ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-12

[米ドル円]クリスマス休暇の暴落は

(米ドル円日足)


昨年のクリスマスの時は株式市場が急落しリスクオフによる円買いが一気に進むという大波乱が見られた。今年は寧ろ警戒し過ぎて「羹に懲りて膾を吹く」の状態となっている。
米中協議第一段階合意やブレグジットの進展もあり本来であればリスクオンからドル円は110円を上抜いていてもおかしくはない。
昨年の恐怖がドル円ロングポジションを持ちにくくしているのであれば上昇のポテンシャルが高いとみることもできる。
いずれにしても流動性低下の中でどちらかに振れたとしても往って来いになりやすい。

今週のドル円予想レンジ:110円00銭~108円50銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド円]投機筋の的ポンド円

(ポンド円日足)


1月末にEUからの離脱が決まったものの来年末の移行期間延長を回避する法案が採決されることで再び合意無き離脱へのリスクが高まった。ポンドは上下に激しい動きとなったことでかなり相場が傷ついたとみられる。
クリスマス休暇の間は特に材料がないことからポンドは投機筋の的になりやすい。
方向感がないだけに流動性が低下し上下に振らされるなかで、損切りを遠くに入れたとしても切らされる可能性が高い。
相場が動き出したらその方向に付いていき利食いを早めに入れておきたい。

今週のポンド円予想レンジ: 143円80銭~139円20銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]ドル高でユーロの上値抑えられる

(ユーロ米ドル日足)


先週はポンドの上昇につられて上昇した反動もあり週末には下落幅を拡大。1.11ドルを下回ると断続的に損切りを巻き込みながら1.10後半まで下落した。
大分ユーロロングは切らされた観もありクリスマス休暇中動きは鈍くなりそうだ。
ただ、米長期金利が上昇し始めておりドル高がユーロを更に押し下げる可能性が高いとみている。
12月6日に付けた安値1.1040を下回ると1.1ドル割れも視野に入る。

今週のユーロドル予想レンジ: 1.1150~1.1000(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[全般]クリスマス休暇入りで流動性低下

先週はブレグジットを巡りポンドが大きく上下に振れるなどリスクが高まる一方で米中協議の進展期待からNY株式市場は最高値を連日更新。方向感の定まらない週となりドル円は小幅な値動きに収まった。
先週末のNY株式市場は三指数ともに史上最高値を更新するなど市場全体にリスクオンの動きが強まった。この日発表された米GDP確定値は2.1%と前回と変わらず予想通りとなった。また、PCEデフレーターも予想通り堅調な伸びとなったことをNY株式市場は好感。また、トランプ大統領が「中国習近平国家主席と通商合意について非常に素晴らしい協議を行った」とツイッターで発言したことからNY株式市場は三指数ともに史上最高値を更新。ドル円も109円ミドルまで上昇するなどリスクオンの動きが継続して引けている。
一方、ポンドは英下院がEU離脱に向けた関連法案の概要部分を巡る採決を実施し賛成多数で可決したことからポンドは上昇。しかし、その後上昇前のレベルまで押し戻されるなど荒っぽい動きが続いた。
来週は海外勢がクリスマス休暇に入ることから市場の流動性は一気に低下。完全に動きが止まるか、或いは昨年のように株価が急落しリスクオフの円高が進むなど荒れた相場かどちらかになりそうだ。
昨年のクリスマス期間は米政府機関の一部閉鎖や金利引き上げの思惑、そして米中摩擦激化など様々なリスク要因が重なった。
しかし、今年は米中協議も一先ず第一弾合意に至り、金利も当面は現行の政策を継続することが示されるなど不安要因は見られない。
寧ろ、米中協議やブレグジットといった目先のリスクは一先ずこれまでよりも後退。
リスク先行の動きが強まる中でちょっとした好材料に反応しやすい状況といえる。
どちらかに大きく振れたとしてもすぐに戻る往ってこいになりやすいことから利食いは欲張らずに入れておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。


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