ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2020-02

[米ドル円]連休明けNY株式市場と米経済指標

(米ドル円日足)

USD_JPY_20200217_hiashi.jpg

先週は新型ウイルスの影響でドル円は一喜一憂したものの60銭足らずの狭いレンジ内での動きとなった。ウイルス感染リスクがなければ既に円安ドル高が進んでいただろう。
今週は連休明けとなるNY市場での動きに注目。
PPIや住宅着工、製造業景況指数などに加えFOMC議事要旨が公開される。
連休を挟んだことでウイルス感染による警戒感が徐々に後退する中で堅調な米経済指標が示されれば素直にドル買いに反応するとみる。
一時的な下振れがあれば買いを入れておきたい。
下値目途としてはボリンジャーバンドの中心線が位置する109円ミドル付近、フィボナッチ61.8%戻しの109円付近が意識される。

今週のドル円予想レンジ:110円60銭(BB上限)~109円00銭(61.8%)

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[ユーロ米ドル]下落トレンド継続

(ユーロ米ドル週足)


ドイツの政局不安や景気減速懸念が拡大したことでユーロの下落が止まらない。
先週ドイツのCDU党首で次期首相候補と目されていたクランプカレンバウアー党首が辞任を表明。極右政党が勢力を伸ばす中で政局不安が広がりユーロ売りが進んだ。また、その後発表されたユーロ圏鉱工業生産が予想を大きく下回るなど欧州景気減速の懸念がユーロ売りを加速させた。
一方、米経済の強さや株式市場の上昇などからドル買いが進んだこともユーロ売りに拍車をかけている。
テクニカル的にみても1.1ドルを下回ったことでほとんど戻しがなく下落が続いた。
米国連休前にもかかわらず殆どポジション調整の動きが入らずに先週末もほぼ安値圏での引けとなった。
今週もこの下落トレンドは継続するとみるが、みんながあまりに弱気になった時は要注意。
一時的な買い戻しが入る可能性があることから、損切りは無理せずに入れて行きたい。
ただ、買い戻しが一巡すれば再び下落トレンドに戻るとみており戻り売りを入れておきたい。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0980(38.2%) ~1.0650

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[豪ドル円]RBA議事要旨とウイルス感染の動向

(豪ドル円日足)


新型ウイルス感染への懸念が高まると豪ドル売りが強まり、懸念が後退すると買い戻されるなど感染報道で一喜一憂。
中国経済の影響を受けやすい豪ドルだけにウイルス関連の情報に反応しやすい状況となっている。
ただ、ウイルスの影響を「新型コロナウイルスの影響は不透明だがそれ以外の見通しでは改善している」「中国の経済刺激策は豪州経済にとってプラス材料」「インフレ率を目標水準に戻すことを急いでいない」などと発言。豪ドルの下支えとなった。
今週はRBA議事要旨が公開される。ウイルス問題に加え長期の大規模火災による影響により懸念されたが予想ほどハト派的な内容ではなったことで買いに繋がった。
もし、声明文よりもハト派的な内容となれば一時的に豪ドル売りに反応するだろう。
ただ、全般にウイルス感染による懸念は徐々に後退する中でリスクオンの動きがみられるだけに押し目買いを狙うチャンスでもある。
73円付近で買いを入れてみて72円ミドルを下回るようなら損切りを入れて行く。

今週の豪ドル円予想レンジ:74円80銭(61.8%)~73円00銭

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[全般]新型ウイルス拡大懸念後退へ

先週は新型ウイルス感染を巡り市場は一喜一憂する動きが続いた。しかし、中国も含め各国株式市場は堅調な地合いを保つなど一時の過度な警戒感は見られない。
今週は徐々に落ち着きを取り戻す中でリスクオンの動きが徐々に高まるとみている。
先週末のNY市場では米1月小売売上が0.3%と予想通りとなったが前月分が下方修正されたことでドル売りが先行。NY株式市場も前日に引き続き続落して始まりドル円クロス円ともに下落。しかし、その後株価の下落幅が縮小するとドル円も買い戻しが入るなど米国三連休前のポジション調整的な動きが目立った。
先週はウイルス感染拡大が鈍化するとの見通しからドル円が110円台に乗せる場面も見られたがすぐに反落。中国が感染者数認定基準の見直しを行い感染者数が一気に増加したことで懸念が拡大したためだ。
しかし、ウイルス感染拡大は2月をピークに4月に終息するとの見方が広がる中で市場は徐々に落ち着き始めている。
パウエルFRB議長の議会証言ではウイルス感染による世界経済への影響は懸念を示したものの米経済は非常に良い状況であると発言。また、短期債購入も今年7月には縮小する考えを示唆するなど、米経済の底堅さを示すものとなった。
NY株式市場も感染懸念が広がる中でも連日最高値を更新するなど感染の影響を除くと市場はリスクオンの動きが先行しやすい状況。
今週月曜は米国とカナダがプレジデンツデーで休場となるなど連休明けから市場の雰囲気が変わる可能性がある。
感染拡大による経済への影響は今後の経済指標の結果により徐々に明らかになる。
どこまで悪影響が広がるか不安感はあるものの、感染が収束すれば遅かれ早かれ再びリスクオンの動きが始まることになる。
下振れするようなら買いのチャンスとみる。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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