ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-02

[米ドル円]出遅れを意識

(米ドル円日足)

USD_JPY_20200205_hiashi.jpg

中国が景気刺激策や大規模資金供給を実施したことでアジア株全般が上昇。
欧州市場でもリスク回避の動きが後退しドル円は109円台に乗せてきた。
NY市場でもNYダウが一時500ドルを超す上昇となりこれまでのリスク警戒感が後退。
上昇に乗り遅れまいとした動きが株価を押し上げ米金利も上昇。リスク志向が一気に高まり円が全面安となった。
東京市場で付けたドル円の安値108円55銭から109円55銭まで1円上昇。そのまま高値圏での引けとなった。
コロナウイルス感染は依然として拡大する中で市場は中国や香港株式市場の動向を見ながらの取引となっている。
最終的に感染が収束するということはこれまでのSARSなどからも明らかであり、今回も終了のゴングが鳴る前に既に買いを入れ始めている。
出遅れを意識した動きが押し目買いを促すことから下値は切り上がることになるだろう。
110円を上抜けする程のリスクオンではないものの押し目買いを入れながらチャンスを狙う。

ドル円予想レンジ:109円80銭(76.4%)~109円00銭

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[ポンド米ドル]レンジ相場継続

(ポンド米ドル日足)


東京市場では底堅い動きを見せていたポンドはロンドン市場で売りが先行。英国とEUとのFTA交渉が難航しているなかで12月末の移行期間までに合意が無いまま離脱するのではといった警戒感がポンド売りを促した。1.3ドルを割り込むと短期的な損切りを巻き込みながら1.2940まで下落。
しかし、その後発表された英建設業PMIが予想を上回った事を機に上昇に転じるなど往って来い。
新型ウイルス感染への警戒感が後退したこともありポンドは底堅い動きが続いている。
結果的に昨年末から続いているレンジ相場の域を脱することは出来ず、しばらくこの動きは続くとみる。

ポンドドル予想レンジ:1.3130(38.2%)~1.2990

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[豪ドル円]RBA会合で利下げ示唆見られず

(豪ドル円日足)


昨日の東京時間に開かれたRBA政策会合では現行の政策金利0.75%据え置きを決定。
発表後豪ドルは一気に上昇に転じた。市場では新型ウイルス感染拡大による豪州経済への影響に対し一部では利下げ期待もあった。しかし、声明では「ウイルス感染による国内への影響について判断するのは時期尚早」「今年や来年の豪州経済成長は過去2年に渡る成長からは一歩前進すると予想」など予想した程ハト派的ではなかったことから買いが先行した。
豪ドルは今回のウイルス感染に関しては先行指標という見方もあるだけに、市場に安心感が広がった。
一先ずネックラインでもあり38.2%戻しの73円85銭で上値が抑えられたが、リスクオンの円安も重なり一段の上値を試す展開を予想する。

豪ドル円予想レンジ:74円30銭(50%)~73円40銭

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[全般]過度なリスク回避への反動

中国の資金供給や景気刺激策などを背景に上海や香港の株価が上昇。攣られて欧州や米国の株価が大幅上昇に転じるなど過度な警戒感が後退し、その反動が一気に高まってきた。
昨日の東京市場では中国上海や香港ハンセン指数などの上昇を受け市場には安心感が広がった。日経平均株価も上昇しドル円は底堅い動きで推移。
また、この日開かれたRBA政策会合では現行の政策金利据え置きを発表。声明ではコロナウイルスによる国内への影響について制限するのは時期尚早と発表。一部では山火事やウイルスによる影響を受け利下げへの期待が高まっていただけに豪ドルは反発。対ドルだけではなく対円でも上昇した。豪ドルは中国の影響を大きく受けるだけに相場の先行指標という見方もあった。
欧州市場でもアジア株上昇の流れを継いで各国株式市場が上昇。下落が続いたポンドもこの日発表された建設業PMIが予想を大きく上回った事もあり上昇。
NY市場でもリスク志向が先行し株式市場三指数ともに大幅高で始まると円が全面安。
ドル円は東京の安値レベルから1円近く高い109円ミドル付近まで上昇して引けている。
新型コロナウイルスによる感染者拡大の動きは未だに収まっていないものの、中国の景気対策や資金供給により過度なリスク回避の動きが後退。
また、WHOが中国に対し旅行や貿易の制限をかけないように各国に促した。
クドローNEC委員長も「中国がウイルスの影響で米製品の購入を延期する可能性があることには理解している」など中国への配慮も市場に安心感を与えた模様。
これまでのSARSやMERSの時も最終的に収束し、押し目買いのチャンスを与えた。
今回も終わりの始まりを意識し、乗り遅れないように早めに買いを入れてきた観もある。
コロナウイルスによる不安は残るものの、過度な警戒感の反動からの上昇は始まったばかりだ。
まだ振られやすい状況が続くなかで短期的に下振れがあれば押し目買いを入れていきたい。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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