ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-02

[米ドル円]円安とドル高

(米ドル円日足)


ウイルス感染拡大鈍化によりリスク回避の動きが後退する中で米金利が上昇。ドル高とともに株高による円安が進みドル円は欧州市場で110円の損切りを巻き込みながら110円13銭まで上昇した。しかし、1月17日に付けた高値110円29銭が意識されたことで上値も抑えられた。
一旦は109円台に押し戻されたドル円だがNY市場では株式市場が三指数ともに史上最高値を更新したことで米長期金利が上昇。ドル円は再度110円台に乗せて引けている。
ウイルス感染への過度な懸念は後退したことで目先リスクオンの動きは継続するとみる。
110円30銭が当面のレジスタンスとして意識されるが、勢いがあればボリンジャーバンドの上限の位置する110円60銭付近までの上昇も視野に入る。

ドル円予想レンジ:110円30銭(1月高値)~109円55銭(BB中心)

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[ユーロ米ドル]ドル高でユーロ売り継続

(ユーロ米ドル週足)


欧州市場でユーロは買いでスタート。しかし、その後発表されたユーロ圏12月鉱工業生産が予想を大きく下回ると再びユーロ売りが強まり下落。
NY市場で米長期金利が上昇したことでドル高の動きも重なりユーロは2017年5月以来の安値となる1.0865ドルまで下落し、そのまま安値圏での引けとなっている。
この日はユーロポンドの売りも散見されるなどドル以外の通貨に対しても売りが強まっている。
ボリンジャーバンドの下限ではバンドウォークが止まらず下落トレンドは継続するとみてよいだろう。
一気に下落が進めばその反動も見込めるが今回の下げは緩やかなものだけに戻りも限定的とみる。
下値目途としては2017年4月24日に窓を開けて上昇が始まる時に付けた安値1.0820付近が意識される。このレベルを下回るようなら1.0570が次のサポート目途となる。

ユーロドル予想レンジ:1.0920~1.0820(17年4月24日安値)

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[NZドル円]先行指標としてのNZドル

(NZドル円日足)


昨日の東京時間に開かれたRBNZ政策会合では現行の政策金利1.0%を維持することを決定。声明では「新型肺炎の影響は短期的」、金利予想は「20年6月時点での政策金利は1.01%」と前回の0.9%を上回った事から当面利下げはないとの見方からNZドルは上昇。
対円で71円16銭を付けた。一旦は利食い売りも見られたがウイルス感染拡大鈍化期待から円安が進みNY市場では71円34銭まで上昇。2月5日に付けた高値71円30銭を上回った。
ウイルス感染の影響を最も受けやすい通貨の一つであるNZドルはその先行指標的な動きとして意識される。
71円40銭手前は前回の高値付近でありボリンジャーバンドの中心線が位置することから一旦は上値が抑えられている。しかし、短期的にウイルス感染懸念後退が始まったばかりのなかでNZドル買いの勢いは今日も継続するとみる。

NZドル円予想レンジ:71円60銭(50%)~70円90銭

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[全般]ウイルス感染拡大の勢い弱まりリスクオン

新型ウイルス感染の拡大が弱まっていることから市場のリスクオンの動きが強まり各国株式市場が堅調に推移。ドル高と同時に円安の動きも強まりドル円は110円台を回復している。
前日からウイルス感染の拡大が鈍化しているとの報道もありアジア各国株式市場が上昇。また、この日開かれたRBNZ政策会合ではウイルス感染に対する影響は限定的とし利下げの可能性が低下。NZドルや豪ドルに対して買いが進むなどリスクオンの動きが先行。
欧州市場に入り米長期金利が上昇したことでドル円は110円台を回復。
欧州各国株式市場も堅調な地合いで始まったことで円安の動きも強まった。
一方、ユーロ圏12月鉱工業生産が予想を大きく下回るとユーロは軟調な地合いで推移。
ユーロポンドの売りも散見されユーロ安ポンド高が進んだ。
NY市場ではウイルス感染の拡大が弱まったことからNY株式市場三指数が史上最高値を更新。米長期金利も上昇するなどドル高と同時に円安の動きが更に高まりドル円は110円台をキープして引けている。
昨日に引き続きパウエルFRB議長の議会証言が行われ「連邦債務の伸びをGDP成長率より低く抑える必要」と発言したが市場の反応は限定的となった。
ただ、短期国債購入を縮小する考えが示されたことは米長期金利の上昇を招くことからドル高の要因となる。
ウイルス感染拡大への懸念が後退する中でリスクオンの円安と同時に米金利上昇によるドル高が進むとなればドル円は一段の上昇が見込める。
ただ、金利とドルの相関性が弱まっており素直にドル買いに反応するかは微妙であり、ドル円の上昇にも限界がある。
また、中国景気減速が今後世界経済に影響を及ぼす懸念も燻る中で、短期的な下振れリスクには注意したい。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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