ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-01

[米ドル円]NY株価を睨み上値トライ

(米ドル円日足)



先週末に発表された米雇用統計の結果が予想を下回ったことでドル円は一時109円48銭まで下落。その後すぐに買い戻されたが結局NY株式市場が三指数ともに下落したことでドル円も109円44銭まで再び押し戻された。
中東情勢の緊迫化で一時円が買われる場面も見られたが全面戦争という最悪な状況が回避され市場には安心感が広がる。それでも不透明感は依然として燻ることから突発的な下振れリスクが残る。だからこそ上値を買いにくく、それだけ買い遅れ観がドル円にはみられる。
109円70銭付近は昨年末何度も跳ね返されたことから強いレジスタンスとして意識される。
今週は米企業決算発表が本格化することから株価がこれまで同様史上最高値を更新する可能性が高く、そうなれば110円台も視野に入る。
押し目買いスタンスで臨みたい。

今週のドル円予想レンジ:110円20銭(BB上限)~108円70銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ポンド米ドル]景気刺激策期待でポンド売り

(ポンド米ドル日足)



先週はEU離脱を実施する関連法案が可決。今月末の離脱は確実となったことはポンドにとっては買い材料。しかし、年末までの移行期間内でEUとの交渉は難しいとの見方から再び合意無き離脱への懸念が高まり、英国経済の混乱が生じかねない。
先週末にテンレイロMPC委員が「成長が回復しなければ一段の刺激策が必要」「今後数か月の間に刺激策を議論する予定」などと発言したことでポンド売りが強まった。
しかし、EUとの交渉の道筋は全く不透明で当面は年末の高安1.35から1.28のレンジ内での動きが続くとみている。

今週のポンドドル予想レンジ: 1.3180~1.2860(BB下限、50%)

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[豪ドル円]好調な経済指標と中国景気

(豪ドル円日足)



先週発表された豪州11月住宅許可件数、貿易収支、そして小売売上などがそれぞれ予想を大きく上回り豪州景気底打ちを示すものとなった。
また、米中協議も今週は第一弾合意が署名されることから目先のリスクは後退。
豪ドル上昇トレンドは継続しており、一段の上値を試す展開を予想する。
ただ、今年は依然としてRBAの利下げ期待が残る中で上値も限定的とみてよいだろう。
上値目途としては昨年クリスマス休暇後の高値76円ミドル付近で、このレベルにはボリンジャーバンドの上限も位置する。
押し目買いスタンスで臨みたい。

今週の豪ドル円予想レンジ:76円50銭(BB上限)~74円50銭(BB下限)

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[全般]リスク回避後退で円安基調継続

先週はイランがイラクの米軍基地を攻撃するなど米国との全面戦争への危機が高まり円高が進む場面も見られたが、その後は戦争回避の動きが強まりドル円は反発。今週も過度で悲観的な見方が後退し円安の流れが継続するとみる。
先週末に発表された米12月雇用統計は非農業部門雇用者数が14.5万人と予想の16.4万人を下回った。また、平均時給も2.9%と予想の3.1%を下回り市場はドル売りで反応。しかし失業率は3.5%と半世紀ぶりの低水準を維持。直近3か月の雇用者数の伸びも18.4万人とFRBの目標10万人を大きく上回るなど好調な雇用状況に変化は見られないことから下値も限定的となった。
米中協議第一弾合意が今週15日に署名されるが、第2弾合意は今年11月の大統領選後まで見送られる可能性にトランプ大統領は言及。そうなれば、混乱は先送りされリスクオンの円安の地合いが進むことになる。
今週からは米企業第3四半期決算発表が本格化するが、これまでの緩和政策などからNY株式市場が最高値を更新する可能性が高い。
中東情勢はこれまでの経緯をみると本格的な衝突は回避されると市場はみており、リスクオンが強まりドル円は110円台を試す展開が予想される。
一方、英国ではEU離脱関連法案が先週末に可決され1月末の離脱が確定。今年末までの移行期間でEUとの交渉がまとまらなければ再び合意無き離脱への懸念が高まることからポンドの上値は重い。
欧州もドイツを中心とした景気減速懸念などからユーロの下落トレンドも継続するようならドル高の動きと同時にクロス円の売りも強まり、ドル円の上昇幅も限られる。
結果的にドル円は昨年と同様に狭いレンジ内での動きが予想されるが、先週のイラン攻撃報道でも107円後半で下げ止まったことはドルの底堅さを印象付けた。
今週は米経済指標や決算の結果、NY株式市場の動向がドル円をどこまで押し上げるかに注目。

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