ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-12

[米ドル円]年末年始の不安感

(米ドル円日足)


昨年の年末年始は波乱含みの相場展開となったが今年は警戒感が強すぎた反動もあり寧ろリスクオンの動きが強まるとみている。
先週はクリスマス休暇ということからドル円は38銭と狭いレンジ内で推移。一方、クリスマス休暇明けとなった欧米の株式市場は上昇となりリスクオンの円安でスタート。クロス円は全面高で始まった。
この流れが継続されるようなら最終的にドル円も上値を試す展開が予想される。
年末年初は日本勢が正月休みの連休に入るため円が狙われやすくなる時期でもある。
昨年の悪夢が記憶に残る中で下に振れる恐怖感が常にありドル円の買いを入れてもすぐに利食いが入りやすい。
それだけにドルロングポジションができにくいことから、何らかの円売りドル買い材料がみられるようなら一気に110円台に乗せてくる可能性が高い。

今週のドル円予想レンジ:110円50銭(76.4%)~108円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]クリスマス休暇明けはユーロ買い先行

(ユーロ米ドル日足)


クリスマス休暇明けとなった欧州市場でユーロ買いが先行。既に東京市場から対円でも買いが見られたが、欧州勢が参加すると更に上昇幅を加速させた。
特に材料があるわけではないが1.1070付近で下げ止まったことで買い安心感が広がった。
ただ、大きな流れでのユーロ下落トレンドは継続しており調整の買い戻しとみている。
12月13日の英国総選挙の結果を受けポンドにつられて高値を付けた1.12ドル付近を上抜け出来るか注目。上抜け失敗となれば再び下落基調に戻る可能性が高い。
上抜けるようなら1.3ドルを目指す展開が予想される。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1210(61.8%)~ 1.1120

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[豪ドル円]上昇バンドウォーク

(豪ドル円日足)

AUD_JPY_20191230_hiashi.jpg

米中協議第一弾合意に至ったことから豪ドル買いに安心感が広がった。
中国政府は来年にインフラ整備などへの巨額な投資を計画しており、そうなれば豪州から鉄鋼などの輸入拡大への期待も高まる。
また、世界的な株価上昇によるリスクオンの動きが円安を促すことから豪ドル円押し上げ要因となっている。
クリスマス休暇前からボリンジャーバンドの上限でバンドウォークが始まっており上昇トレンドは継続している。
ただ、年末年初は上下に振れやすく、一時的に下振れするようなら買いを入れていきたい。
61.8%戻しとなる76円60銭は強いレジスタンスとして意識される。

今週の豪ドル円予想レンジ: 78円20銭(76.4%)~75円50銭

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[全般]欧州はリスクオンスタート

クリスマス休暇から戻った欧州では株価やユーロが上昇するなどリスクオンでスタート。一方でドル安が進むなどドル円は綱引き状態が続いている。
昨日の東京市場ではドル売りが先行。この日の取引決済日が12月31日となり、年越し7日間のスワップが生じることからポジション調整のドル売りが入ったとの観測があった。
一方、今日からクリスマス休暇明けとなるユーロやポンドが対ドルで上昇してスタート。
欧州市場に入ると更にユーロ買いが先行するとポンドや豪ドルなどの通貨も対ドル対円で上昇。クロス円が全面高となる中でドル安と同時に円安が進みドル円は109円50銭を挟んでの狭いレンジ内での動きが続いた。
前日史上最高値を更新したNY株式市場では様子見ムードが広がる中でダウは最高値を更新したもののナスダックは小幅下落で引けている。
米中貿易協議の第一弾合意を巡り調印に向けて作業が進んでいることや好調な年末商戦を背景にリスクオンの動きが欧米市場で広がっている。
昨年は年末から年始にかけて相場が大荒れとなった。特に1月3日はフラッシュクラッシュが起きてドル円は年末から6円余り下落した。
市場が大荒れとなった背景にはFRBの利上げ観測や米政府の一部閉鎖、そして米中協議への警戒感などが重なったためだ。そして、 アップルの業績悪化が伝えられたことで一気に弱いムードが広がりフラッシュクラッシュに繋がった。
しかし、今年は去年とは真逆の動きがみられる。
FRBは利下げ打ち止め姿勢を示し当面は金利据え置きを決定。米中協議第一弾合意に至るなどリスクオンムードが広がる中で既にクロス円は上昇に転じている。
クリスマス休暇前には昨年の記憶から警戒感が過剰に広がった後だけに市場のポジションは軽く、動きやすくなっている。
円安が進む中でクロス円などの下振れがあれば拾っておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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