
高値掴みには注意したい。

ポンド円予想レンジ: 149円70銭(61.8%)~144円00銭

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[ユーロ米ドル]ラガルド新体制と英国総選挙

(ユーロ米ドル日足)


欧州時間に開かれたECB理事会では予想通り政策金利0.0%据え置きを決定。
ラガルド新総裁の記者会見では「景気の安定の兆しが十分みられる」「リスクは下サイドに傾くがあまり深刻ではない」など、ややタカ派的な内容となったことでユーロ買いに反応。1.1155まで上昇した。しかし、その後米中協議合意に近づいたことが報じられるとドルが全面高となりユーロは1.1103まで押し下げられた。
NY市場が終了しシドニー市場が始まったところで英国総選挙の出口調査で与党が過半数獲得の見通しと報じられポンドが急騰。この動きに攣られてユーロも1.12付近まで上昇している。
薄商いの中での上昇だけに窓が空いた状況となっている。
欧米市場にかけて一旦は押し戻される場面も見られそうだ。今の時点ではユーロ買いの勢いが勝る。
最終的にドル上昇の流れに戻るとみており、上値が確認されたところでは売りに転じたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1210(61.8%)~ 1.11130

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[全般]米中貿易協議合意と英総選挙

15日の対中制裁関税発動を前に米中は完全合意に近づき、更に既存の関税引き下げも提案されていることが伝わるとドル全面高と同時に円全面安の動きとなった。また、英国総選挙への期待から市場全体にリスクオンの動きが今日も加速するとみている。
昨日の東京市場では前日のFOMC会合が予想よりもハト派的な色彩が強かったことでドルは弱含みでスタート。一方、株式市場は堅調な地合いとなったがドル円は上値の重い展開が続いた。
欧州市場では今日から始まった英国総選挙の結果を控えポンド売りが先行。
また、この日は注目のECB理事会が開かれ予想通り政策金利0%は据え置きが決定された。
その後ラガルド新総裁がドラギ総裁の政策継続姿勢を示す一方でややタカ派的な発言もありユーロ買いに反応する場面も見られた。
NY市場がスタートしたところでドルが全面高。
トランプ大統領が「中国と大きな合意に非常に近づいている」「中国もそれを望んでいるし我々もだ」との発言を受けドルは全通貨に対して上昇。
また、NY株式市場も大幅上昇となったことからリスクオンの円安も進みドル円は109円前半まで買われた。
一方で、総選挙の結果を待つなかでドル高が進むとさらにポンド売りが加速。高値から180ポイント近く下落。これまで買われ過ぎたポンドのポジション調整の動きが見られたが引け際に買い戻しが強まっている。
今日の東京時間には英国選挙結果が明らかになるが、予想通り与党が勝利するようなら更にリスクオンの円安が進むだろう。
しかし、米中協議の結果は英国選挙とは相場への影響は比較にならない。
ここで追加関税の注視だけではなく既存の関税引き下げも実施されるようなら世界的な景気への見方が楽観視される。そうなればFRBやECBの金融政策にも影響を及ぼすことになる。
ドル高と同時に円安の動きは更に強まるだろう。

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