[米ドル円]リスク回避の後退で円全面安

東京市場ではFOMC会合でハト派的な内容となったことを受けドル売りの動きが先行。また、新型コロナウイルス感染の影響によるリスク回避の円買いも重なりドル円は109円を割り込むなど上値の重い展開が続いた。
NY市場では米国内で人から人へ感染したとの報道を受けリスク回避の動きが更に強まりドル円は108円59銭まで下落。しかし、その後WHOが緊急事態宣言を発動したことで早期収束期待が高まり円が全面安。ドル円は109円付近まで買い戻されて引けている。
今日は週末で月末ということもありポジション調整の買い戻しが一段と強まる可能性が高い。
しかし、コロナウイルス感染の影響は依然として相場の足枷となっており買い戻し一巡後は再び売りが入る可能性もある。
これまでの過度で悲観的な見方は織り込まれたことで底値は切り上がったとみるが、春節明け上海や香港市場の動向には注意。
もし、混乱が見られないようなら押し目買いを入れる。
ドル円予想レンジ:109円30銭(38.2%)~108円70銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド円]BOE会合後ポンド上昇

昨日のBOE政策会合を控えポンド円は売りが先行。新型コロナウイルス感染の影響による円買いもあったが、市場の一部で利下げ期待もありポンド円は会合前に141円25銭まで下落。
BOE会合では現行の政策金利据え置きを発表するとポンドの買い戻しが強まり上昇。
景気やインフレ見通しはそれぞれ下方修正されたもののポンド買いに反応。
メンバー9人のうち2人が利下げを主張。前回から利下げを主張するメンバーが増えるとみていただけに失望買いが先行した格好だ。
また、本日英国がEUから離脱することもありポジション調整的な買い戻しが入った可能性が高い。
いずれにしても当面の底値とみられた141円付近を割り込まずに反発したことで目先ポンド買いが継続するとみる。
半値戻しでボリンジャーバンドの中心線が位置する142円90銭が最初のレジスタンスとなるが、最終的に勢いが強まるようなら1月の高値となる144円60銭も視野に入る。
ポンド円予想レンジ:143円30銭(61.8%)~142円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[豪ドル円]春節明けの動きに注目

新型ウイルス感染による中国景気減速懸念から豪ドル売りが先行。NY市場では72円80銭の安値を付けた。しかし、WHOが非常事態宣言を発動したことで早期に収束するとの期待から買い戻しの動きが活発となり73円27銭まで買い戻しが入った。
しかし、感染の広がりがいつの時点で収まるかは未定で不安は今後も燻ることから予断を許さない状況は続く。
今日は中国の春節明けとなり上海総合指数や香港ハンセン指数の動向に注目。
休み中に感染の被害が広がる中で下落幅を拡大して始まるようなら再度豪ドル売りが強まるだろう。
反対に、WHOの宣言で期待感から上昇するようなら一先ず過度なリスク回避の動きが後退し豪ドル円は74円を目指す展開が予想される。
ただ、今後も感染の広がりが止まらないようなら再び売りが強まりかねず上値を追いかけて買うのはリスクが高い。
豪ドル円予想レンジ:73円80銭~72円50銭(61.8%)
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[全般]緊急事態宣言発動
昨日の東京市場では未明に開かれたFOMC会合がややハト派的な内容となったことからドル円は上値の重い展開で始まった。また、コロナウイルス感染によるリスク回避の動きも重なりクロス円も全般に上値が抑えられ、特に豪ドルなどの資源国通貨の下げが目立った。
欧州時間に開かれたBOE政策会合では現行の政策金利を据え置くことで一致。市場には利下げ期待もあったことから発表後ポンドは上昇。本日英国がEUから離脱するということもありポジションの巻き戻しも重なった模様。
NY市場では米国内でコロナウイルスが人から人に感染したとのニュースでNYダウが一時240ドル超の下落となりドル円は108円59銭まで売り込まれた。
その後WHOが新型コロナウイルスについて「緊急事態宣言」を発動したことから株価は一転上昇。ドル円クロス円ともに大きく反発して引けている。
緊急事態宣言により感染が早期に収束するとの期待が広がったためだ。
市場はウイルス感染がどこまで広がるか見通しがつかない中で不安感が過度なリスク回避に繋がっていた。そのため今回のWHOの緊急事態宣言が安心感を与えた格好となった。
しかし、これでどこまで感染の拡大が抑えられるかは未定。
一旦買い戻されたものの感染拡大が止まらないようなら再びリスク回避の円買いが進むことになり予断を許さない状況は続く。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]反応鈍くもみ合い相場

東京時間にはリスク回避の動きが後退しドル円も109円25銭とこの日の高値を付けた。しかし、中国でのウイルス感染者数がSARSを超えたことで市場の不安が依然として燻る中でドル円の上値は抑えられた。
NY時間に開かれたFOMC会合ではややハト派的と受け止められ米金利が低下。ドル売りが強まりドル円は109円を割り込んで引けている。
全体にリスクオフの動きが継続する中でちょっとした悪材料に反応しやすく、ドル円の下振れリスクの方が優勢。ただ、最終的にリスクは収まることは明らかであり下値も限定的。
当面狭いレンジ内でのもみ合いに入ったとみてレンジ相場に徹したい。
ドル円予想レンジ:109円30銭~108円70銭(61.8%)
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[ポンド米ドル]BOE利下げの確率半々

本日のBOE政策会合では利下げの確率が五分五分と予想される。既に利下げ期待でポンド売りが進行したことでもし利下げに踏み切ったとしても下値は限定的とみる。
反対に見送りの場合はポンドの買い戻しが強まるとみている。
ただ、次回の会合で利下げの可能性が示唆されるようなら上値も限定的となりそうだ。
昨年末からポンドは三角保ち合いが収束に向かっており、どちらかに放れる可能性も残る。しかしブレグジットを巡る動きが一段落したことで方向感が持ちにくく、当面レンジ相場が続くとみる。
ポンドドル予想レンジ:1.3060(BB中心)~1.2920(38.2%)
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[豪ドル円]売り一巡で押し目買い

長期に渡る大規模火災による経済への影響に加えウイルス感染拡大による中国経済の落ち込みなどが豪ドル売りを促した。しかし、それも大分市場は織り込み始めており売りも一巡した観もある。
ただ、ダブルトップのネックラインとなる74円付近が上値を抑えており、このレベルを上抜け出来ないようなら再び下値を試す展開が予想される。
73円30銭を下回るようなら61.8%戻しとなる72円50銭が下値目途として意識される。
豪ドル円予想レンジ:74円30銭~72円50銭(61.8%)
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[全般]悲観的材料に反応しやすい状況
昨日の東京市場では前日のNY市場で株式市場や長期金利が上昇したことを受けリスク回避の動きが後退。日経平均株価が上昇するとリスクオンの円安が先行しドル円も底堅い動きが継続。コロナウイルス感染の影響も徐々に織り込み始めたことで豪ドルの買い戻しの動きも見られた。
しかし、欧州市場では依然として中国景気減速懸念からユーロ売りが先行。クロス円も全般に上値の重い展開が続いた。
NY時間に発表された米12月住宅販売保留指数が予想を大きく下回りドル売りで反応。しかし、FOMC会合を控え買い戻しが入り往って来いとなった。
注目のFOMC会合の声明では前回とほぼ同じ内容となり反応は見られなかった。
その後パウエルFRB議長の記者会見では「現在の金融スタンスは適切」としながら「新型ウイルスによる影響を注意深く監視する」「全体のインフレ率は2%を下回っている」などややハト派的な内容と受け止められたことでドル売りに反応。米金利が低下した。
一方で「Tビル購入は金融緩和ではなく政策調整」と発言するなど寧ろタカ派的な内容もありドルの下げは限定的となった。
市場における現在の注目は新型ウイルス感染による世界経済への影響に集まっており、全体にリスク回避の動きが燻る中で悲観的な内容に反応しやすくなっている。
本日のNY時間に発表される米GDP速報値が予想を下回るようならドル売りに反応しやすい。
ただ、この時間帯にはWHOが緊急委員会を開き「緊急事態宣言」を発動するかを決定する。もし、発動されないようなら一旦はドルの買い戻しが強まるとみるが、リスクが後退したわけではなく上値も限定的とみる。
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[米ドル円]三角保ち合いに入る可能性

感染が広がるなかで経済への影響が懸念されドル円は欧州時間に108円77銭を付けた。しかし、前日に付けた安値108円74銭手前で下げ止まったことから目先の底値を確認。
NY市場では米経済指標の結果が好感され株価が反発するなど過度なリスク回避の動きは後退。ドル円は109円21銭まで反発しそのまま高値圏での引けとなった。
感染の拡大がどこまで継続されるのか見極めるまでは積極的な買いは望めない。しかし、過度な警戒感は一先ず後退したことで最初の買い戻しが入る可能性が高い。
FOMC会合までに買い戻しが入るようなら、FOMC会合で再び売りが強まるだろう。
反対にFOMC会合前に109円を割り込むようなら買いを入れておきたい。
目先は三角保ち合いが始まるとみており、下げどまったら買いを入れ天井を確認したところで売りを出す。
ドル円予想レンジ:109円50銭(50%)~108円80銭
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[ポンド米ドル]BOE会合前にポジション調整の売り

明日のBOE政策会合を控えポンドのポジション調整売りが見られた。
昨日の東京市場が終了した時点でポンド売りがスタート。1.3060付近から1.30付近まで下落。その後買い戻しが見られたもののNY市場で再び売りが強まり1.2976まで売り込まれた。米経済指標が好調な内容となったほか新型ウイルス感染に対する過度な警戒感が後退したことからドル買いの動きが強まった。
明日のBOE政策会合では当初利下げが予想されたものの、その後の好調な経済指標の結果を受け政策金利は据え置かれると予想される。
ただ、一部では利下げの可能性も残ることから目先のポンドロングの売りが出た模様。
昨年末からポンドドルは三角保ち合いが収束しており、その下限となる1.29ドルに近づきつつある。BOE会合後に保ち合いからどちらかに放れる可能性もあるが、それまでは下限を下回ることはないとみる。
ボリンジャーバンドの下限が位置する1.2940付近が下値目途となる。
ポンドドル予想レンジ:1.3070~1.2940(BB下限)
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]中国景気減速懸念と火災による被害


中国発のコロナウイルス感染は留まるところなく拡大し、春節での消費が大きく落ち込むことから景気減速懸念が広がっている。
中国経済の影響を受けやすい豪ドル売りが強まっている。更に昨年から続く大規模火災により2019年GDPが0.4%押し下げられるとの試算もあり豪ドルは対ドル対円で下落が続いている。
ただ、新型肺炎の過度な警戒感は織り込み始めている。また、火災の影響も長期化する中で売りの材料としては織り込んでいる。
対ドルでは昨年11月末の上昇の始まる前のレベルまで下落。対円ではヘッド&ショルダーのネックラインとなる73円80銭を一旦は下回ったものの押し戻されている。
このレベルで上昇に転じる可能性が高い。もし、昨日の安値73円30銭を下回るようなら72円ミドルから72円までの下落も視野に入る。
豪ドル円予想レンジ:74円30銭~73円30銭(50%)
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[全般]新型肺炎懸念大分織り込む
新型肺炎による感染者や死者が拡大する中で東京市場では警戒感が拡大。ドル円は108円台後半で上値の重い展開が続いたものの日経平均株価の下げも収まる中で更なる売り圧力は見られなかった。午後に入るとドル円は109円台を回復するなど警戒感は一先ず後退するかと思われた。
しかし欧州市場では新型肺炎ウイルスの感染拡大で世界経済が減速するとの懸念からリスク回避の円買いが先行。ドル円は前日の安値付近の108円76銭まで下落。クロス円も全般に売りが強まる中で特に中国の影響を受けやすい豪ドル円が大きく下落した。
しかし、ドル円は前日の安値を下回らず下げ止まったことで買い戻しの動きも散見された。
NY市場ではこの日発表された1月消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業指数が予想を大きく上回る強い内容となった。これを受けNY株式市場はダウが一時260ドル超上昇。また、テドロスWHO事務局長が「中国の感染対策を支持する。中国に新型コロナウイルス感染を管理抑制する力があると確信」「現在中国にいる外国人の退避は推薦しない」などと発言したことで緊急事態宣言は出さないとの見方も市場は好感した模様。
結果的に5日続落したNYダウも上昇に転じるなど一時の過度なリスク回避の動きは後退。
依然として感染による経済への景況は懸念されるものの、市場は一先ず織り込み始めている。
今後どこまで感染が広がるかを見極めるまで警戒感は継続されるもののドル円やクロス円の売りは大分一巡したとみる。
市場の緊張感はそれ程長続きするものではない。
反発がそろそろ来る頃とみて買い戻しのチャンスを狙う。
上下に今後二度三度と繰り返す可能性が高く、今日のFOMC会合でどちらかに動けば逆張りも面白い。
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[米ドル円]ウイルス感染とFOMC

俄かに広がった新型ウイルス感染によるリスクオフの動きが予想以上にドル円の下押し圧力となった。
感染拡大への懸念が広がる中で先週末ドル円は109円付近まで下落した。一方ユーロやポンド安がドルを押し上げたもののクロス円も全面安となったことでドル円は上値の重い展開が続く。
今週も感染の不安が燻る中でFOMC会合が開かれる。市場のセンチメントが悲観に傾いているだけにハト派的な内容となればドル円の一段の下押し圧力となりそうだ。
ただ、これまでSARSやMERSの時は最終的にドル円は上昇しており、買いのチャンスとみることもできる。
今週のドル円予想レンジ:110円20銭~108円70銭(61.8%)
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[ポンド米ドル]BOE会合利下げ期待後退

金融当局者による利下げ発言が相次いだことでBOE利下げ期待が高まっていた。
しかし、英国産業連盟が11月から1月の製造業の改善を報じ、先週末に発表された1月PMIが製造業、サービスともに予想を上回る好結果となったことで利下げ期待が後退。今週のBOE政策会合では現行の政策を維持すると予想されている。
市場では依然として利下げ期待が残る中で、もし据え置きとなればポンド買いに反応するとみる。
反対に利下げを実施するようなら一時的なポンド売りがあってもすぐに買い戻される可能性が高い。
ポンドドルは1.32ミドルを天井に1.29ドルの底値として三角保ち合いが収束している。どちらかに放れたとしても昨年末の1.35から1.29ドルのレンジから抜け出すにはエネルギー不足とみている。
今週のポンドドル予想レンジ:1.3210~1.2910(BB下限、38.2%)
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[豪ドル米ドル]ウイルス感染による中国経済への悪影響

中国国内での感染患者や死亡者数が拡大していることから政府が交通機関の封鎖や渡航制限を行っている。春節で個人消費が高まるときだけに経済への悪影響が懸念される。中国への依存度が高い豪ドルにとってもネガティブ材料となり先週は豪ドル売りが強まった。
今週も更に経済への悪化懸念が広がる可能性が高く豪ドルは一段の下値を試す展開が予想される。
ただ、この影響は限定的との見方が示されるようなら急速に買い戻しが入る可能性が高い。
いずれにしても目先は豪ドルの下値リスクは継続するとみる。
今週の豪ドルドル予想レンジ:0.6860~0.6760(76.4%)
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[全般]感染拡大でリスクオフ継続
先週末の東京市場では中国が春節で1週間休場となる中で香港ハンセン指数が落ち着いた動きを見せた。日経平均株価も小幅ながら反発したことでドル円クロス円ともに底堅い動きを見せた。
欧州市場ではユーロやポンドが下落してスタート。この日発表されたユーロ圏や英国の製造業PMIが予想を上回ったことで買われたもののすぐに売りに押されるなど、上値の重さが確認された格好だ。
NY市場では米国1月製造業PMIが予想を下回ったことでドルが下落。
また、中国でのコロナウイルス感染患者数が830人、死亡者が32人に増えるなど感染が拡大。春節での個人消費の落ち込みなど中国経済に悪影響を及ぼすとの懸念が広がった。
また、米国内でも3人目の感染者が確認されるなど依然として感染への不安がリスクオフの円高や株安を招いている。
今週も感染への不安が継続されるとみられるが、この種の不安はそれ程長くは続かない。既に大分織り込み始めていることからどこかで反転する可能性が高いとみている。
今週は注目のFOMC会合やBOE政策会合が開かれる。
FOMC会合ではこれまでの金融政策を維持すると予想されるが、ウイルス感染による経済への影響を考慮すればハト派的な内容となる。ただ、米中協議の第一弾合意が署名されたことから過度で悲観的な見方が後退。メンバーの中でタカ派的な意見が増える可能性もあり、そうなればドル買いの動きが強まりかねない。いずれにしてもウイルス感染の影響が一方で株価下押し圧力となり円高の動きが強まることからドル円は狭いレンジ内での動きになりそうだ。
コロナウイルス感染の影響を除けば市場はリスクオンの動きが広がっていた。
市場の悲観的なセンチメントはすぐには変わらないが、その兆しが見えてくる時が買い戻しのタイミングとみる。
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[米ドル円]新型ウイルス感染懸念再び拡大

一旦は収まるかと思われた新型肺炎感染だが感染者が各地に拡大しているとの報道で再び懸念が拡大。香港や上海、そして日本の株価が下落に転じるとドル円は109円ミドルまで売られた。
NY市場でも株価が下落して始まるとリスク回避の円買いが強まりドル円は109円27銭まで下落した。
しかし、その後WHOが緊急事態宣言は時期尚早との判断を下したことを好感。
109円ミドル付近まで押し戻されて引けている。
過度な警戒感が広がる一方でムニューシン財務長官は中間層への大規模減税の検討に入ったとの報道で株価も回復。
目先リスク回避の動きはまだ続くものの、市場は大分織り込み始めており最終的にドル円は110円台を回復するとみる。
ドル円予想レンジ:110円10銭~109円00銭(50%)
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[ユーロ米ドル]ECBハト派姿勢

昨日開かれたECB理事会では政策金利0%は予想通り据え置かれ、市場への影響は限定的となった。
その後ラガルド総裁の記者会見では「基調インフレに緩やかな上昇の兆しがある」との発言でユーロ買いに反応。しかしその後「成長見通しのリスクは依然として下向き」「非常に緩和的な政策が長期に渡り必要」との発言でユーロは下落に転じた。
インフレが回復せず今後はインフレ目標や政策の副作用などを検討し年内に結論を出すとした。
ユーロはこれを受け強いサポートとみられた1.10後半を下抜け1.1037まで下落。
しかし、年末まで結論が出ないということはそれまで政策を維持するということでありその間は寧ろ安定する可能性が高い。
ユーロの下げも最終段階に近づいたとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.1070~ 1.1010(61.8%)
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[豪ドル米ドル]中国景気減速懸念と堅調な雇用

昨日東京時間に発表された豪州12月雇用統計では新規雇用者数が2.89万人と予想の1.5万人を上回った。また、失業率も5.1%と予想の5.2%を下回る好調な結果を示した。
これを受け豪ドルは0.6835から一気に0.6875まで上昇した。
しかし、中国発の新型ウイルス感染の拡大が中国景気減速を拡大するとの見方などから香港や中国株式市場は下落に転じた。NY市場でもウイルス感染が拡大していることからリスク回避の動きが先行。
原油価格など資源価格が下落幅を拡大したこともあり豪ドルは結局上昇前のレベルまで押し戻された。
市場は過剰に反応したものは必ずその反動がくるものであり、警戒感が後退すれば寧ろ豪ドルの買いチャンスとなる。
下値目途はフィボナッチ61.8%戻しとなる0.6810付近で、このレベルは12月12日の反発に転じる時の安値と重なる。
予想レンジ:0.6870~0.6810(61.8%)
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[全般]新型肺炎懸念再び拡大
中国湖北省武漢市では交通機関を停止するなどの対策が打ち出されたものの感染者はほかの地域にも拡大。再び感染者が拡大するとの懸念が広がり香港ハンセン指数や上海総合指数も下落に転じた。ドル円も前日の安値を下回り109円ミドル付近まで下落した。
欧州市場ではECB理事会が開かれ予想通り政策金利は据え置かれたが市場への影響は限定的となった。
しかし、その後ラガルド総裁が「非常に緩和的な政策が長期に渡り必要」など、全般にハト派的な内容の発言を受けユーロが下落幅を拡大。
NY市場では新型肺炎が更に拡大していることを受け株価が下落して始まったこともありリスク回避からドル円クロス円全般に売りが強まった。
しかし、WHOが「緊急事態宣言」を見送ったことで一先ず安心感が広がるとドル円クロス円ともに買い戻しが入った。
感染の拡大で減速する中国経済がさらに悪化するとの見方や、春節による海外旅行者が抑えられることなども懸念されている。
しかし、過去、SARSやMERSの時は寧ろドル円は上昇する動きも見せている。その時の状況に違いはあるものの、短期間でリスクが収束するようなら寧ろ株や為替の反発が予想される。
感染の拡大がどこまで広がるのかを見極めるまでリスクオフの動きが燻るものの、買いのチャンスも近づいている。
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[米ドル円]新型ウイルス感染の影響燻る

東京市場でドル円は110円台を回復。中国初の新型コロナウイルス感染による影響で下落が続いた香港ハンセン指数や上海総合指数が反発に転じたことで市場の過度な警戒感が後退。日経平均株価が上昇するとドル円は110円台を回復した。
しかし、NY市場ではこの日発表された12月中古住宅販売が予想を上回った事で一時的に買いが見られたがウイルス感染による不透明感から終日ドル円は上値の重い展開が続いた。
ただ、感染による影響はこれまでの経験則で見ると経済への影響は限定的。WTOの発表などで一時的に下振れがあれば買いを入れておきたい。
時間の経過とともにリスクは後退するとみている。
ドル円予想レンジ:110円10銭~109円70銭(23.6%)
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[ポンド米ドル]利下げ期待後退による買い戻しも一巡

ハト派発言が続いたことで利下げ期待から売り込まれたポンドの反発の動きもそろそろ一巡するころだ。
昨日のロンドン時間に英産業連盟が11-1月製造業動向調査が改善されたと報告したことでポンドの買い戻しが一気に進んだ。特に市場にとって注目材料ではなかったもののこれまでに売り込まれた反動が入った。1.3080付近にあった損切りを巻き込みながら1.3153まで上昇。このレベルはフィボナッチ61.4%戻しでもあり上値が抑えられた。
一先ず買い戻しは一巡した可能性もあるが、このレベルを上抜くようならボリンジャーバンドの上限となる1.3210付近が次の上値目途となる。このレベルはフィボナッチ76.4%戻しでもあり強いレジスタンスとして意識される。
三角保ち合いが収束しており、このレベルでは売りを出しておきたい。
ポンドドル予想レンジ:1.3210(BB上限)~1.3060
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[ユーロ円]米国貿易摩擦懸念も限定的

トランプ大統領がダボス会議でEUとの通商を巡る合意が得られなければEUの自動車に関税を課すと表明。一時ユーロ円は121円62銭まで下落した。しかし、その後は買い戻しが入り121円90銭付近まで押し戻されて引けている。
これまでも何度か自動車関税をちらつかせてきたが実際に導入は見送られていることから市場の反応は限定的となっている。
ボリンジャーバンドの中心線で下げ止まったことで目先買い戻しの動きが始まっている。
ただ、新型ウイルス感染の影響もありリスク回避の動きから上値も限定的とみており、利食いも早めに入れておきたい。
ユーロ円予想レンジ:122円40銭(61.8%)~121円60銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[全般]コロナウイルスへの懸念燻る
東京市場では新型コロナウイルスの感染を背景に下落が続いた香港ハンセン指数や上海総合指数が反発に転じたことでドル円は110円台を回復。中国衛生局が新型ウイルスの拡散を抑制する対策を打ち出したことや、人から人への感染力が弱いとの報告で過度な警戒感が後退した。
欧州市場でも全般に慎重な動きで始まるなかポンドが上昇。
英国産業連盟が「11-1月製造業動向調査が改善」との報告を受け来週のBOE政策会合での利下げ期待が後退。ポンドの買い戻しが強まった。
一方、トランプ大統領はEUに対して「欧州との交渉は中国よりも厳しい」「自動車関税について導入日程は頭にある、かなり早い時期だ」などと発言したことでユーロの上値は抑えられた。
NY株式市場も方向感が乏しく前日とほぼ変わらないレベルで引けるなど次の一手が見えてこない。
新型コロナウイルスの感染による世界経済への影響の程度が予想できないということで不透明感が燻る。
材料難の中でWHOが緊急事態を発動するようなら一時的にリスク回避の円買いが強まる可能性もあり注目。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]まさかのウイルス感染による円高

東京市場では中国発新型コロナウイルスが日本も含めて感染者を出したことから香港や日本、そして上海総合指数などの市場で下落幅を拡大。ドル円は110円を割り込んだ。その後買い戻しが見られたがNY市場で再び下落。
ワシントン州でもコロナウイルスの感染例が報告されたことから株価が下落。リスク回避の円買いが進みドル円は109円76銭の安値を付けた。
このような感染の拡大で円が買われるといった例は過去殆どなく、今回の動きは非常に珍しい。材料難ということもあるが、それだけにリスクに対して敏感になっていたともいえる。
21日からはトランプ大統領の弾劾審議が始まる。ちょっとした悪材料に反応しやすい状況となっており、ドル円の一段の下押しリスクが高まる。
ただ、最終的にこの種の材料は長続きしないことから、押し目買いを狙いたい。
ドル円予想レンジ:110円10銭~109円30銭(BB中心、38.2%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]利上げ織り込み反発

昨日のロンドン時間に発表された英国12月失業保険申請件数が1.49万人と予想の2.26万人を下回ったことでポンド買いに反応。失業率も3.5%と低いレベルを維持し平均賃金も3.2%上昇(予想は3.1%)したことがポンド買いに繋がった。これまで金融関係者のハト派発言が立て続けに出ていたことで来週のBOE政策会合では利下げ期待が高まっていただけにその反発が入った。
結果的に1.29ミドルのダブルボトムを形成した格好となり目先は上値を試す展開を予想する。
ただ、上値も切り下がっているなど三角保ち合いの動きがみられることから上値も限定的とみる。
上値目途は1月12日の高値であり50%戻しの1.3120付近となる。
ポンドドル予想レンジ:1.3120(50%)~1.3000
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[ユーロ円]好調なZEWとコロナウイルス感染

東京市場では新型コロナウイルス感染の広がりへの懸念から円買いが進みユーロ円は121円台に下落して始まった。
その後欧州時間に発表されたドイツ1月ZEWは26.7と予想の15.0を大きく上回った。また、同時に発表されたユーロ圏ZEWも25.6と前月の11.2を上回るなど好調な結果を示した。これを受けユーロ円は反発し122円37銭まで上昇した。
しかしワシントン州でもコロナ感染例が報告されると一転。リスク回避の円買いが進みユーロ円は欧州時間に付けた安値121円87銭を下回り121円75銭まで下落。安値引けとなった。このレベルはフィボナッチ38.2%戻しでありボリンジャーバンドの中心線が位置していることから一先ず下げ止まった。
依然として市場のリスク回避の動きは続いており下落リスクが燻る中で今日も一段の下押しリスクが高まる。
ただ、ウイルス感染といったこの種類の材料は長続きしないことが多く、最終的に下落前のレベルまで戻ることが多い。
目先は50%戻しの121円50銭付近がサポートされるとみるが勢いがあれば61.8%戻しの121円20銭も視野に入る。
ユーロ円予想レンジ:122円40銭~121円20銭(61.8%)
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[全般]コロナウイルスでリスクオフ
中国武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が人から人へと感染。中国だけではなく韓国やタイ、日本でも確認されたことから日経平均株価が下落。ドル円も110円台を割り込んだ。今後世界的に感染が広がる様なら世界経済への影響が懸念される。
欧州時間にはWHOが「中国の別地域でもコロナウイルスの感染が予測され、ここ数日他国でも多くの症例が発症することが予測される」と報道するなど、不安感が広がり始めた。
連休明けのNY市場でもこのコロナウイルス報道の影響を受け株式市場が下落してスタート。
米疾病対策センターCDCがこの日「中国発の新型コロナウイルスの感染例がワシントン州で報告された」と発表する予定と報じられるとNY株式市場が下落。感染が世界各地に広がれば世界経済にも影響を及ぼすとの懸念からリスク回避の円買いが進み一旦は110円台にもどしたドル円は109円77銭まで売り込まれた。
同時にクロス円も下落するなど円全面高の動きとなった。
しかし、過去にも2012年にMERS、2002年にはSARSなど同様な状況が見られたが為替や株価にここまで影響を及ぼしたことはない。
米中協議も一服し、中東情勢も落ち着いたことで材料不足の中でこのニュースに飛びついた観もあることから、このリスク回避の動きは一時的なものとみてよい。
ただ、このようなニュースに反応するようであれば21日から始まるウクライナ問題によるトランプ大統領弾劾裁判の審議の際、普段では反応しない市場でも一時的にリスク回避の円買いに反応する可能性もあり注意が必要だ。
人から人への感染のように、各マーケットへ感染しやすい状況が今日も続きそうだ。
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[米ドル円]連休明けNY株式市場の動向に注目

昨日はNY市場が休場ということもあり動意の乏しい中でドル円は110円前半での狭いレンジ内の動きが続いた。
市場全体にリスクオンの動きが強まる中での小休止という観もある。
先週末はユーロやポンドの下落がクロス円の売りを誘いドル円の上値を抑える格好となった。連休明けとなるNY市場でこの流れが継続するのか、或いは反発に転じるかでドル円の動きも左右されそうだ。
下落が続くようならドル高となりドル円自体は上昇となるがクロス円の売りが加速し一時的に110円割れも視野に入る。
反対に上昇に転じるようならドル安ではあるがクロス円の買いが入りドル円は110円ミドル付近を試す展開とみる。
ただ、株価が史上最高値を更新する中で最終的にドル円上昇トレンドは継続するとみる。
ドル円予想レンジ:110円60銭(BB上限)~109円70銭(23.6%)
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[ポンド米ドル]レンジの下限1.29ドルに注目

ここにきて英金融当局者からのハト派発言が相次ぐ中で週明けロンドン市場でポンドは先週末の流れを継いで売りからスタート。1.3ドルを割り込み1.2962まで下落した。
NY市場が休場ということもあり薄商いの中で最終的に買い戻しが入り往って来い。
英長期金利からみると市場は来週のBOE政策会合で0.25%の利下げをほぼ織り込んだと思われる。先週の安値1.2954を下回らなかったことで短期的に見るとダブルボトムを形成した可能性もある。
もしこのレベルを下回ったとしても昨年末に付けた安値129ドル付近はレンジの下限であり強いサポートとして意識される。
一先ず1.29ミドル手前では買いを入れたい。
ポンド米ドル予想レンジ: 1.1180~1.1050(BB下限)
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